2017年9月29日国境の町ザミンウードまであと60km。
朝。
南下して来たからか、あまり冷え込まなくなってきた。
もう氷点下を下回ることも無いのかな。
朝から追い風気味。
お昼前には国境まで行けそう。
こうやって馬を横目に走るのも今日で最後。
そしてザミンウード手前のゲート。
なぜか1kmくらいの未舗装区間を挟み、
町に到着。
余っているモンゴルのお金をスーパーで使い切る。
実はこの国境は自転車では通れないらしくて、車に乗せてもらわないといけないらしい。
ものすごいジープの行列ができているので、これに乗せてもらうってことなのかな。
とりあえず進むと、やはり先のゲートで警察に止められ、列に並んでいるジープに乗っていきなさいと。
50元(約850円)で乗せてもらう。
きれいな舗装路を走ってるのになのにこんな揺れる? っていうオンボロジープにピーターも若干不安そう。1列でしか通れない検問を通る時なんかは、入り口のところで車同士が思い切りエンジン踏み込んで押し合いをしてて、完全にルパンの世界だった。
無事出入国検査を終える。
モンゴル出国手続きの際に5000トゥルグル(約230円)を請求され、スーパーでお金を使い切ったことを若干後悔する。
あとやっぱり中国の入国検査では別室送りになり、また別に荷物検査などを受けることになる。これまでの3回の中国の出入国検査で、3回とも別室送りになっている。他の国では1度もないのに。
再び中国へ入国。
看板がなぜか中国語とモンゴルの旧字体での表記だった。
なぜ旧字体。
中国側の国境の町でお昼ご飯。
ネット作業をしている内になんだかんだで夕方。
あと1時間くらい走っておこうかと出発したところにこの看板が目に入る。
中国では「ホテル」の表記がいくつかある。
「旅」の字からここもホテルなのかな、だったら一泊30元(約500円)ってことかなと思い訪ねてみると、やっぱりホテルで一泊30元でした。
安かったので泊まっていきます。
前回の中国滞在中に、中国では外国人の泊まれるホテルが少ないという話をしましたが、ここは問題なく泊まれた。
聞いた話では、中国では宿泊者の情報を警察に届けるという決まりがあるらしい。ただ高級ホテルを除く、中級以下のホテルには外国人を登録するためのシステムがあまりなくて、外国人は泊まれないってことらしい。
中国ではまだウルムチって町のユースホステル以外に泊まったことが無いので、どのくらいの安ホテルが外国人の登録システムを持っているのかは知らない。
この先、北京に向けて町も人口もどんどん増えていくからホテルに泊まる機会も多くなると思う。ホテル探しにいちいち手間取ることを思うと少し憂鬱。
やっぱ卵ボーロは日本製に限るな。
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