◇記事一覧

ニコニコ生放送に出演するよー

 なんと僕みたいなへっぽこ自転車旅行者が,超有名自転車旅行者である染谷翔さんのニコニコ生放送に出演させていただくことになりました。
 明日,21日(日)の16時から17時までの生放送になります。
 当日は染谷さんと『自転車旅行』をテーマに座談会という形でお話をすることになります。
 なんでもお願いしてみるもんですね。
 
 染谷さんのブログ→『染谷翔の自転車世界一周ワロスw
 放送のページ→『そめやんパラダイス ~海外自転車旅行者の座談会~
 ※視聴にはニコニコ動画のアカウントが必要です
 

2013年04月 20日23:30 出発前

ニコ生からの帰還 その1

4月22日(月)

先日のニコ生を見てくださった方,どうもありがとうございました。
ニコ生は東京で行われたので,京都まで自転車で帰った。
東京~京都の定番,国道1号線で帰ると見せかけて,山道を通って帰ることにした。
アルプス山脈の間を抜けていく鬼畜ルートとなる。

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今日はずっと国道20号,甲州街道のお世話になる。
それにしてもほんま東京って走りづらい。
車は多いし,信号は多いし,線路は多いし,早く都会を抜けたい一心でペダルを漕いだ。

八王子を抜けた辺りでようやく都会を抜け,山道に入った。
それはそれでしんどいんやけど,すごい気持ちがいい。

そうこういっている間に神奈川に入り,
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山梨に入り,
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さらに山道を登る。
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この帰り道は,一応旅行の練習を兼ねている。
僕は一人でテントも張ったことも無いし,キャンプでの自炊もしたことが無いので,旅行に行く前にそういった経験をしておこうと思って。

夕方,山梨の山奥の小さな町に着く。
ツーリングマップルに載っていたキャンプ場に向かう。

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月尾根自然の森

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入り口

ここちゃんとやってんの?
すでに潰れてるにおいがプンプンするんやけど。
入り口を進んでみるけれど鎖でふさがれているし,看板に書いてあった電話番号に掛けてもつながらない。

不安にかられながらも,近所の人にキャンプ場についてきいてみると,近くに管理人の人が住んでいるみたいだった。
管理人さんのおうちを尋ねると,キャンプ場は一応やっているみたい。
入り口の鎖をはずしてもらい,中に入らせてもらった。

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キャンプ場ってほとんど来たことないんやけど,こんなとこなん?
キャンプ場って地べたが芝生のイメージがあるけれど,これただの山のひらけたところやん。

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他のお客さんもいないし,一人で黙々とテントとご飯の準備をする。
このムーンライトテント,微妙に設営の仕方が間違っている気もするけれど,これは本当に設営が簡単!
慣れていって手順を多少省いたりできるようになれば,下手したら2,3分くらいで組み立てられるんじゃないだろうか。
ご飯はスパデッティを湯がいて市販のソースを掛けただけのもの。
あとこのストーブもすごく簡単に火を付けることができるし,しかもとにかく軽いので持ち運びにも困らない。まだ一回しか使ったことがないけれど,アウトドアショップの店員さんが絶賛するのもうなずけるいい商品。

ご飯を食べたあと,意味無くお湯を沸かしてみたり,適当にその辺の木を燃やしたりして時間をつぶすが,すぐにやることが無くなり,8時半ごろに就寝。

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2013年04月 28日10:57 出発前

ニコ生からの帰還 その2

4月23日(火)

今日もひたすら20号線を登っていく。
少し進んだところに,“日本三奇橋”の1つである『猿橋』というものがあったので寄り道していた。

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ちなみに“日本三奇橋”に出会うのは『猿橋』が2つ目。
初めて見つけたのは,山口辺りにある『錦帯橋』。ここも自転車旅をしていて偶然出会った。
こういう偶然の出会いがあるのが,自転車旅の醍醐味だなと思う。
あらかじめ目的地を決め,そこまで車や電車ですっ飛ばすような旅行の仕方じゃまず味わえない面白さがある。
またいつか,日本三奇橋の残りの1つも,偶然の出会いで見つけてみたいな。

