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日本での日々

2015年5月21日~
もう1ヶ月以上前の話ですが,先月の6月10日は僕が自転車旅を始めてちょうど2年という日でした。
まさか日本で2年の節目を迎えるとは思いませんでしたが,今はとりあえず再出発に向けて準備中です。
あまり準備してないですけど。

久しぶりの日本ですが,離れていたのも2年程度なので特に何が変わったわけでもなく。
スーパーと自転車屋とコンビニが増えたなと感じるくらい。

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あと知ってましたけど,日本のwifiの無さに驚愕しています。
今のところ駅などの公共の施設を除けば,スタバ以外でwifi見たこと無いですし。
ただスタバだったら全店舗にある訳でもなく,最寄りのスタバにはwifi無かったですし。
wifiのないスタバとか恐らく世界中探しても日本にしかないと思われます。
日本に帰ってきて一番ビックリしたのが異常な数の外国人観光客なんですが,彼らはどうしやってネットに接続していてるんでしょう?

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僕が通っていた大学。
久しぶりの日本でしていることと言えばピアノを弾くくらい。
旅行中の2年間満足に弾けなかった反動もあって,ほぼ毎日,母校の大学に行ってピアノを弾いていた。
このピアノは,僕は大学生の時にピアノを弾き始めるきっかけとなった,思い出のピアノでもある。
在学時からここでは,明らかに学生ではない訳のわからんおっさんがピアノを弾きに来ている姿をよく見かけたけれど,今は僕がそのわけわからんおっさんになっている訳である。

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反響も良くて,間接照明の感じも良くて,僕はここで弾くピアノが一番好きです。
2年のブランクを取り戻すのは大変かと思いきや,元々大した実力でなかったこともあり,簡単に腕前は戻ったし,むしろ今が一番上手い気すらしてきた。

近況その1 プチ講演会をさせてもらいました

帰国後少しして,このブログを見てくださっている方からメールをいただき,実際にお会いするというイベントがありました。

大阪に住むご夫婦の方だったのですが,なぜか京都市民の僕が,逆にそのご夫婦の京都でのおすすめのお店に連れて行ってもらいました。すごくいいお店だったので,さりげなく宣伝をしておきます。
なやカフェ
※要予約なのと,ご飯が出てくるのがすごくゆっくりなので注意。ただ,オーナーさんのお話がとても興味深かく,待っている時間も退屈しない大変楽しいお店でした。HPを見て興味を持たれた方はぜひ。

まあそこでは普通にご飯を食べてお話をして解散だったのですが,そのお会いしたご夫婦がちょくちょく自宅に講師を招いて講演会を開催するという趣味(?)をお持ちの方で,後日,僕もそこでちょろっと喋らせてもらうことになったのでした。    

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まだ世界一周という目的を成し遂げた訳では無いのにこうして喋らせてもらうというのもおかしな話ではあるんですが,まあせっかくということで。

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来ていただいたお客さんは13人でした。
2年間の旅行のなかで,特に印象に残っているエピソードを7つくらい,写真とともにお話しました。
なんせ慣れないことなので,終わるとどっと疲れたのですが,とても楽しく貴重な経験をさせてもらいました。また世界一周を走り終え,日本に帰国した際にはまたやりましょうねと言ってお別れをしましたとさ。

2年の蓄積

2年間の自転車旅での蓄積。

ブルックス
新品の状態のサドル
これが…,

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こんな感じに。
革製のサドルなので僕のおしりに馴染んで,多少変形している。

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ギアの歯車も小さくなるにつれてかなり削られている(歯車が小さいほど軽いギア)。
使用頻度で言えば,「真ん中→小さい→大きい」の順なのだが,小さいギアは山道を上るときに,全体重を乗せながら負荷をかけて使ってきたので消耗が一番激しいんだと思われる。

アフリカへの想い

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旅先で出会う色んな海外旅行上級者の話を聞いていると,意外とアフリカの人気が高いことに驚く。
「アフリカがすごい良かった」
とか,
まだ行ってない人も,
「世界の中でも特にアフリカを楽しみにしてる」,「ぜひ一回行ってみたい」
とかとか……。

そういう話を聞くたびに,僕は,「……へ,へぇ~(^^;)( こいつ本気で言ってんの?)」と思ったものです。
僕はどちらかというと,途上国よりも先進国,貧しく小汚い町よりもきれいな町並みを見てみたいという,極めて一般的で平均的で常識的な価値観の持ち主なため,アフリカに行きたいと思ったことは一度もない。
ピラミッドにはそこまで興味がないし,アフリカの少数民族には全く興味がない。というかできたら会いたくない。野生の動物にはかろうじて,微かな興味を抱くけれどアフリカに行ってまで見たいものではない。

