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タジキスタンに降り立つ

2017年6月30日 続き
to Dushanbe

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イスタンブールから約5時間。
タジキスタンの首都ドゥシャンベに降り立つ。

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到着したのが午後6時前。
入国手続き、自転車組み立てをして7時半。

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タジキスタンに対しては何のイメージも湧かないし、どのくらいの経済レベルの国なのかも全く想像つかなかったんですが、思ったよりも街並みは整っているのかなと思った。
唯一聞いていたのが、wifiのある安宿がほとんどなくて、あっても超低速、というものだったので、その情報から想像する町よりは栄えていると思う。

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今日は久しぶりにウォームシャワーを利用します。
この辺りを走るサイクリストの間では有名なホストらしく、なんと今15人くらいのサイクリストが滞在中。南米では時々「カサ・デ・シクリスタス(サイクリストの家)」っていう自転車旅行者を無償で受け入れて泊めてくれる家がありましたが、ここもそんな雰囲気。

みんなこれからパミールハイウェイを走る人か、パミールハイウェイを走ってドゥシャンベにたどり着いた人たち。地図を広げて情報交換が行われている。
自転車トークで盛り上がる中、唯一英語が話せない僕。
こういう時って、一人でいるよりも寂しい気持ちになる。

2017年07月 06日05:33 タジキスタン

謎の町ドゥシャンベ

2017年7月1日
to Dushanbe

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サイクリストを泊めてくれる人の家に滞在中。
今日はドゥシャンベに滞在し、準備を整える。

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標高は800mほどあるものの、内陸のためかトルコとほとんど変わらない暑さ。

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空から見ると回りは草木一本は得ない茶色い大地だったんですが、町には街路樹が植えられていて、緑が多い。

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このドゥシャンベという町を走っていて、ほのかな不気味さを感じた。
不気味って言うのは別に治安の良し悪しなどではなく。
タジキスタンという国はかなり経済的には貧しい国だと思うんですが、その割に、碁盤の目に近い形できれいに整えられた道路ややけに立派な建物、オブジェなど、なんだか作り物感が強い気がした。100万人に1人くらいにしか通じない例えですが、モロッコ南部の西サハラっていう地域に近い雰囲気がある。人間味が無いって言うんでしょうか。
あくまでも個人的感想ですが。

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ローカルなエリアからはそんな不気味さは感じない。

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レストラン。
トルコと同じく、お惣菜が並んでいて指差しで注文できるスタイル。
なんかもう全ての料理が茶色い。

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その中から適当に茶色いやつをチョイス。
250円くらい。
割と美味しかった。

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ここはバザール(市場)。
バザールでござーる。

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中央アジアにやってきて、初めて中華っぽい料理が登場した。
マントゥーっていう名前らしい。
これはまんじゅうの語源となってる可能性があるな。

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カフェでネット。
カザフスタンはwifi環境がかなり遅れていて、首都にもかかわらずなかなかwifiを見つけられなかった。アフリカでもここまでwifi環境が整っていない国は珍しいっていうレベル。ここも繋がるものの、やっぱり低速だし。
ドゥシャンベを出発すると、ますますネット接続が難しくなるので、ちょっと更新が途絶えると思います。

2017年07月 07日05:38 タジキスタン

パミールハイウェイ始点の町を目指す

2017年7月2日
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2泊お世話になったホストのお宅を出発。

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最後にカフェでネットをしていく。
この先しばらくはネット接続できなくなるので。
のんびりして10時半ごろの出発。

パミール1
とりあえずの目的地はホログという町。
ホログからキルギスのオシュという町までの区間が、サイクリストの間で有名な「パミールハイウェイ」になるっぽい。
ここからホログまでは500kmちょいなんですが、未舗装路+アップダウンの激しい道ということで、最低でも1週間は掛かると思う。

ルート
あとここからホログまでは、北ルートと南ルートが選べる。
簡単に言うと、
北ルートは短い代わりにきつい。
南ルートは長い代わりに楽、という感じ。
ドゥシャンベで泊まっていたホストの家でも、サイクリスト達の間でどっちの道を選ぶかが話題になっていた。ざっと聞いていた感じ、どうやらきついけど交通量も少なくて、景色も良い北ルートを選ぶ人が多いみたい。
僕も北ルートで行きます。

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ドゥシャンベから20kmくらいのヴァフダトという町。
ここが北ルート、南ルートの分岐点。

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この町以降、道路が狭くなり、交通量も減った。
じわじわ上りが続く。

