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山岳と酸っぱいぞうきんの国『エチオピア』

2015年12月12日
アフリカ3

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エチオピアとの国境。
普段は朝ごはんを晩の内に作っとくんやけど、今日は朝作る。
早く出発しすぎてもイミグレーション閉まってるかもしれないし。

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その後、出入国の手続きを終え、無事エチオピア入国。
エジプト、スーダンはイスラム教だったので、アフリカ文化とイスラム文化が入り混じった感じだったけれど、エチオピアからは完全にアフリカ。

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距離的に、首都まで895kmという目印だと思われる。
とりあえず200km先に大きな町があるので、できたら明日着きたい。

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アップダウンを繰り返しながら標高を上げていく。
エジプト、スーダンとずっと平地だったのに、逆にエチオピアでは山しかない。
とりあえずここから130kmくらい掛けて標高を2200mまで上げるということだけ調べてある。

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あまり走ってないけれど、立ち寄った村で休憩。

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揚げパン。
新しい国に入るといろんなものを食べたくなる。
ずっしりボリュームがあるのに1個4ブル(約22円)と安い。

昼にちょうど大き目の町に到着。
揚げパンで全然お腹は減っていなかったけれど、お昼休憩。

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旅行者の間で「酸っぱいぞうきん」と称されている、エチオピアの国民食「インジェラ」。
下の生地がインジェラです。
スーダンの食堂がフル(豆ペースト)だけだったように、エチオピアの食堂では「インジェラ」しか置いていないらしい。
つまりエチオピアでの運命は、これが口に合うか合わないかに掛かっているということ。

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僕は問題なく食べられました。
ビックリなのが7種類もある上の具が全部美味しかったこと。エチオピアの料理レベルはスーダンを超えるかもしれない。生地の酸っぱさも具と一緒に食べればそんなに気にならないし。

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そこからしばらく走ったら謎の通行止め。
今日は通れないからさっきの町に戻れみたいなこと言ってる。ふざけてるのか。
英語での説明も何言ってるかよくわからないけれど、とりあえず「プロブレム」と「ガン」と「ファイト」っていう単語は聞き取れた。やばい感じしかしないけれど、なぜか待ってたら僕だけ通してもらえた。車は待ったまま。いや、通してくれとは言ったけれど、これ本当に通って大丈夫なのか。

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通してもらえたのでとりあえず先に進む。
道はずっとアップダウンが続いているので、頑張っているわりに標高上がってない気がする。

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夕方5時ごろ。
小さな村にたどり着く。
ここで野宿用の水だけ確保しようと思って、町に入っていくと……、

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通行止めによる車の大渋滞ができていた。
ライフル持ったソルジャーたちが慌ただしく動いている。エチオピア怖すぎるんですけど。
道中ほとんど車に抜かされることは無かったから、みんなものすごい長時間待たされてるはず。

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どうしていいか分からず、とりあえずご飯にする。
もちろんインジェラ。
トマトソースみたいなのが掛かっている。お金とお腹に余裕があれば、もう一枚注文したいくらいに美味しい。生地の感じが薄い蒸しパンみたいでフカフカしていて、意外とペロッと食べられる。出てくるときはその大きさにびっくりするんやけど。

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その後、通行止めは解除され、予定通り野宿用の水だけ確保して、少し進んだところでテントを張って終了。今日は出入国の手続きとか通行止めとか、いろいろタイムロスがあり、90kmくらいしか進めなかった。明日ゴンダールまで行けるかな。

山岳地帯を越えて(前編)

2015年12月13日
エチオピア1
今日の目的地のゴンダールの町までは110kmほど。上りが続くことを考えると、行けるかどうか微妙なところ。

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ものすごい傾斜の上りが現れ始めてきた辺りから出発。

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逆光で見にくいけれど電線が山を越えているのが見えて、「うわぁ……」ってなる。
電線があるところに道は続く。

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南米チリの南部、アウストラル街道を思わせるアップダウンが続く。

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20kmくらい走って、ちょうどいいタイミングでちっちゃい村があった。

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初エチオピアンコーヒーで休憩。
そんなに美味しくはなかった。

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奥でエチオピアの国民食、インジェラを作ってたので、見せてもらう。
生地を流してクレープみたいにして焼く。
この生地は発酵させてあり、そのせいで酸っぱいらしいです。

