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パミールハイウェイを走る

2017年7月20日
パミール11

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思いのほか長居してしまったホログを出発。
タジキスタンは30日以内に出国する必要があり、出国期限まではあと10日。国境までの距離は500kmくらいですが、途中4600mの峠があったり、ずっと高所を走ることになるので、余裕はない。

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アフガニスタンとの国境になっている川沿いの道を外れ、別の川沿いの道を上っていく。

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ホログの前までは少し落ち込んでいたというかモチベーションが下がっていたんですが、ホログで日本人旅行者と過ごして、元気が出てきた。

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というかもうここまで来て諦めるとかできるわけがないんだから、たとえ元気が無くても走るのみ。

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たまに登場するパスポートチェックの検問。
室内に連れていかれ、お金を意味する親指と人差し指をこすり合わせる動作と、壁にはけでペンキを塗る動作を交互に繰り返し、お金をせびられた。
一言、「ノー」と言い放ち、検問を後にする。

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たまに急勾配な坂道もはさみつつ、おおむね緩やかな上り。

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あまり途切れることなく集落がある。

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すごくわかり辛いですが商店。
小さな集落では基本的に地元民しか買いに来ないので、店なのか民家なのか判別が難しい。
田舎の集落あるある。

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しばらく走っていた道から逸れて別の道を走っているので、景色が変わって新鮮。

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卓球してた。
ホログで泊まっていた「パミールロッジ」でも卓球台があった。
中国が隣だから卓球が盛んなのかも。
僕もちょっと寄せてもらう。

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草木の生えない茶色い山の風景が続く。
でも草木が無いからこそ、地層とか山肌の模様が見えてきれい。

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茶色ばかりと見せかけて、意外と色彩豊かだし。

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休憩に立ち寄った商店兼レストランで、ご飯に誘ってもらった。
「一人で走ってるの?」と聞かれ、「はい」と答えると、すこし顔をしかめて「一人だと危ないかもしれないなぁ」みたいなリアクション。
今日だけで同じやり取りを3回くらいしている。
ひょっとしてここって危ないのか。
ちょっと怖くなってきた。

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欧米人はみんなカップルで走っているからか、「なんで女の子と走らないんだ」みたいなことを言われた。僕は一緒に走る気はあるんですけど。

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夕方。
ホログを離れ、次第に集落も少なくなってきた。
ただそれでも補給には困らない程度にはある。
治安の面でちょっと怖かったので、人の家でテントを張らせてもらう作戦に出る。

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そしたら、夜は寒くなるからと、お部屋を用意して頂きました。
ありがたい限りです。

2017年07月 27日05:38 タジキスタン

温泉地を訪ねる

2017年7月21日
パミール12
ホログから85km地点。

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標高は3000mくらい。
今日は4200mの峠を越す予定。
標高4000m以上まで上るのは南米のアンデス山脈以来。
大丈夫かな。

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ホログ以降、未舗装路だと思っていたのに、ほぼずっとアスファルトが続いている。
そういえばホログからしばらくの間は、路面状況は比較的ましって聞いていた気がする。

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ホログ滞在中に、ムルガブ、オシュ方面から来た日本人バックパッカーにこの先の情報を聞いていたんですが、色んなことを聞きすぎて大体のことは忘れてしまった。

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タジキスタンの次のキルギスが居心地良いっていうのだけ覚えてる。

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進むにつれ、集落が少なくなっていく。
商店が無かったので、民家にお願いして水を補充させてもらう。

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水をもらいに来ただけのに、パンにヨーグルト、お茶にお菓子まで振る舞ってくれるのがタジキスタン人のやさしさ。
出発しようとしたところに、もうすぐご飯ができるからと、ちょっと早めのお昼ご飯まで頂く。さすがに少しお金を払おうとすると、「いやいやそんなんいいからいいから」と受け取ってもらえず。

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標高が上がり、薪ストーブが登場しだした。
辺りには木が全くないんですが、薪はどうやって手に入れるんだろう。

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川沿いに緩やかに上る道が続く。
景色も良いし、久しぶりに走っていて気持ちいいなって思った。

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ホログから120km地点。
地図に「ホットスプリングス(温泉)」の表記がある。
聞くと、「あっちの小屋が温泉だよ」と。

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道路から少し離れた小屋。
近づくと硫黄の臭いがしてきた!

