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モーリタニアへ

2017年2月5日
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先日会ったフランス人カップルと共にモロッコ出国。
モロッコには2016年11月10日に入国したので、88日間の滞在。滞在期限が90日だったのでギリギリでした。
ちなみにこの国境は朝から夕方までしか開いていない。

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モロッコとモーリタニアは、西サハラっていう地域(国?)を取り合いしていた関係であまり仲が良くないらしくて、国境を越えてからモーリタニアに入国するまでに3,4kmの空白の地帯がある。
ここはずっと舗装もされていない荒野みたいなところだったみたいなんですが、つい2か月前に舗装されたらしい。

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ただ中間地点から未舗装になる。モロッコが自国側だけ舗装したってことなのかな。モーリタニア側はまだ未舗装。ちなみに、ずっと放置されていた地帯なので、ちょっと外れたらいまだに地雷が埋まっているらしい。

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で、モーリタニアの国境を超える。
モーリタニア入国の際にはビザが必要。
ビザはモロッコの首都のラバトか、国境で取得可能。
国境では取れないことがあるという話がネット上に書かれていて、国境まで来て取れなかったらシャレにならないので、念のためにラバトで取る人が多い。

しかし実際に国境まで来て取れなかった人の話は聞いたことないので、僕は国境で取ることにしました。首都ラバトで取る場合、入国日を指定しなければならないのが厄介(指定した入国日から30日間の滞在になる)。ラバトはここから2000kmくらい離れているので、そんな手前からモーリタニアへの入国日を決めるのは自転車旅では難しい。

今回ラッキーだったのが、モーリタニアのビザはこれまで120ユーロだったんですが、2017年から55ユーロと、大幅に値下がりしたこと。ラバト滞在時ではまだ120ユーロだったので、国境で取ってよかった。
ついでに、ラバトで取る場合、フランス語の書類にいろいろ記入しないといけないらしいんですが、国境ではそういうのは一切なし。簡単。

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モロッコのお金をモーリタニアのお金に両替してもらう。

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裏側はアラビア語。
長くなったので、モーリタニア走行編は次回。


2017年02月 09日05:29 モーリタニア

砂の国モーリタニア

2017年2月5日続き
モーリタニア1
モーリタニア入国したとこ。

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モーリタニア国境では3回くらいパスポートのチェックがあった。
警察、軍など別の管轄がそれぞれでチェックをするから、全く同じチェックが繰り返されることになる。
「これチェックした情報みんなで共有したら効率的なんじゃない?」と考えられないところが非常に残念。一緒にしたら仕事が減っちゃうとか思っているのかもしれない。
で、出発して、数百m走ったところにいきなり最初のパスポートチェック。
こいつらどんだけパスポートチェックしたいねんっていう。

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数km走ったところの交差点に差し掛かったところに、ちょうど列車がやってきた。

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全長2kmくらいある、世界一長い列車らしい。
何もないモーリタニアの数少ない見どころの一つ。

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この交差点を左に曲がると首都へ。
右に曲がると最初のまともな町ヌアディブへ。

ヌアディブ
首都方面へ向かうと、430kmくらいの間ほかに町はない。
小さい集落はちょくちょくあるので最低限の補給はできる。
一方、ヌアディブまでは45kmくらい。
ただ町が半島の先にあるので、また戻ってこなくてはならない。
僕は首都に向かい、フランス人カップルはヌアディブに向かうので、ここでお別れ。

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交差点にある商店を風よけにしてお昼。
そしてこのご飯に群がるハエたちよ。

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首都に向いたいところなんですが、風が恐ろしく強い。
進路は東。風も東からで、完璧に向かい風。
目的の集落までは40km。
仮に時速10kmで走り続けて4時間。
バテてきたら10km切るやろうし、休憩含めるとどれだけ頑張っても最低5時間。
この向かい風の中5時間は辛すぎる。
行ける気がまるでしない。
商店のおっさんも「トゥデイイズベリーストロング」って言ってるし。