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そして急に声を掛けられるようになった。
こんなに声を掛けられる国はアフリカのエチオピア以来。

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こっちのルートはほぼ未舗装と聞いていたんですが、舗装路が続く。
どこから未舗装になるんだ。

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集落も一定間隔であるので、補給は問題なし。

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ひと玉はさすがに大きすぎるので、半分に切ってもらった。
ただそれでもでかい。
これで5ソモニ(約63円)

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出発。
お腹タプタプで吐きそう。

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雲行きが怪しい。

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しばらく進んだところで、ドゥシャンベで一緒のホストのお宅に泊まっていたドイツ人カップル、イギリス人カップルに追いつく。
水を汲んでいたので、僕も汲ませてもらう。

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別れて先に行こうか、一緒に付いていかせてもらおうか考えつつ、とりあえず一緒に進む。
もう夕方なので、今日は一緒にキャンプさせてもらおうかな。

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キャンプ地探し中。
ちなみにドゥシャンベのホストの家では10人以上のサイクリストが泊まっていましたが、恐らく僕を除いて全員がカップルのサイクリストだった。こんなところに彼女を連れていく彼氏も彼氏だけど、付いてくる彼女も彼女だと思う。

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良い場所が見つかりました。
着いてからの行動を観察しているといろんな発見があって興味深い。
例えば、彼らはテントを建てる前にご飯を作る。
僕は逆。
あと、野菜を切ってちゃんと料理をするのもすごいと思った。
僕はもう久しくそんなまともな料理を作っていない。
切る手間と洗い物が増えることを考えて、僕は基本的にそのまま生で食べられる野菜、果物しか買わない。

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全ての行動が遅いなって思った。
料理を作って食べるのから、テントを組み立てるのから全てが。
キャンプ地に着いてから寝る準備が整うまでの時間は、僕の2倍以上掛かっていると思う。
ただその姿はのんびりとキャンプを楽しんでいるように映り、これが自転車旅行者として正しい姿なんだろうなとも思った。僕の場合、とっとと寝支度を整えたところで、どうせテントの中でパソコンでアニメとかマンガを見るだけなので。

2017年07月 08日05:12 タジキスタン

思ったよりもきつかった

2017年7月3日
パミール2
ドゥシャンベから80km地点。
標高1750mくらい。

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昨日は途中で出会ったドイツ人カップル、イギリス人カップルと一緒にキャンプをしていました。

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彼らはゆっくりペースなので、僕は先に出発します。
泊まっていたところが峠の頂上辺りだったらしく、出発すると下りが続く。

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あと舗装路も続く。
いつになったら未舗装路になるんだろう。

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飲み水を汲めるらしい。
ペットボトルに汲んで飲んでから、無数の小さなゴミが浮いていることに気が付く。

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標高1000m台まで下りてきた。
ここから川沿いを上っていく。

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そして未舗装路が始まる。
ドゥシャンベからは110kmくらいの地点から未舗装。

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大きい石ゴロゴロ系の未舗装。
未舗装路の中でも最も走りにくい部類に入る。

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こういうところの落石注意ってほんとに落石注意だから怖い。

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あとこんな道でも、キルギス方面へ向かうメインの幹線道路の一つなので、かなり交通量が多いのも辛い。交通量はこの先幹線道路を外れれば減ると思うんですが。

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小さな集落から再びアスファルト。
どうせすぐ終わるだろうと期待はしていなかったけれど、やっぱりすぐに終わった。
ただこの先もちょくちょくアスファルトが登場する。

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果物を売る子どもたち。

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シリニーという謎の飲み物を買ってみた。
黒蜜みたいにドロッとしていて甘い。
一応そのまま飲む物らしいんですが、それにしては甘すぎる。

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急こう配のアップダウン、悪い道、砂埃を巻き上げる車、この道を選んだことを後悔するほどきつい。

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結構な頻度で水汲み場があるので、水には困らない。

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山と少年。

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ちょっと道を逸れて、Komsomolabadという小さな村。
この辺りでは比較的まともな村。
果物を補給して、遅めのお昼休憩を挟む。

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タジキスタンではこういうベッド式のテーブルでご飯を食べるみたい。
食べた後すぐに寝転べる親切設計。

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ひょっとして体調悪いのかなって思うくらいしんどい。
頭もちょっと痛いし、熱中症気味なのかも。