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温泉だった!
というわけで入っていく。
温度はかなり高め。
ただ屋根付きの温泉なので、昼間でも直射日光を受けることなく快適に浸かれる。
お値段は3ソモニ(約40円)。

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身体を洗うスペースまである。
最高。

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すぐそばにレストランがあって、ゆっくり休ませてもらえる。
看板等は無く、知らないと絶対気付かないと思うので、ちゃんと地図で場所と距離を確認してから来ることをおすすめします。
お風呂から出ると急激に眠くなってきて、レストランで小1時間仮眠を取らせてもらってから出発。

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温泉から数km先のJelondyという村。
この村を最後に地図に村の表記が無い。
村人曰く、18km先にも村があるそうですが、商店、レストランは無いそう。

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標高3000m台後半まで来ているわりにやけに楽だと思ったら追い風のおかげかもしれない。
偏西風によるものか、大体ずっと追い風に背中を押してもらっている。

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Jelondyの村から18km地点。
村なんて無いし、村がありそうな気配もない。
水を補給できないとちょっとまずいんですけど。

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少し進んだところに建物があった。
これのことか。村というか人の家。
ここで無事水を補充させてもらえた。

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ここから川沿いの道を外れて急こう配の上りになる。
4200mの山頂まではあと7kmくらいなんですが、1時間以上は掛かる。
そうなると峠に着くのは夕方6時ごろになりそう。

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悩んだ結果、今日はここでテントを張らせてもらうことにしました。
日が沈むと急激に気温が下がるので、あまり遅くまで走りたくないし。
ホログから2日で最初の峠を越すのが目標やったけど無理でした。

2017年07月 28日05:15 タジキスタン

峠を越えて

2017年7月22日
パミール13
ホログから145km地点。
標高3900mくらい。

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朝。
標高が高いわりに意外と寒くない。
ダウンも出す必要なかったし、日が昇るとシャツ1枚で十分なくらい。

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この辺りの家には必ずある薪ストーブ。
木が無いのに何を燃やすんだろうと思っていたら、乾燥した牛糞を燃料にしていた。どのくらい持続するのかが気になる。

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ここからずっと走っていた川沿いの道を外れ、急こう配の上りが始まる。
目指すは4270mの峠の山頂。

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この標高でこの勾配は勘弁してほしい。
さらに川沿いを外れるということは町もなくなるということ。
地図を見ると65km先のAlichurという村まで補給はできなさそう。水を4L積んできたので自転車も重い。

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そういえばちょっとだけ心配していた高山病の症状は無し。
ただ呼吸が苦しいだけ。

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景色が開けてきた。
傾斜が緩やかになり走っていてとても気持ちいい。

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この辺が4270mの山頂。

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その後はアップダウンしながら4000m前後を行ったり来たりという感じ。

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たまらなく景色がきれい。

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こんな美しい景色が世の中にあるのかと思った。
(自転車で上ってきたっていう補正付きの評価)

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峠を越えた少し先に、人の気配がある建物が2つくらいあった。
最悪水ぐらいは分けてもらえそうだし、テントも張らせてもらえると思う。

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3日前にホログを出て以降、初めてサイクリストに会った。
辛い上りに絶望していたところだったので他のサイクリストに出会えてうれしかった。
お互いの行く先について簡単に情報交換をする。
あと10kmくらいで道がアスファルトになるらしい。
タジキスタンの未舗装路はかなりひどく、できればアスファルトを走りたい。時速10km前後しか出せないような未舗装路ばっかり。

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標高4000mくらいになると、景色が開け、草木が生えず、雲が近く空が青い、独特の世界になる。
南米のアンデスでも見たこの景色が僕は大好きで、またこんな場所を走れることがすごくうれしい。

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そしてアスファルト。
明日到着予定のムルガブっていう大きな町までアスファルトは続くみたい。
今日の出発地点、川沿いを離れて大きな上りが始まるところから40kmくらいが未舗装でした。

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アスファルトを少し上った先から大きな下り。
ここからの景色が今日の一番。
珍しく向こうの方で雨が降っている。

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たまに自転車で走っていて、すごい幸福感を感じる時があるんですが、それがこのダウンヒルの時だった。標高が高くてハイになっているのかも。

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いつもは西からの追い風なのに、今日は東からの向かい風。
天気が崩れ雲が出てくると、風向きも変わりやすい。