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蓋をする。

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完成。

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出発。
この村を出発してからは、ずっと上りになる。

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傾斜は急。
かなり急。

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「地形的にあの辺がゴール(頂上)かな」とか考えながら走る。
一番奥の一番高いところら辺まで行きます。

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途中自転車を押してくれた子どもたち。
押すのはいいけど、引っ張るのだけは頼むから止めてほしい。

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何度も言うけど、傾斜は急。
本当に、この道相当きつい。

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景色はいい。

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頂上付近まで来て、傾斜も落ち着いたので、お昼休憩。

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もちろんインジェラ。
このトマトソースが一番の定番なのかもしれない。

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そこからちょっと走って、この町で一応頂上。
時刻は1時40分。
ゴンダールまでは60kmほど。
行けるかどうか微妙なところ。

長くなったので、前後編にします。
果たしてゴンダール到着なるか?

山岳地帯を越えて(後編)

2015年12月13日続き
エチオピア1
国境~ゴンダール間の峠の町に昼過ぎに到着したとこから。
日没のタイムリミットまで4時間半。
目的のゴンダールの町までは60km。
今日中に到着できるのか?

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町を過ぎると思いっきり下ってた。

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この下りの景色がすごい良かった。

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下りきった後は急こう配のアップダウンがひたすら続く。
いやもうすでに足パンパンなんです勘弁してくださいという思いをペダルに乗せて漕ぎ続ける。

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エチオピアの子どもは「ユーユーユーユーユーユーユーユー」と息の続く限りひたすら連呼して追いかけてくるんやけど、元気な時は何も思わないのに、もう体力の底が尽き掛けている状態で、必死になって坂を上っているときに聞くと、こうも神経を逆なでされるものかと思った。
ていうかこの「ユーユー文化」ってなんでエチオピアだけでこんなにも広まってるんですか。ほかの国ではほとんど言われることなかったけど。

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たまに「ユー! ウエルカム!」とかちょっと歓迎してくれるようなことを言ってくれるので、「サンキュー」って返したら、調子に乗って「マニーマニー」ですからね。
本当にしんどい中走っているので、切れそうになってくる。

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あと延々に続く「ユーユー攻撃」を無視したりぞんざいな対応をすると、後ろから石放ってきよるんですよ。エチオピアのクソガキどもは。このエチオピアの子どもの投石はサイクリストの間で非常に有名で、僕も初めて石を放られたときは「ついに来たか……」と思った。

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ゴンダールまであと30km地点。
ここまでゴンダールに到着できるかできないかの微妙なラインを保っていたけれど、ここでの休憩で完全に到着を諦める。アップダウンがきつすぎる。

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ここからはこのミニバスでゴンダールに向かう。
ここまで普通に走ってきましたが、たぶんここ、自転車で走ったらダメな道なんですよ。
昨日も「ガン」とか「ファイト」とかよくわからんことを言って、謎の通行止めをしていたけれど、この辺りは車の交通規制が掛かっていて、僕の確認した限り、車が通行できるのは1日1回。軍隊の護衛を前後に付けて、行列になって走る。だからこの区間では、その一回を除いて車はほぼ通らない。こんなに自由に走っているのは僕くらい。

そして村、集落、道端などそこら中に、木の棒、クワ、ショットガンで武装した男たちが集っている光景が見られる。時々僕も止められて、質問を受けたり、荷物検査を受けたりしていた。ショットガンを持ったおっさんに現地の言葉で詰め寄られる恐怖はなかなかのもの。一体彼らが何に対して警戒をしているのか僕にはさっぱりわからないし、ずっと不安を抱えたまま走っていた。なので昨日の野宿も実は結構怖かった。

そんな状況だったので、もう危険を冒して野宿はしたくなかったし、だからと言ってこの辺りでホテルがあるような町はゴンダールだけ。なのでどうしても今日中に辿り着きたかったのです。

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で、ゴンダール。

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ホテルにチェックイン。
250ブル(約1400円)。
高いけれど、超快適。
久しぶりにシャワーを浴びてすっきり。

真相を教えてもらう

2015年12月14日
エチオピア2
エチオピア最初の大きな町、ゴンダール。
今日は準備と休養のため1日休み。

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この町は一応観光地で、町の中心地にあるのはレストランやカフェが中心。
野菜や果物が買えるスーパーやローカルなマーケットはあまりない。

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エチオピアンコーヒー。
普通のコーヒーとは違う味がした。
5ブル(約28円)