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やっぱり進路変更。
僕もヌアディブを目指す。
フランス人カップルに追いつく。
別れ際、向かい風に向かって進もうとする僕に対して、フランス人カップルが「アーユーシュアー?」と問いかけたんですが、全然シュアーじゃなかったです。

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前に買ってすっかり忘れていたターバンを巻く。
もっと早くから使っていれば良かった。
南に進んでいるので、日中は常に顔が日に照らされていて暑い。

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モロッコの海岸沿いはどちらかというと荒野のような景色の中走っていたんですが、モーリタニアに入って景色がより砂漠になった。周りが砂で強風ということは、つまりは全身砂まみれになるということ。

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ヌアディブ到着。

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フランス人カップルがよくわからない場所に連れてきてくれた。
最後までここが何なのかわからなかったんですが、ここにタダで泊まることができるらしい。
ちゃんと部屋で寝させてもらったんですが、マットレスがダニだらけでかゆくてほとんど寝られず。

2017年02月 10日05:01 モーリタニア

ウワサのアイアントレインに乗ってみる

2017年2月7日
モーリタニア2
ヌアディブを出発したいんですが、この町は半島の先にあり、出発するには来た道を戻らないといけない。ただめんどくさいのが北方向に戻るので、最初の数十kmは向かい風になるのです。

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モーリタニア入国の日に「世界一長い列車」が走っているのを見ましたが、この鉄道はヌアディブから出ているので、これに乗って脱出を図ることにします。

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ヌアディブの町を出て、さらに4~5km北に進むと駅がある。
この鉄道、バックパッカーの間では有名で、というのも荷台だったらタダで乗れるのです。
内陸の町に通じる鉄道なのですが、内陸からヌアディブまで鉄鉱石を運んでいるらしく、ヌアディブを出発する列車には何も乗っていないので、空の荷台に勝手に乗り込む形。鉄鉱石を運ぶ列車だからアイアントレインって名前なのか。

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これがタダで乗れる荷台。
砂漠の中を鉄道の荷台に乗って旅する……非常にロマンあふれますよね。

ただ僕は普通に客車に乗りますが。
しかも寝台席。
だって荷台なんて日中ずっと太陽に照らされ続けることになるし、風に乗ってきた砂を浴び続けるわけだし、鉄鉱石を運んできた荷台だから汚いし、乗り心地も悪いし、絶対に乗りたくない。
まだ時間が短かければ荷台でもいいんですが、目的地のシュムまでは11時間くらい掛かるらしいので、ここは迷うことなく客車をチョイス。普通の席で1000ウギア(約315円)、ベッドで3000ウギア(約950円)なので特に高くもないし。

列車移動
この列車の目的地シュムから自転車で首都ヌアクショットを目指すことにする。シュムまで行くと首都までの距離は長くなるんですが、進行方向的にはもろに追い風を受けられるはずなので、快適な自転車の旅を送れるはず。

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午後3時発と聞いていたんですが、少し遅れて午後10時の出発になった。

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そしてこの列車が想像を絶するボロさ。

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世界一ボロいんじゃないかってくらいボロい。
こんな列車が現役で走っていることに衝撃。
電気すらない真っ暗な幽霊列車みたいなところに乗り込む。

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そしてこれが3000ウギア(約950円)の寝台。
スポンジと生地がなくてバネしかない。
寝台に乗る人が何人かいたんですが、席番号は決まっていない。
相談の結果、僕は他の人と別のベッドをシェアして寝ることになりました(ちなみにそっちはバネは出てない代わりに、ただの板)。狭いベッドを2人で使ったので、クソ狭かった。

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ついでにこっちが1000ウギア(約315円)の普通席エリアの様子。
もしタダで乗れる荷台ではなくて、お金を払って乗る場合は、絶対に寝台席をおすすめします。板のベッドをシェアすることになったとしても、一応自分の場所は確保できるので。
もちろん一番はこの列車に乗らないことだし、さらに言えばモーリタニアには来ないことですが。