そんな前置きから入っておいてなんですが,再出発はアフリカからのスタートとなりました。
この記事を書いている時点でも,アフリカへの想いは変わらずですが,なぜあえてアフリカを選んだのか?
それはやはり,『自転車旅』だからです。

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僕がなぜ,わざわざ海外で自転車旅をしているかというと,日本じゃすぐ終わるからというのも一つですが,『日本にはない景色の中を自転車で走りたい』というのが大きな理由としてあります。
例えば南米のアンデス山脈で見た大自然の景色は,日本ではまず見れないスケールのものでした。まだ大陸2つしか走ってないですけど,“世界で最も自然のスケールがでかい”のは南米だろうとすでに確信しています。
そしてこれからもそんな,日本では絶対に出会うことのできない「世界で最も○○な場所」を自転車で走りたい。
そのためには,ある意味日本から最もかけ離れたアフリカという場所は避けて通れないと思ったのです。
「世界で最も○○」の「○○」の中には「過酷」とか「辛い」とか「終わってる」とか,ネガティブな言葉が入る気しか今のところしないですけど,そういうのもひっくるめて体験してきたいなと思いアフリカ縦断を決意したわけです。

アフリカルート
過酷な大地アフリカといえども,意外とたくさんのサイクリストが縦断していて,みんなが通る比較的安全(?)な定番ルートみたいなのも存在するらしい。なのでそのコースをなぞって,ちゃちゃっと終わらせたいなと思っています。
出発はエジプトの首都カイロ。
そこから大陸の東側を通って南下し,ゴールは南アフリカの南端,喜望峰。

出発は11月1日。
もっと早くに出発するつもりだったけれど,のんびりしていたら航空券を買うのが遅くなった。
アフリカへは成田空港発になります。
やっぱり基本的に関空よりも成田を利用する方が安いみたいだ。
というわけで今回は自宅スタート。
京都から東京まで自転車で走って行くので実際の出発は10月の終わり。
東京でパッキングして飛行機に乗り込むことになります。

『新しい自転車を買う』の巻

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これれまで,アラヤのスワローランドナーという自転車でアメリカ大陸を爆走していたのですが,実は今回の一時帰国で自転車を買いかえることになりました。

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一回ボリビアで派手にこけたことがあったのですが,その時にフレームが若干曲がって割れてしまったのです。ボリビア~アルゼンチンまでは問題なく走れていたのですがずっと気になっていたので,日本で自転車屋さんに持っていったところ,「……末期です」とのこと。

新しい自転車を買うにあたって,条件として考えたのが,
1.『マウンテンバイクベースの自転車』→以前がロードバイクベースだったので
2.『26インチのタイヤ』→途上国でも手に入りやすい
3.『フレームがクロモリ(鉄)』→丈夫で溶接が可能
の3点。

簡単に見つかるやろうと思って探してみるんやけど,これが全然見つからなかった。
頑張って探して,唯一見つかったのが『Surly(サーリー)』というアメリカのメーカーの自転車。
このサーリーというのが自転車旅業界では超有名なメーカーで,北米~南米で出会ったサイクリストの半分かそれ以上がサーリーに乗っていたくらいメジャー。
これまでアラヤっていう日本のマイナーなクラシックバイクに乗っていたのに,そこから超ど定番のサーリーに乗り換えるというのもどうかと思うので,なんとなくサーリーは避けたい。

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で,さらに探して見つけたのが,『VIGORE』という地元京都のオーダーメイドの自転車メーカー。
前回が日本製だったので,なんとなく今回も日本製がいいなと思っていたので,ちょうどいい。
このメーカー,一般的にどのくらい有名なのかは知らないけれど,とりあえず京都ではちょくちょく見かける。

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ここでオーダーしてツーリング仕様のマウンテンバイクを購入。
色は前回と同じく赤。カバンも引き続き同じ赤いのを使うので。
お値段は本体が18万円。
ここから耐久性の高いタイヤにバージョンアップさせたり,その他いろいろと買い足したりしたので,総額でいうとたぶん23~24万円くらい。
改めて自転車って高いなって思った。

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近況その2 一時帰国の終わりに

コカコーラの自販機のジュースの補充に熱い汗を流した夏が終わり(バイト),……そして秋。
早いもので,5月のわりの一時帰国からもう5ヶ月が経つ。
再出発は目前,というか明日に迫ってきた。
お金も無事,世界一周の後半戦を終えるにはギリギリ足りないくらいの額まで貯まり,再出発の準備も大体整った。