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アボカドマンゴージュース。
15ブル(約84円)

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エチオピアではビリヤード場をよく見かける。


……まあそんなことはいいんですよ。
それよりもゴンダールで泊まっているホテルで、1年前に南米のペルーで出会った旅行者と偶然ばったり再会しまして……、

ってそんな奇跡もいったんは置いておいてですね、
昨日の記事で「この辺りは危ないみたいだ」って書きましたが、その彼曰く、本当にシャレにならんくらい危なかったらしいです。

彼は僕の2日前に国境を渡って、バスでゴンダールへ向かったらしいですが、途中、銃撃戦に巻き込まれたらしいです。何やら国境付近の村同士の間で紛争が起きていたみたいで死者も出ていたとか。

彼は途中、道路封鎖のため、丸1日を路上で過ごしていたらしいけれど、数十mのすぐ近くのところで銃撃戦が行われて、「もう僕はここで死ぬんだ」と思ったとのこと。その一方で、落ちていたカラの銃弾をお土産として持ち帰っているあたり、ちゃっかりしているなと思ったけれど。

走っていて、ちょくちょく武装した村民の集団を見かけたけれど、つまり自分たちの村に変なやつを入れないための自己防衛だったらしい。僕のような少し方向性の違う変なやつは一応通してもらえたけれど、一歩間違えば危なかったかもしれない。
立ち寄った町では、子どもたちは元気に走り回っているし、そんな争いが起きている雰囲気は全然なかったんですけどね。

首都アディスアベバを目指して

2015年12月15日
エチオピア2

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9時40分出発。
ホテルに泊まるといつも出発が遅くなる。

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ゴンダールっていうのがまたややこしい山の斜面に築かれた町なので、町を出るまでがちょっと大変。

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その後はのどかな景色が広がる。
国境~ゴンダールが、道の傾斜的にも治安的にも大変な区間だったので、すごく平和に感じる。

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ゴンダールからは、アディスアベバっていう変な名前の首都を目指します。
距離はあと700km。1週間前後で到着予定。

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前の山を越えるっぽい。

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相変わらず傾斜はきついけれど、1日休んでるから問題なし。

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峠道を越えて休憩。

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小さな村でも結構ビリヤード台を見る。

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この目の前の山も越えるのか?
電線の指し示す方角からして。

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やっぱり上ってた。

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6合目くらい。
こっちは良心的な傾斜でした。

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峠の向こう側。
結構下るな。

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何この岩。

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下った後はずっと平坦。後ろに見える山から下ってきた。
もう100kmくらいになるのに、不思議とそんなに疲れていない。
峠道でトラックにつかまって上ってたからかな。

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夕方、大き目の町に到着。
ゴンダールから首都まではまともな町もちょくちょくあるみたい。いつも通り、野宿の用意だけ整えて、町の外へ。

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民家がなかなか途切れず、野宿場所を探すのに苦労した。

半日走行で終わり

2015年12月16日
エチオピア4

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出発。
なかなか人の生活エリアが途絶えない。

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景色は気持ちいい。
景色は。

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丘越え。

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ここでトゥークリップが潰れるという痛恨のハプニング。
長く使うことを思ってわざわざ高い金属製にしたのに、まさか2か月経たず折れるとは。
しかも皮のベルトをその辺に置いていたら、後ろから来た牛の集団に食べられた。
ショックすぎる。

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アメリカ人サイクリスト。
軽装だったけれど、エチオピア国内だけの旅行らしい。
スーダン国境付近は危ないよと一応教えてあげたけれど、そっちには行かないみたいだった。

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常に人が周りにいるのが本当に嫌。
「ユーユー」、「マニーマニー」うるさいし。

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休憩は人のいないところで。
全然元気出ない。
若干お腹の調子が悪い気がするんやけど、ゴンダールで食べた生肉が原因かもしれない。

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エチオピアでは生肉が食べられていて、それをゴンダールで食べたのです。
ミンチ状で見た目はユッケに近い。
なぜかサラミ風味で美味しかった。
昨日から若干お腹の調子が悪い気はしていたけれど、昨日は全然問題なく走れていたのに不思議だ。

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お昼に思いのほか大きな町に到着。
都会のオーラを放っている。

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とりあえずアボカド、マンゴー、パパイヤジュースで休憩してと……。

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あまりに元気が出ないので、今日はこの町に泊まります。
夜はお腹に優しい野菜スープを食べて早めに寝る。

クズ国民ランキング更新!