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ドゥシャンベから約150km地点の集落。
まだ普段なら走ってる時間なんですが、しんどくて今日はここで終わり。
風上に大きな雨雲があったので、念のため屋根の下でテントを張らせてもらう。
今日も獲得標高で言えばかなり上ったはずなのに、今日の出発地点よりも500mくらい標高を下げて終わりって言うのが悲しい。
このルートの最高地点は3300mくらいのところ。
現在地は1300mなので、まだ2000m高所。
なかなか大変だ。

2017年07月 08日05:22 タジキスタン

ドゥシャンベにUターン

2017年7月4日
パミール3
ドゥシャンベから150km地点。
検問をしている交差点にある商店でテントを張らせてもらっていた。

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こんなド田舎にもかかわらず、昨晩は夜中じゅうひっきりなしに大型トラックが通過し、そのたびにすぐそばで大音量のエンジン音を響かせたまま停止するものだから全然寝られなかった。まさかこんなに交通量が多いとは思わなかった。
しかも野良犬もすぐ近くまで来てわんわん吠え続けるし。

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ただそれよりも問題なのは思いっきりお腹壊したこと。
夜中にも5回くらいトイレに駆け込んだ。
心当たりは昨日の夕方、ここの近くで汲ませてもらった水くらい。

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熱もあり、歩くのもしんどい。
とてもじゃないけれどこの過酷な道を走れる状態じゃない。
ここは一旦ヒッチハイクでドゥシャンベまで帰ることにする。

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昼過ぎにドゥシャンベ到着。
ドゥシャンベでは、滞在させてもらっていたウォームシャワーのホストのお宅ではなく、療養のためホテルに泊まることにする。割と重度の下痢で、しばらく療養生活になりそう……。
時間が無いのに。

2017年07月 09日05:43 タジキスタン

謎のホテルで療養

2017年7月5日
パミール1
ドゥシャンベから150km地点のド田舎でお腹を壊して、昨日ドゥシャンベまで有料ヒッチハイクで戻ってきたところ。
かなりひどい下痢だったんですが、一晩寝たら熱も下がり、だいぶ楽になった。
まだ少しお腹がゴロゴロ鳴ってるけど。

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いちおうドゥシャンベではホテルにチェックインしたんですが、ここがなんとも謎に包まれたホテルだった。

昨日、ドゥシャンベに戻ってきた後、僕は人に教えてもらった「アドベンチャーイン」というホテルに向かった。しかし訪ねたところ、ホテルは3年前に空港のそばに移転していたらしく、そのホテルの人に電話をしてもらって、車で迎えに来てもらえることとなった。

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ここがその送り届けられたホテルなんですが、まず看板が無い。
宿泊者は僕一人。
そして簡単にトイレやシャワーの説明を済ますと、従業員の人はどこかに行って、そのまま僕一人ホテル(というか広めの一軒家)に取り残された。

この家に送り届けられて以降、家の人と会ってないんですが、どうやってお金を払えばいいんだろう。最悪、机にお金を置いていけば問題ないんですが。でも僕の個人情報について何も教えてないので、お金を払わずに立ち去ることもできる。ホテル経営ってこんな適当でいいのか。

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気分転換に市場へ。
タジキスタンって貧しさのわりに意外とそこまで物価が安くない気がする。
市場に売っているようなローカルフードはもちろん安いですが、スーパーの食料品なんかは東欧の方がよっぽど安かった。国土の多くが荒野とかだと思うので、輸入に頼らないといけない部分も大きいんだと思います。

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まさかのキムチが売っていた。
そこまで美味しくななかったんですが、テンションが上がってきゅうりのキムチを購入。

2017年07月 10日05:57 タジキスタン

ホテルかと思いきや

2017年7月6日
パミール1
お腹を壊し、ドゥシャンベで療養中。

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謎のホテル(というか一軒家)に滞在しています。
昨日は全く家主の姿が見えないままだったんですが、今日の昼前にようやく人が戻ってきたので、もう一泊させてもらうことを伝え、宿泊費を支払った。

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食欲も出てきたので、お昼ご飯には思い切ってステーキ。
普段なら小さくて不満に思うところですが、今の僕にはちょうどいい量。

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僕がドゥシャンベのレストラン、カフェ4軒くらいで使ったwifiの中では、このステーキハウス(地図)が一番早かったです。それでも遅めですが。

夕方家に戻ると、家主の方やたくさんの人がいた。
そこで教えられたんですが、実はここはホテルではなく、普通の人の家だったらしい。
通りでホテル感が全く無いと思ってた。
細かい話は分からないんですが、とりあえずお腹を壊してしんどそうにしていた僕を見かねて、いろんな人が気を利かせてくれて、僕は親切な人の家に泊まらせてもらっていたらしい。