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やっとAlichurの村が見えてきた。
出発して65km、長い休みを挟まず走り続けてきたので、めっちゃ疲れた。
手前の村JelondyからAlichurまでの約85kmは、ほぼ無人地帯な上に大きな峠、未舗装路と、パミールハイウェイ前半の難所だと思います。

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向かい風に逆らって町の中心まで行く気力もなく、町の入り口でとりあえずレストランの場所を尋ねる。
しかし開いていなかったらしく、その人が家に招いてくれた。

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パン、ヨーグルト、お茶を振る舞ってもらう。
ひょっとしてここはホームステイ(タジキスタンでは「ホームステイ」という名の民泊が多い)なのかなと思って尋ねるも、「ここは普通の家だよ。今日は泊まっていったらいいよ。もちろんお金もいらないよ」と。ただのいい人だった。

頭痛、吐き気などの高山病の症状は無いんですが、普段ならありえないくらい、異常に疲れてる。やっぱり高地の影響なのかな。
お言葉に甘えて少し仮眠を取らせてもらう。

ただ仕方ない部分もあるんですが、こういう時ってすごく人が集まってくるんですよね。子どもも多くて、数分おきくらいに「ハロー」と手を振ってくる。他にも写真の整理とかブログの下書きをしようとパソコンを開くと、めっちゃのぞき込んできたリ。
疲れているのに全然気が休まらない。

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親切を無下にするようで心苦しかったんですが、体力の回復を最優先に考え、一人でリラックスしたいからと言ってホテルに泊まることにしました。

2017年07月 29日05:50 タジキスタン

よくわからない高地での体調

2017年7月23日
パミール14

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朝ご飯。
朝晩2食付きで1泊50ソモニ(約640円)というお値段でした。

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この村で多分一番目立つ、「マルコポーロ」みたいな名前のホテル。

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出発。
ここから100kmちょいのところにムルガブという大きな町がある。
今日中にはたどり着くのはちょっと難しいかも。

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Alichurを出ると緩やかな上りが続く。

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昨日はものすごいしんどかったんですが、体調は回復したっぽい。
ただ息が苦しいだけでそのほかは問題なし。

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雪が新しそう。
昨夜はちょっとだけ雨が降ったので山の方では雪だったんでしょう。

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Alichurから30km地点に、休憩ポイントがあった。

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遊牧民っぽいテントでお茶休憩。
接客してくれた子どもたちがモンゴル人っぽい顔立ち。

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ここに泊まることもできるみたい。
買い物はできない。

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こういう場所を走れるのが自転車旅の醍醐味だと思う。
冒険感があってワクワクする。

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50kmくらい掛けてじわじわ標高を上げてここら辺が山頂。
標高は4000mくらい。

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体調は全く問題なく、むしろ絶好調。
息が苦しいだけ。
昨日の疲労は何だったんだ。

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ここから大きな町ムルガブまでは53km。
時間はお昼頃。
基本ずっと下り。
余裕で今日中に行けそう。

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少し下って今日2つ目の休憩ポイント。
Alichurからは60km地点。

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普通に民家なんですけど、ここを通るサイクリスト用にちょっとご飯と飲み物を出している家っぽい。
たぶん泊まることもできる。
買い物はできない。

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お昼時だったのでご飯を食べていく。
その後、少し横になると急に疲労が出てきた。
調子いいと思ってたのに。
高地では体調がよくかわかない。

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南米でのアコンカグア登山でも痛感したことですが、基本的に高所では体調を崩しやすく、回復しにくいように思う。

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ひたすら緩やかな下りが続く。
しかし午後になり次第に向かい風が強まる。
全然楽じゃないし、むしろしんどい。

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それまでどんなに楽しく走れていても、全てをひっくり返してどん底の気分にさせてしまう、それが向かい風。

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はるか遠くにムルガブが見えてきた。

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なんとか到着できました。
疲れた。

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ムルガブはこれまでの景色から考えると、かなりちゃんとした町だった。
ここではホテルに泊まります。
ツーリストが集まる大きなホテルがあったんですが、値段が高かったので、ほかのゲストハウスを探す。できれば人の少ないゲストハウスでゆっくり休みたい。

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朝晩2食付きで75ソモニ(約960円)のところに決めました。

2017年07月 30日05:30 タジキスタン

まるで見どころの無い町ムルガブ

2017年7月24日
パミール15
今日はムルガブで休養。
この先は4600mの峠が控えていて、その後も4000m前後の標高が続く。
この辺りではムルガブ(標高3500m)が一番標高が低いので、休養を取るならこの町がいい。