2015年12月17日
エチオピア5
※今回はグチ回です。

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旅行者の間でよく知られている『世界三大ウザい国』というのがありまして、「インド」、「モロッコ」、「エジプト」の3カ国らしいです。インド、モロッコに関しては行ったことが無いのでわからないんですが、エジプトに関してはそんなにウザかったかな? と思うところです。

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それよりも声を大にして言いたいのは、「なんでエチオピアが入ってないんだ」ということです。

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これまで訪れた中で、人が一番腐ってたのはボリビアだったかなと思っているんですが、それをエチオピア人は清々しいくらいに軽く超えていきました。クズ国民ランキング、エチオピア人、暫定1位です。

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まずエチオピアと言えば、なんと言っても子どもが石を投げてくるというのが、世界中のサイクリストの間で有名ですが、なぜエチオピア人の子どもだけ、そんなことをするのか。
最近分かったのですが、それは大人の影響なのです。
村の店先なんかでジュースを飲みながら休憩していたりすると、子どもがウジャウジャと寄ってくるんですが、店の大人はそれを追っ払います。
その追っ払う手段が「石を投げる」なんです。
中南米で、人がノラ犬を追っ払うときに用いる方法と全く同じというのが悲しい。

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ちなみに石を投げるのは、中、遠距離攻撃としてで、近距離の場合は普通に殴ったり蹴っ飛ばしたりします。見ていて引くぐらい本気で殴ります。
エチオピアの子どもがすぐに石を投げるのはそんな大人の影響だと考えられます。

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そういう暴力の中で育ってきていることもあってか、「石を投げる」のほかにも、走っていて横を通り過ぎるときに「殴りかかるフリをする」、「持っているものを投げ付けるフリをする」といった、通りすがりの人間に対してするには悪質過ぎるいたずらもよく見られます。
環境が子どもを育てるんだということを、いろんな国の子どもを見ていて強く感じます。

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物を投げるっていうのも子どもに限ったことではなくて、走っているときに大人にサトウキビの皮をぶつけられたことがありました。
あとそれ以外にムカついた出来事というと、町の路上で子どもがお菓子を売っていたのでビスケットを買おうとしたら周りに人が群がってきたのですが、買い終えた後に自転車の後ろのバッグを見ると、唾を吐きかけられていたということもあった。

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本人は単なるいたずらのつもりなんだと思います。
でも、見知らぬ外国人に対してそうすることが、どれだけ自分たちの国の価値を下げているか気が付かないところが本当にクズだ。というかお前ら日本とかいろんな国に支援しもらって道路とか作ってもらったりしているだろうと。そういうことに頭が回らなくて浅はかな行動しかとれない。だから途上国民なんでしょう。

謎の不調

2015年12月18日
エチオピア6

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昨日の日記でさんざんエチオピア人に対するグチを書いておいてなんなんですが、昨日は民家の空きスペースにテントを張らせてもらっていました。通り過ぎざまにはうるさく声を掛けてくる子どもたちも生活スペースに入ってしまえば大人しいもので、一度も「マニー」とは言われなかった。

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ゴンダール以降、人の生活エリアが途絶えないので、人に見つからないところで野宿をするのはかなり難しい。エチオピアでテント泊をしたい場合は人んちにお願いして張らせてもらうのが一番な気がする。

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なぜ人の生活エリアが途絶えないかと言うと、エチオピアは牧場が多いんですよね。
エチオピアは牛肉の生産量がアフリカで1番らしくて、国境からここまで、常に牛がそばにいる。

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その割にはエチオピア人はカトリックだから水曜日と金曜日は肉を食べないらしい。

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立ち寄った町のレストランでコーヒー豆を炒ってた。

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だんだん黒くなっていく。

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その後、すりつぶした粉とお湯をこのポットにそそぐ。
そして10分くらい火に掛ける。

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そそぐ。
このポットは、コーヒーの粉が下の方に溜まって注ぎ口から出てきにくい形状になっている。
「セレモニーコーヒー」と言うコーヒーをふるまうイベントらしくて、ご馳走になりました。この「セレモニーコーヒー」、大層な名前ですが、全く珍しいものではなく、エチオピアではそこらじゅで行われている。
ちなみに日本のお茶みたいにお湯を継ぎ足して何度か淹れる。
味は日本で飲むコーヒーのほうが間違いなく美味しい。
ちゃんとコミュニケーションを取れば、エチオピア人もいい人が多いんですけどね。