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僕がお金を払ったのは、一緒に住んでいると思われる家主の友達。
宿泊費については、その友達がネコババしようとしていたのかどうなのか、細かいところは分かりませんが、とりあえず僕の払ったお金は返された。思わぬ展開。

実は今回、お腹を壊してドゥシャンベに戻ってきてしまったことにまあまあへこんでいて、精神的にも少し不安定だったこともあってか、思いがけない親切を受けていたことにちょっと泣きそうになった。

2017年07月 11日05:56 タジキスタン

2度目のドゥシャンベ出発

2017年7月7日
パミール1
先日お腹を壊してしばらくドゥシャンベで安静にしていましたが、だいぶ良くなってきたのでそろそろ出発します。

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前にも書きましたが、ドゥシャンベからホログという町に向かう際には2種類のルートを選べる。
簡単に言うと、北ルートは短くきつい、南ルートは長くて楽といった感じ。

ルート
中間のカレイカムという町で合流し、それ以降のルートは同じ。
前回は北ルートを選んだんですが、今回は病み上がりと言うこともあり、比較的楽な南ルートを選択します。

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あの交通量の多い超ガタガタの未舗装をもう一度進む気にはならない。景色が素晴らしいらしいので、行ってみたかったんですが。

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分岐点を南方向に曲がり、少し進むと大きな上り。

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ざっと等高線を見た感じ、南は南でかなりアップダウンがあり、大変そう。今日も大きな峠を2つ越えるんですが、合わせると1000~1500mくらいの上りになる。
ただ南ルートはきれいに舗装をされているので、それはありがたい。

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地図を見ると、北ルートは途中まで国と国を繋ぐ幹線道路になっているのに、そっちのルートが未舗装っていうのが謎。
そっちを優先して舗装すべきと思うんですが。
実際トラックもバンバン通ってたし。

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峠を越えて下り。
ヒーターの風を受け続けているような熱風を浴びながら下る。
ほんとに半端じゃなく暑い。

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下りの途中のガソリンスタンド。
ちょうどお昼時なので、お願いをして部屋の中で休憩させてもらった。

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そしたら野菜とパンを振る舞ってもらいました。
事前に米を炊いてきていて、米を優先して食べないと痛んじゃうのでパンはあまりいただけなかったんですが、それでも大変ありがたかったです。

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川まで下ると2つ目の上り。

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本当にこの4年間の中でも、一番なんじゃないかっていう暑さ。

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そんな灼熱のタジキスタンを走っているんですが、2週間後くらいには標高4000mとかまで上って毎日凍えることになる予定。

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「自由隊道」
中国に作ってもらったトンネルっぽい。
ここに入る手前で警察に止められる。
そして「自転車は通れないぞ。通りたかったら金を払え」と金をせびったり、僕に対して露骨に馬鹿にした態度を取ってきた。この時は、それよりも暑さと疲労で参っていたので、しばらく適当に返事をしていたら満足したのか飽きたのか、通っていいぞと手を振るジェスチャー。

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全く腹は立たなかった。
途上国だなと思っただけ。

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タジキスタンの警察はわりと紳士だと聞いていたので、運が悪かったんでしょう。

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日が傾いてきてようやく暑さが和らいできたと思ったのに、標高を下げてまたじわじわ気温が上がってきた。

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潰れたガソリンスタンド。
ここでキャンプをしようか10分くらい悩む。
時刻はもう午後7時前。
道路からそう離れていない場所なので、車の走行音で寝られないかもしれない事だけが気がかり。

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ガソリンスタンドの裏でテントを張ることにしました。
地面がガタガタなんですが、探せば寝れる場所は確保できそう。
ガタガタな場所にテントを張る場合、まず先に銀マットで平らな場所を探し寝る位置を決め、そのあとにテントを張るっていう方法を取っています。


2017年07月 14日05:50 タジキスタン

灼熱のタジキスタン

2017年7月8日
パミール4
ドゥシャンベから90km地点。

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涼しいうちに距離を稼ぐために朝6時過ぎ出発。

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下りの途中からスタートし、下り切ったら平坦区間。

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市場があった。
野菜、レーズン、アーモンドを購入。

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進んだらヤギの解体が行われていた。
ちょっと見学していく。

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トラックの運転手が解体されたばかりの肉を買って行く。
たぶんめっちゃ安いんだろうな。