一時帰国中には,お金を貯めること,装備品を一新することと同時に,ダイエットも頑張ろうと思っていた。何度か書いていますが,この2年間自転車旅をしていたのにも関わらずなぜか太ったので。
毎晩欠かすことなく夕食後にお菓子を食べ続けながらの過酷なダイエットではあったけれど,一応4kgくらい痩せて69kgからの再スタート。確実にお腹はへっこんだけれど,足も細くなっているので,良いのか悪いのかはわからない。とりあえず今度は太らないように気をつける。

最近読んだ本に,『明日死ぬと思って行動し,永遠に生きられると思って考える』という言葉があった。
この言葉は日本で暮らすよりも多少死ぬ確率が高い日々を過ごすことになる僕の胸に強く響き,後悔のないよう日本ではなるべくやりたいことをやっておこうと思っていたのだが,一時帰国が終わってみれば結局やり残したことは多い。残念。
ろくろ体験は世界一周後の楽しみに取っておく。
最近読んだ本↓


これはやり残しってわけじゃないけど,帰ってから頑張って覚えたピアノの曲を誰に披露することもなくまた海外に出て忘れてしまうのは悲しいので,この場を借りて披露したいと思います。

Chouchou『even butterflies will be』
こういう静かで和音がきれいで悲しげな曲が好きです。
1:35辺り,2番の入りの時に左手が鍵盤を探して一瞬オロオロしているところがポイント。

帰国するちょっと前に知ったピアニストの曲で,聴いてすぐにハマった。5月の終わりに実家に帰ってきて,何よりも先にしたことが,この人のCDアルバム(※ピアノの楽譜付き)をアマゾンで注文することだった。
これ↓


ずっと更新が無かったにもかかわらず,訪問者カウンターの数が毎日更新時の半分くらいはあり,密かに申し訳ないなと心苦しく思っておりました。アフリカのwifi環境がどの程度のものなのかよく分かっていませんが,生存報告も兼ねてできるだけ更新していきたいと思っております。

昨日の話

2015年10月27日
京都~1

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再出発の朝。
愛犬とともに。
エジプト行きの飛行機が成田発なので京都の実家から東京まで自転車で行く。
東京には4日後に到着予定。

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せっかく日本を走るので、試しにこんなん付けてみた。
東京に着いたら捨てる。

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そういえば今回の再出発は最後の最後まで準備に追われバタバタしていた。
まず前日の朝にパソコンが潰れるっていうミラクルが起きたんやけど、すごいタイミングで潰れるなとビックリしすぎて逆に冷静を保てた。

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ギリギリとはいえ、出発前に潰れてくれてラッキーだったのか、出発後だったら保険でお金下りたのに残念だったのか判断が微妙なところだけれど、たぶんラッキーだっただろう。

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昨日は他にも用事が立て込んでいて、区役所で住民票がどうのこうのの手続きをしたり、携帯を休止状態にする手続きしたり、あいまに人と会ったり。
そしてパソコンを買いに行くんやけど、ただでさえ優柔不断な僕にとって、パソコンを即決で購入するという高難度な仕事を要求されてほんまに大変やった。

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ただなんとか購入できたんやけど、13.3インチのちょっと大き目のパソコンを買ってきてしまったことに家に帰ってから気が付く。今までは11.6インチのパソコンだった。ケースも買い換えるはめに。

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広い家電屋さんで大きいパソコンが並んでるのを見てたら、うっかり大き目のものを選んでしまうのは仕方のないことだし、前のパソコンの画面が11.6インチだったとか覚えているわけがないので、これはまあしょうがないことと言える。

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まだ荷造りも終わっていないし、部屋の掃除も終わっていないし、読んでいた本も途中までしか読めていないし。読み終わったら捨てるつもりで一応持ってきたけど。
今朝、やっと部屋の片づけが終わったんやけど、掛けようと思ってた掃除機が掛けれずじまいなのが、ささやかな心残り。

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そうこう言っている内に滋賀、三重を通過し、愛知へ。

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午後5時過ぎ。
時間的に今日は名古屋まで。
本当はもうちょっと進みたかったけれど。

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イオンで晩御飯と明日の朝ごはんを買って、イオンの向いにあった銭湯に入って、ちょっと町はずれの住宅街の公園で久々の野宿。一応この辺りに住む人に、治安情報は確認済み。

走行2日目

2015年10月28日
京都~2

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名古屋を出発。
道がややこしいのでコンビニの地図で確認していく。
携帯を休止状態にしていてネットが使えないのでアナログ旅です。

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バイパスの下を走る。

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都会を抜けてようやく走りやすくなる。
あ、そういえば昨日付けていた「自転車世界一周中」の看板は早くもゴミ箱にポイとなりました。
東京までノーポイの予定だったんですけど、もういっかと思ってポイしました。
たまに「日本一周中」みたいな看板をぶら下げて自転車で走っている人を見かけますけど、あんまり好きじゃないんですよね。ああいうのって。これ見よがしな感じがして。
じゃあ何で付けててんって話ですけど、気まぐれというか試しにちょっと付けてみよかなと思っただけなので、深い意味はないです。