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ちょくちょく立派な大木があって目を引く。

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エチオピアでは唐辛子がよく食べられていて、料理も比較的辛いものが多い。

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そして力尽きる。
なぜかここ数日、すぐにバテる。
スーダン、エチオピアの始めまでは、すごく調子よかったのに。
やっぱりゴンダールで食べた牛肉ユッケが原因なのだろうか。

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今日はホテルに泊まるために大きな町までヒッチハイク。
悪口書きまくっておいてすごくエチオピア人のお世話になっていますが、一応お世話になった人にはジャパニーズポストカードをお礼にお渡しているので、お許しいただきたいと思います。



そういえば「ブログ拍手」というものがありましたが無くしました。
ブログ拍手内で時々コメントを頂いていたんですが、その通知がメールで来るときと来ないときがあって、コメントをスルーすることがあったので(非公開コメントにすると通知が来ない仕組みになっていたみたいです)。コメントに返事できず、申し訳ありませんでした。



続く不調

2015年12月19日
エチオピア7
デブレマルコスから首都アディスアベバまでは約300km。お腹の調子が良くないので、ゆっくりペースで4日掛けて行く予定。

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日に日に足に力が入らなくなってる気がする。

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ヒッチハイクという言葉が頭をチラつくけれど、もうちょっと頑張ってみる。

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もうちょっと頑張ってみて、やっぱり無理かもという気がしてくる。
バナナと紅茶で休憩。

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でもさらにもうちょっと頑張る。

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やっぱりダメかも。
スーダンからエチオピアの途中までは調子が良かったので、調子の落差をすごい感じる。

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お昼ご飯のインジェラ(酸っぱい蒸しパンクレープ)。
29ブル(約160円)。
大体インジェラは20~30ブルが相場。これまでの最安は12ブル(約68円)。具が肉の場合はちょっと高めになる。

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となりの客が食べていたのが生肉ブロックで驚愕。
そこら中に牧場があるから、いつでも新鮮な肉が手に入るとはいえ。日本人が生魚食べる感覚なのか?
ゴンダールで牛肉ユッケを食べてお腹を壊したくせに、ちょっとだけ味見させてもらいました。
付けて食べる唐辛子ソースが、どこかちょっとわさび醤油に似ていて、マグロの刺身に限りなく近かった。美味しい。

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そして午後。
やる気ないけど頑張る。
やけに道がきれいだと思ったら日本が援助しているらしい。

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干し草畑。

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アメリカの干し草みたいにロール状ではない。

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で、なんとか目的の町に到着。
距離的には大して走っていないのに疲れた。

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お腹の調子が悪いので、ここ数日、野菜果物をたくさん食べているのに、そんなに改善されている感じもしない。食後、やたらお腹が張っておならばっかり出る。何を食べたらいいのかわからず、逆転の発想でビール。エチオピア初ビールでした。普段お酒を飲まないので、味の違いはわからず。


こにこきて最難関ポイント

2015年12月20日
エチオピア8

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デジェンという小さな町で目覚める。
調子悪い調子悪いと言いつつ頑張ってきたけれど、問題はここからなんですよね。

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割れ目が見えていると思うんですけど、この町を出たら落差1500mの谷が待っているのです。
なので1500m下って、また同じ高さまで上ってこないといけない。

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下る。

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下る。

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遠くに橋が見えてきた。
こういうスーパーダウンヒルの時って、景色が良いから止まって写真ばっかり撮っているので、意外と進むのに時間が掛かる。「自転車旅あるある」のひとつ。

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ようやく下りきって、橋の上から。
標高2500mから標高1000mまで。
ナイル川地形削りすぎやって。

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橋を渡ったところがパーキングエリアになっている。
まだ下りしか走っていないにも関わらず、なぜかここで1時間半の休憩。

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上る。

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上る。

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サル。

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ここの傾斜が鬼やった。

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橋から10km地点に休憩ポイント。
やっぱり力が入らない。
ここでお昼休憩を取る。

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またしばらく上るんですけど、「はい、もう無理ー」ってなって、ヒッチハイク。
季節感全然ないし、全く実感ないですけど、もう今年もあと10日ほどで終わりなんですよ。
なので首都アディスアベバまではもうヒッチハイクで飛ばして、ゆっくり休養しといたらいいんちゃうかってことで、一応話がまとまりつつあります。


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