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朝8時9時くらいにはもう本格的に暑くなる。

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やっぱりまだ本調子じゃないのか、走っていてもあまりお腹が減らない。
ジュース、果物、レーズンとかの補給で十分。

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お昼の12時の時点で70kmちょい走って、立派なレストランがあったので休憩していく。

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お願いしたらここで仮眠を取らせてもらえた。
日中は暑いので夕方までここで休憩。
標高500mくらいまで下りてきてますます暑い。

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優しい店員さんが大きな扇風機を持ってきてくれた。
ただこの扇風機がびっくりするくらい風を送る能力の低い扇風機だった。
1m離れたらもう全く風が来ない。
回ってるときの音だけはちゃんとした扇風機なのに。

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午後5時ごろ、再出発。
店員さんにとてもよくしてもらい、シャワーまでお借りしたんですが、シャワーがもはやタオルいらずで、びしょびしょに濡れたまま服を着たら5分後くらいには頭以外はあらかた乾いているという。

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しばらく進んで、クリャーブという大きな町。
ご飯を食べたり、なんやかんや用事を済ましていたら、すっかり遅くなる。
町を抜けるのに時間が掛かりそうだったので、今日は人の家にお願いしてテントを張らせてもらう作戦に出る。

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お願いをした家にたまたま英語の話せる青年がいて、なんか厚いおもてなしを受けることとなった。
しかもテントを張らせてもらうつもりがそのままこの部屋で寝させてもらう展開に。日が沈んでも地面が熱を持ってて、暑くて寝にくいと思っていたのでとてもありがたかったです。

2017年07月 15日05:52 タジキスタン

上りデー

2017年7月9日
パミール5

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一晩お世話になったお宅を出発。
ホスピタリティ溢れる素敵なご家庭でした。

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今日も朝6時過ぎの出発。
でもこれでも遅いくらい。
理想は4時起きの5時出発くらい。

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クリャーブを出ると大きな上りが始まる。
クリャーブの標高が500mとかだと思うんですが、2000mくらいまで約1500mの上り。

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子どもたち。

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何も言ってないのに、撮ってたら勝手に整列しだしてかわいかった。

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ひたすら上り。
きつい。
そして暑い。

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水汲み場という名のオアシス。
バケツに水汲んで頭からかぶる。

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タジキスタンの車は相当ボロイらしく、みんな車のエンジンルームに水をぶっかけて冷ましている。
小一時間横になって休憩したのち、出発。

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山の側面に通ってきた道が見える。
少なくともここ1,2年、こんなに峠に苦しんだ記憶無いってくらいしんどい。
まだお腹ゴロゴロ言ってるし、やっぱりまだ体力戻ってないのかな。

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頂上の10kmくらい手前からアスファルトが途切れ途切れになる。

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そしてゴール。
めっちゃきつかったー。

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その後しばらく標高はほぼ横ばい。
開けた景色。

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小さな町。
町の手前の検問で衝撃の事実を告げられる。
なんかこの先、何らかのトラブル(落石か川の氾濫か?)で通行止めになっているという話。戻って別の道から行きなさいとか言ってる。せっかく頑張って上ってきたのに。
聞いた時はちょっと崩れ落ちそうになった。

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ただその辺にいた人は、「車は無理だけど、自転車だったらたぶん大丈夫だと思うよ」みたいなことも言ってる。
ただその人も現場を見てきたわけではないそうだ。
一体何を根拠に。

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とりあえずお昼ご飯。
なんかこの先タジキスタンを走り切る自信が無い。
もう4年も世界を周ってきて、世界のどこでも走れる自信があったのに、なぜ今こんなにも自信が無いんだろう。自転車旅に関してこんなにもネガティブになるのって初めてかも。

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この町以降、峠を下り標高を大きく下げることになるので、また暑くなる。
今日はもうこの町で終わりにします。

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成り行きで今日も人の家に泊めてもらうことになりました。
基本的にイスラム圏の人は親切ですが、タジキスタンの人からは特に強いおもてなし精神を感じる。
親切な人と出会えていることが救いです。

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タジキスタンに入ってこのかなり酸味の強いヨーグルトが登場するようになった。僕は世界を周っていても口に合わなかったものってあまりなかったんですが、このヨーグルトはちょっと苦手。

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標高2000mくらいあるので、日が沈むと涼しく過ごしやすい。
久しぶり気持ちのいい夜。

2017年07月 16日05:55 タジキスタン

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