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結局昨日半日くらいしか付けて走ってなかったんですけど、ロードレーサーに追い抜きざまに「ガンバッテ」と声を掛けられること1回、車から手を振られるのが2回ありました。ただ、果たして看板の効果なのかは不明。付けてなくても話しかけられたので。

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愛知県豊橋市。
定食屋でご飯を食べて、いつも海外でそうしていたように店員さんにお願いして、ペットボトルにお水をいただく。この行為は日本ではアリなのかちょっと難しいところだけれど、店員さんの感じがすごく良くて、去り際には「頑張ってくださいね」と声を掛けてくださったので、まあアリだったんでしょう。

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静岡に入る。
この静岡とかいう県がまたデカいんですよね。
一回自転車で走ったことがあるんですけど。

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そういえば静岡ってこういう自転車通行禁止のバイパスもちょくちょくあって走りにくかったことを思い出す。

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静岡県掛川市。
コンビニで駅の場所を訊き、ついでに「駅前辺りが一番栄えてるところなんですよね?」と確認したところ、「いや、まぁ一応……。でも何にもないですけどね。」と。
で、来てみたら結構いろいろあって、何もなくないやんって思った。
海外だとこういう風に謙遜して言う人はまずいない。日本独自のものなんだなと思った。

箱根峠に挑む

2015年10月29日
京都~3

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静岡県掛川市。
掛川城のふもとの公園で目覚める。
自転車旅における過ごしやすい町というのは、大きすぎず小さすぎずの絶妙な規模が求められるのだが、それを説明するのにちょうど良いのが、この掛川という町だった。
駅前に行けばいろんな食べ物屋さんがあり、マクドナルドなどのファーストフード店があり、それなりに賑わっている。しかしちょっと外れただけで、ひとけのない静かな住宅街になる。
野宿の場所も駅前の中心地から自転車で2~3分くらいのところで簡単に見つかったし、危険そうな雰囲気も全くなく快眠できた。
自転車旅行者におすすめの町。

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掛川を出て上りになる。
これが思いのほかきつくて、今日の夕方に向かえる箱根峠への自信を無くす。

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下ったところの町。
地元の高校生の登校に混ざる。

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静岡市の手前でもう一個の峠。
これは簡単でした。
トンネルは峠の頂上にあることが多いので、ゴール感覚。

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静岡市。
久々の都会。
でもスルー。

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海。

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静岡県富士市
地図確認のためスタバのwifiを借りてたら、このおじさんがコーヒーと甘い菓子パンをご馳走してくれた。
ただ僕は体に悪そうな菓子パンとかはできるだけ食べたくないし、この先に箱根峠越えが控えているので割と急いでいたのだが、その誘惑を断る程の固い決意は持ち合わせていなかった。

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ダッシュで箱根峠のふもとの静岡県三島市まで。
時刻は3時半。
時間的にギリギリな気がする。

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3時40分。
峠の頂上の箱根までは14km。
上り坂は時間が読めないので、ちょっと心配。

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3分の1地点。
ちょっと背筋が痛い。

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3分の2地点。
だんだん嫌になってきた。

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日が沈んでいくのと、雨がポツポツしてくるプレッシャーの中、死にもの狂いでペダルをこぎ続けて山頂。標高846m。
暗い中での山道の上りがほんま辛かった。
あと15分、到着が遅れていたらたぶん泣いてた。

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看板につられ、今日は贅沢して焼肉定食。
毎日野宿なのでちょっといいもの食べるくらいの贅沢問題ないでしょう。
肉とご飯をお代わりし、お会計2000円オーバー。

東京着

2105年10月30日
京都~4

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箱根山頂のパーキングエリアで起床。
寒い。

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ちょうど静岡県と神奈川県の県境。

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ちょっと下って芦ノ湖。
この先もずっと下りかと思いきや、ちょっと上って……、

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国道1号線最高地点(874m)
新しい自転車になってギアがだいぶ軽くなったので助かってる。

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ひたすら下って神奈川県小田原市。
町なかを走るのって常に周りに人がいる安心感があるからそんな嫌いじゃないです。
海外で100km、200kmの無人区間を幾度となく走ってきた自転車旅行者のセリフじゃないですけど。

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ダッシュで神奈川県を抜けて東京都。

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約束していた友人T氏と会ってお昼ごはんをご馳走になる。
店の前で写真を撮っていたら、漫画『新宿スワン』の作者のお父さんという方に声を掛けられ、ちょっと喋るっていう謎展開を挟みつつ、今日、明日で自転車の梱包作業に取り掛かり、明後日の飛行機でエジプトに向けて出発!

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