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なんでこの橋が“奇橋”なのか分からなかったけれど,登校中の男子中学生に聞くと,「この橋には柱が無いから珍しい」とのことだった。
橋の下にある瓦が関係しているのかと思ったけれど,ぜんぜん関係なかった。


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甲府市でお昼ご飯を食べ,まだまだ山を登り続ける。
今回は荷物が多いので,山のぼりが本当にしんどい。まあ僕自身,ここ半年で7キロくらい太っているのでそれも大きいんやろうでど。
旅に体が慣れてきたら,上り坂も気持ちいいんやけど,運動不足の状態で登ってもただしんどいだけやし,ほんまにイライラする。もう新幹線で帰ったろかと本気で思ったくらい。

しばらく走り,長野に入ってもまだ登り,富士見町駅前でようやく峠の頂上に到達。

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富士見駅

なかなか雰囲気の良い駅。
標高が確か1000メートルくらいだったかな?
この町は“富士見町”っていう名前やけど,この辺りから富士山が見えるのかと思って,駅員さんに尋ねてみるが,「…まあ,高いところに行けば見えるんじゃないですかね?」とあいまいな感じで返された。
“富士見”っていう名前やけど,別に富士山がよく見える名所みたいな感じでは無いっぽい。

駅前には下校中の高校生の姿がちらほら見えた。
この子たちも大学生とか社会人になって都会に住むようになったら,新しい友達同士で「地元どこなん?」って話になって,「長野の富士見町ってとこやで」と答え,「えっ,長野から富士山見えんの?!」と尋ねられ,「うん…まぁ,高いところ登ったら見えるんじゃない…?」みたいな気まずい会話をしなければならない運命にあるんだなと考えていると,少し切なくなってきた。
自転車に乗っているときは大体こんなどうでもいいことを考えている。


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峠を少し下ったところで諏訪湖で有名な諏訪市に到着。
雰囲気のいい町。
なぜか都会過ぎない町の方が第一印象が良い。

銭湯に入り,スーパーで買い物して,諏訪湖のほとりで残っているスパデッティを湯がいて,たらこソースを絡めて食べる。翌日は朝から一日雨の予報だったので,今日はネットカフェに泊まることにする。

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2013年04月 30日13:41 出発前

ニコ生からの帰還 その3

4月24日(水)

今日は1日雨。
言っても小雨なので,走れると言えば走れるけれど,夕べネットカフェで読んでいた『ダイヤのA』の続きも気になったので,今日1日ネットカフェに引きこもることにする。
ここのネットカフェは,コンビニと丸亀製麺が隣接されていて,自転車で3分のところに銭湯とイオンがあるという神がかった立地だったため,快適に過ごすことができた。
まだニート歴1ヶ月やけど,ずいぶんとニートが板についてきたな。


4月25日(木)

昨日とは打って変わり,自転車日和のいい天気になる。

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峠を登ったところから見える,朝もやの諏訪湖
こういった景色を見られるのも,自転車旅行ならではなのかもしれない。
今日から国道19号線,中山道を名古屋方面に進む。

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贄川(にえかわ)駅
ものすごく雰囲気の良い駅。
一回こんな駅で野宿がしてみたい。

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ゆうけどこれ駅やしな。
中山道には宿場町がたくさんあって,こんな雰囲気の良い駅がゴロゴロしている。
走っていてすごく気持ちが良い。

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景色もいいし,この自然の中を走っている感じがなんとも言えず心地いい。
ただこの道は,近くに高速が通っていないのでトラックがすごく多いのが残念。
3秒に1台のペースで常にトラックが通るので,すごいうっとうしい。
朝から晩まで,何をそんなに運ぶもんがあんねんって思った。

宿場町のひとつに立ち寄ってみた。

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奈良井宿

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昔ながらの雰囲気がいい。
こんなとこに泊まってみたいな。