2017年02月 12日05:40 モーリタニア

砂漠の荒野を

2017年2月8日
モーリタニア3

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世界一ボロい列車(推定)で何とか朝を迎える。
信じられないくらいボロい上に、信じられないくらいうるさくて、信じられないくらい揺れたんですが、辛うじて途切れ途切れに寝られたことに自分でびっくり。

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本来、午後3時に出発して夜中2時ごろ到着する列車なのですが、今回は出発が午後10時だったので到着は朝。

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シュムの村のそばの線路の上で降ろされる。

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この辺りが、見た限り一番にぎわっていたところ。
電線が通っていることにホッとする。
商店は数軒あるので補給はできる。

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村の子どもたちは当然のようにみんな裸足。

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10時半ごろ出発。
次の町までは113km。途中に補給できる場所は無し。
予想はしていましたが未舗装路なので、今日中の到着は無理。
明日の午前中に到着することを見越して、水を一応6L積んでいく。

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砂の山が積まれている。
恐らく近年中に舗装路が開通するのだろう。
僕の自転車旅行者としての勘がそう告げている。

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なんかアフリカ南部のナミビアを走った時のことを思い出す。
ナミビアにもナミブ砂漠っていうのがあったので、砂が深かった。

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スーパー走りにくい。
砂が深いところが多いし、走れるところは走れるところでデコボコやし。
1時間10km以下のペース。
ここまでスローペースになるとは。

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下手したら僕もこうなる可能性があるな。

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先に進むとやっぱり道路作ってた。
陰でお昼ご飯休憩させもらう。

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30km地点辺りから舗装路が登場。
助かった。

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なぜか何もないところに数件の民家があった。
ゆうべほとんど寝てないからかすぐにバテる。
ちょっと休ませてもらい、チャイもごちそうになった。
それにしてもここの人たちは一体何なんだ。
周りには砂漠しかないし、何か仕事をしている様子もない。

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その後、まさかの上り。

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上ったところにちょうど風を遮れる場所が見つかったのでここで終了。
風に弱いテントなので、テントを張る場所が見つかるかが不安だった。

2017年02月 13日05:48 モーリタニア

アタールの町へ

2017年2月9日
モーリタニア4
シュムから70kmくらいの地点。

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砂漠のわりに意外と木が多い。

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推定100mの上りがあった。

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内陸に入ったら完全に砂漠かと思っていたんですが、意外とそうでもない。

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シュムから90kmくらいのところに集落。
ほんとに人ってどんな環境の場所でも住んでるなと思う。

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この壁から出ている棒は屋根に溜まった雨水を排出するパイプだと思うので、一応雨も降るのか。

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40kmくらい走って、今日の目的地アタール到着。
この辺りでは大きな町。

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中心地。
ヌアディブでもそうでしたが、モーリタニアって安宿が全然ない。
どうしようと思っていたところに男性が近づいてきて、近くにキャンプ場あるよ、と。
さらに日本人泊まってるというので、案内してもらう。

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中心地から2kmくらいのキャンプ場。

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そしたらその日本人は今朝チェックアウトして首都ヌアクショットに出発していていなかったんですが、まあ最初から100%は信じてはいなかったので、気にしない。
人も少なく静かで居心地良かったし。
あとwifiも使えたし。
値段は2000ウギア(約630円)。

2017年02月 14日05:51 モーリタニア

首都に向けて

2017年2月10日
モーリタニア5
ここから首都ヌアクショットまでは440kmくらい。
追い風の前提で考えると、あと3日で到着できるはず。

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泊まっていたキャンプ場を出発。

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本当はアタールにもう一泊ぐらいしていこうと思っていたんですが、あまりに何もなくて出発。この辺りで一番の主要都市にも関わらず、ちょっと落ち着ける観光客向けのカフェやレストランすらない。

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アタールは、近郊のシンゲッティという砂漠の町への観光の拠点となっているらしい。
観光客が多く立ち寄る町のはずなんですが、ほんとただの町でした。

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日本が支援して作った道路っぽい。
どおりできれい。

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渓谷みたいなのがあった。
なかなかの迫力。
雨期には結構雨が降るのかな。

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写真ではうまく伝わらないんですが、この町の景色が異世界感溢れていてすごい良かった。

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周りで採れる土で建物を建てるから色が一緒。

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そこから30kmくらいの集落。
急に緑が増える。
またしばらく走ると緑はなくなるので、ここら辺は地中に水が蓄えられているのかもしれない。

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ラクダの育成で成り立っている集落と思われる。
小柄なラクダが多いんですが、大きくなったら砂漠ツアー用とかに出荷されるんでしょう。

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あと都会に住む金持ちが、持ちラクダをこういうところに預けたりするってのも聞いたことがある。

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集落を過ぎると草木は無くなり、再び砂漠ゾーン。

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やはり何もないところなんですが、ポツンと謎の民家があった。
ちょっと休ませてもらう。

つづく

2017年02月 15日05:41 モーリタニア

砂漠の民家にて

2017年2月10日続き
モーリタニア6

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砂漠の中にポツンとあった民家で休ませてもらったところ。

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飲み物を振る舞ってもらう。
前も別のところで頂いたことがあるので、この地域のポピュラーな飲み物なんだと思う。ヨーグルトのような酸味があってさわやかなんですが、あまりおいしくはない。のどが渇いててギリ、ゴクゴクいける。ヤギがよく飼われているので、ヤギのミルクから作られているのかもしれない。

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少し休ませてもらって出発したんですが、後輪がパンクしていた。
パンク修理のため、即Uターン。
ちなみに2万km走って初パンク。
しかも一度もタイヤを前後でローテーションさせずに、ずっと後輪で履き続けての2万km。
すごい記録をたたき出してしまったな。

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外は砂漠なので中で修理をさせてもらう。
赤ちゃんがタイヤのスプロケット(すごい汚れてるとこ)を触ろうとするので、「そこ、ばっちいばっちい」と制するんですが、それ以降、赤ちゃんが僕のものを触ろうとするたびに後ろの男の子が、赤ちゃんに対して「バッチバッチイ!」と注意していたのが面白かった。絶対「汚い」ではなく「触ったらダメ」って意味だと思っている。

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今日はお昼にあまりお腹が空かなかった時点でおかしいと思っていたんですが、次第に体調が悪くなる。もう夕方なので今日はここでテントを張らせてもらうこと。

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夜になるとますます体調が崩れ、嘔吐や下痢の症状まで出てくる。
何かにあたったのかな。
こういう時、何か変なもの食べたかなと思い返すんですが、心当たりがありすぎて大抵わからない。

2017年02月 16日05:10 モーリタニア

体調不良のヌアクショット

2017年2月11日
モーリタニア6
アタールから110km地点。

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朝。
昨夜は高熱、下痢、嘔吐で死ぬかと思った。
一応峠を越した感はあるけれど、まだまだしんどい。
分からないけれど、アタールのキャンプ場の水が原因な気がする。調理に使っていた水が、溜め水っぽい感じだったので。

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ここから首都までは330km。
途中の町は70km地点に小さい町があるだけ。
ただモーリタニアでは小さい町には安宿がないので、療養するには首都まで行かなくてはならない。
もうここはヒッチハイク一択。
最後の別れ際、子どもにサラのペットボトルのジュースをあげたんですが、子どもの喜びようが尋常じゃなくて、逆にちょっと悲しくなった。