中山道って雰囲気はすごくいいんやけど,ずっと同じような景色なので,さすがに朝から晩までずっと走ってたら飽きてくる。
自転車で走るのは気持ちよくておすすめやけど,1日で走りきるのはおすすめできない。

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夕方,長野県から岐阜県に入り,今晩はどこで寝ようっていう話になり,晩御飯を食べながら考える。
今いる岐阜県恵那市の周辺にはキャンプ場もネットカフェも無いようだ。
議論の結果,今日は駅で野宿をしようということになった。

JRの線路沿いにしばらく進んでみるが,大都会名古屋が近付いていることもあって,町の規模が大きくなってきて,なかなか野宿に適した,こぢんまりしたいい感じの駅が見つからない。

結局,深夜0時まで走り続けても手ごろな駅が見当たらず,岐阜県土岐市の公園で野宿するという結果に終わった。

2013年05月 03日01:03 出発前

ニコ生からの帰還 その4

4月24日(金)

朝5時半に名前も知らない公園で起床し,寝袋を片付け,夕べ買っておいた朝ごはんを食べ6時に出発する。
夕べは深夜0時まで走っていたので,正直さっきまで走っていた感覚すらあるけれど,大都会名古屋も近いことだし頑張る。
それに雲のすき間から漏れる朝日も神々しいことやし。

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基本的に“自転車旅行”と“都会”は相性が悪いように思う。まず交通量や信号が多くて走りにくいし,それに都会は身なりがきれいなおしゃれな人ばかりなので,汗だくになって自転車を漕いでいる自分はどうしても場違いに感じてしまう。なので僕なんかは都会に着くと一刻も早く抜け出したくなるんやけど,それでも久しぶりの都会はやっぱり安心感があってホッとする。
なんぜ,今回のアルプスを抜けるルートでは都会がほとんど無かった。それなりの町はあっても基本的には“観光地”としての町が多かったように思う。
なので,大都会名古屋には俄然テンションが上がった。

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名古屋駅

と言いつつ名古屋駅に着くころには,走りにくい都会がぼちぼちうっとうしくなってきてるんやけど。
実は名古屋に着くまでの自転車を漕ぎながらの度重なる議論の結果,名古屋からは新幹線で帰ろうかという案が出ていた。

正直ちょっとめんどくさくなってきたからとか,早く家に帰りたいからという理由も,気持ちの多くを占めているのだが,もうひとつ。
実は僕には毎日服用しなければならない薬がありまして,当然この小旅行にも持ってきていたわけですが,昨日かおとつい,うっかりその薬をなくしてしまって,昨日は(ひょっとしたらおとついも)薬を飲めていないわけです。
とりあえず今日は薬飲んどかなまずいから,今日中には京都に帰りたい。幸いまだ午前中やし,名古屋から京都まで帰れないことはないけど,京都にたどり着くまでには,ラスボス『すずかとうげ』も控えてることやし,このまま進むとなると,それなりの覚悟が必要になってくる。

結局なんやかんやで,このまま進むことにした。
理由は特に無い。まあせいぜい「せっかくだから」くらいの心境だとは思う。
関係無いが,名古屋の女性は心なしかミニスカートの人が多いように感じたのは気のせいだろうか。


昨日までは
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この程度だった木曽川も,今日河口付近で見ると

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こんな大きく成長していた。
昨日今日とずっと木曽川沿いを走っていて成長を見届けていたので,なんだか感慨深い。
不思議と僕も頑張らないとという気になってくる。


そんな気持ちで頑張ってペダルを漕いでいたのですが,三重県に入ってすぐの桑名市であっさり断念し,電車で帰ってくることとなりました笑
やっぱり向かい風の中自転車を漕ぐのはしんどいということで。
それに小雨もぱらついてきたり来なかったりしたので,あっさりくじけて電車で帰ってきた。
しょせん「せっかくだから」程度の気持ちだったわけである。