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一刻も早く首都まで行きたいのに、1時間待って通った車は2台だけ。
ただ2台目の車がハイエースの乗り合いタクシーだった。
330kmの道のりを自転車込みで3000ウギア(約1500円)で送ってもらう。
多分値切れたけれど、値切る元気はなかった。
そして首都までの4時間くらいの車移動で症状が悪化。
ふらふらになりながら、調べていたホテルへ。

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ドミトリー2500ウギア(約800円)、個室6000ウギア(約1900円)。
ドミトリーは宿泊者がいなくて個室状態だったんですが、もちろん後から誰かが入ってくるかもしれない。うつしたら悪いなと一応気を遣って今日は個室にチェックイン。それにしても全然大したことない部屋なのに1900円って、モーリタニアの宿はなんでこんなに高いんだ。
その後はずっと部屋で休んでいたんですが、まるで良くなる気配が無い。
これはまずいと思って病院に行く。

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一応国立病院らしいんですが、それにしてはあまりにしょぼい。
とりあえず適当な人を見つけて、しんどいアピールをして診察までこぎつける。

最初、診察の仕組みがわからなかったんですが、まず診断書みたいなものを書いてもらって、病院のそばの薬局で、薬や検査キットみたいなのを自分で買ってきて、そのあと実際に治療が始まるって流れらしい。

とりあえず高熱、下痢、嘔吐の症状をジェスチャーで伝える。
以前、エチオピアで腸チフス、発疹チフスっていうそれなりの死亡率の病気にかかった前例があるので、血液検査もお願いしていたのに、なぜか治療は点滴だけで終わった。
最後の最後まで、「ブラッドテストプリーズ……」と息絶え絶えで乞い続けるも、頑なに「もう治療は終わりだ」と言うだけ。
大丈夫なのか……。
アフリカの病院に対しては、雑なりにちゃんとやることはやってれるっていう印象を持っていたんですが、モーリタニア今回の診察はなんだかあまり信用できる感じではなかった。

2017年02月 17日05:12 モーリタニア

ドミトリーにて

2017年2月12日
モーリタニア7
ゆうべ、解熱剤の効果が切れると再び高熱が出てなかなか寝られなかったんですが、朝になるととりあえず熱は落ち着いていた。

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個室は高いので、ドミトリー(相部屋)に移動する。
ドミトリーで一泊800円くらい。
かなり久しぶりにドミトリーに泊まる気がする。
ドミトリーにはカナダ人がいて、久しぶりに英語圏の人と話した。
きれいな英語だからか、彼の話し方が丁寧だったからか、聞き取りやすく、僕にしては会話が弾んだ。

彼はスイスで数年間、英語教師として働いた後、その資金で世界を回っているらしい。
ヨーロッパの中でも特に物価の高いことで知られるスイスなので、給料の高く、一方で税金が低いのですごく稼げたと言っていた。スイスにはあの有名なスイス銀行があり、スイス銀行が国にたくさん税金を納めてくれるから、国民が支払う税金は低くて済むらしい。
なるほどと思った。

2017年02月 18日04:59 モーリタニア

ごみと砂の町ヌアクショットで療養

2017年2月13日
モーリタニア7
ヌアクショットに滞在中。
風邪や下痢の症状は落ち着いてきたんですが、身体のダルさが取れない。
先日病院に行ったときに点滴された薬が強かったんじゃないかって気がする。

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少しブラブラする。

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町が汚い。

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サハラ砂漠のここは西側ですが、東側のスーダンって国も、やっぱり国土のほとんどが砂漠だったんですが、それでも首都は一応きれいなショッピングモールがあって、それなりに上流階級の暮らしを送ることが可能だった。一方、モーリタニアは全然そんなことない。

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僕が発見できていないだけなのかもしれないですが、近代的なショッピングモールもないし、汚いローカルな店が並ぶだけ。モーリタニアの金持ちはどうやって過ごしているんだろう。

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モーリタニアに住む金持ち御用達の店が絶対どこかにあるはずなんですけどね。

2017年02月 19日05:33 モーリタニア

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