今回は旅行の練習として,新しい自転車で荷物を積んで長い距離を走ったり,新しい装備の使い心地を確かめることが大きな目的だったので,特にちゃんと完走しようといったこだわりは無かったが,それでもやはり家に着いたとき,自分自身に対し,心から労えないのが少しさびしく感じた。

おわり
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2013年05月 05日01:16 出発前

出発1週間前の決意表明

とうとう出発まであと1週間となった。
3月で仕事を辞めて,だらだらしているだけでもう2ヶ月も経ったのかと思うと,少しぞっとした。

出発が目前に迫っているが,まだあまり出発の実感がなく,そこまで緊張は無い。
しかし,ここ1週間くらい毎晩おなかが痛くなるし,毎朝4時か5時に目が覚めて,そこからなかなか寝付けない日が続いているので,実はむちゃくちゃビビッているのかもしれない。

もう準備はほぼ終わっているので,早く出発してしまいたいのだが,別にワクワクしているわけでもない。
どちらかと言うと,レーシックの手術を待っているときの気持ちに近い気がする。手術は怖いけど,待っている時間も怖いから早く手術して楽になりたいみたいな。
そう考えるとやっぱりビビッてるんやな。

出発までの一週間,旅行の準備ですることはほとんど無いので,ピアノの練習を頑張ることに決めた!
僕はピアノを弾くことが好きなのだが,最近は自転車世界一周の勢いに追いやられ,ピアノに対する情熱が影をひそめていたので,あと1週間やけど頑張ることにする!
ホールニューワールド弾けるようになったるんや!

2013年06月 03日22:33 出発前

出発前日

とうとう出発前日。
住民票も抜き,頭も坊主にし,荷造りも終え,長かった出発準備がようやく全て完了した。
本当に長かった。
もう一生来ないんじゃないかと思っていたくらい待ちわびていた瞬間が,もう明日なんやな。
ウソみたいに感じる。

冗談抜きで星の数ほど不安や心配事があるが,意外とそこまで恐怖はない。
出発直前はもっと恐ろしいものだと思っていたけれど。
以前は,たった一人でチャリンコで世界一周してくるなんて馬鹿げたこと正気じゃできないな,なんて思ったもしていたが,思ったよりも正気だ。
ひょっとすると,この期に及んで出発の実感が沸いていないだけなのかもしれない。
アラスカで一人自転車を漕いで生活していくとかまるで現実感が無いのだが,とりあえず現実的な問題として,来週からガッキーのドラマを見れないことと,ハンターハンターの連載が再開されたときどうするかが問題やな。

2013年06月 09日20:29 出発前

出発の朝

これまで,自転車旅行の前日の晩はほとんど寝られないことが多かったが,夕べは不思議とすぐに寝付けた。
朝は5時過ぎと早めに目が覚めたけれど,何かとやることが残っているのでちょうどいい。

朝から夕べのガッキーのドラマの録画をみて,部屋の片付けと掃除をして,ピアノの練習をしていた。
ホールニューワールドを練習していたが,中途半端な完成度で旅立たなくてはならないのが悔やまれる。
もっと早くから練習しておけばよかった。

次,日本に帰ってくるのはいつになるのだろう。
ピアノは全部忘れてしまってるやろうな。
日本で何気ない日常を過ごすこともしばらくは無いんやなと思うと,
改めて,ものすごい犠牲を払って旅に出るんやなと実感する。

家族や友達と会うこともしばらくはない。
最近,親戚の家を回ったり,友達と会って,出発前最後のあいさつを済ませてきたが,
いろんな人が心配,応援してくれた。
個人的な趣味に対してこれだけ応援してもらえるのは,少し恐縮してしまう気持ちもあるが,
とてもありがたいとも思う。
計画通り旅を進められるかも大切だが,それよりもともかく,
ちゃんと無事,生きて日本に帰って来ないといけないなと強く感じている。

この場を借りて,今までありがとうございました。
気をつけて行ってきます。

2013年06月 10日11:36 出発前

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