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ムルガブはこの辺りでは大きな規模の町ですが、インフラはまるで整っていない。
ガス、水道は通っておらず、電気も電線はあるものの機能していないのか、各家庭で大きなエンジンみたいなのを回して発電して、夜の2,3時間くらいだけ使用しているみたい。

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町のところどころに飲み水を確保できる井戸があるのは嬉しい。

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町に見どころは無く、ローカルな商店がある程度。

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これがメインストリート。
パミールハイウェイ上の貴重なまともな町なのでツーリストは多いみたいですけど、この町に連泊するのは休養を必要とするサイクリストくらいだと思う。

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このツーリストインフォメーションとか機能してるのかな。

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日本が建てた病院。

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このステッカーたまに見る。

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バザール(市場)。
タジキスタンにはコンテナを改造した店舗が多い。

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そういえばタジキスタンとキルギスで時差が1時間あるんですが、なぜかこの辺りからキルギス時間になり、時計が1時間進んだ。なんでタジキスタンなのにキルギスの時間で生活してるんだろう。
タジキスタンよりもキルギスの方が経済的に栄えているらしいので、この辺りからもキルギスとの力関係が伺える。

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日本との時差は3時間にまで縮まってきました。
ゴールが近づいている。

2017年07月 31日05:50 タジキスタン

同じ苦労を共にする人だからこそ

2017年7月25日
パミール15

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ムルガブを出発。
ちょっとだけ風邪の気配を感じるのが気になるところ。

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パミールハイウェイも後半戦。
パミールハイウェイのゴール、キルギスのオシュまでは417km
5日か6日で到着予定。

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標高3500mくらいのムルガブから75km先に4600mの峠がある。
距離的にちょうど山頂辺りで終わりそうなのが悩ましい。
4600mの地点でキャンプはしたくないので、手前で終わるか、それとも峠を越えてしばらく下ってから終わるか。

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ほとんど平地に近い感じの上り坂のわりにやけにしんどい。
やっぱり調子悪い気がする。

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南米でのアコンカグア登山でも経験しているんですが、高所では仮に風邪を引いても症状が表に出にくいらしい。熱が出ないから身体がウイルスと戦えず、しんどさだけが続く感じになる。
そして低地に降りた時にそれまでの疲労の蓄積が一気に出てめっちゃしんどくなるという。

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今思えばここ最近ずっと、少し休んだだけで動けないくらいしんどくなったり、体調がおかしかった。
やっぱり風邪なのかな。

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この先はずっと上り続けて4600mの峠を越した後も4000m前後の標高が続く。
低地に行くのは次の国キルギスに入ってから。
走り切れる気が全くしない。
2時間くらいしか走っていないのに心が折れそう。
もう1日ムルガブに滞在しておけばよかった。

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ヒッチハイクしてムルガブまで戻ろうかと考えながら走っていると、同じ進行方向の2人組のイタリア人サイクリストと出会う。サイクリストと会って、少しだけ元気が出てきた。

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ムルガブから47kmくらいの地点に休憩ポイントがあった。
チャイを飲んで少し休憩。

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イタリア人サイクリストは少し休んで出発。
僕はもう少し休憩していく。

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出発。
アップダウンはほとんど無く、ほぼ一定の緩い傾斜が続く。
休憩中、イタリアンガイ達に頭痛薬だけど高山病にも聞くからとアスピリンという薬をもらい、そのおかげかちょっと調子が回復してきた気がする。

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その後、フランス人老夫婦サイクリストとも出会い、一緒に走る。
こんな年配の人まで走ってるんだから、31の僕が走れないとか言ってられない。

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4600mの峠の7kmくらい手前。
地図によるとこの辺りで湧き水が汲めるはずなんやけどなぁって言ってるところ。

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旅行者御用達の「マップスミー」にも載っていたので、僕もここで水汲む気満々だった。

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結局水は無かった。
どうしよう。

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なぜか峠の3kmくらい手前に峠の看板があった。
実際には200m以上低いので、現在位置は4400mくらい。

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看板のすぐそばに民家があった。
今日2つ目の休憩ポイント。
ムルガブからは73kmくらい。
やはりここでもサイクリストに対してチャイや軽食を出している。

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今日はこのそばでテントを張らせてもらうことにしました。
隣に流れる小川で無事水もゲット。

2017年08月 01日05:51 タジキスタン

パミールハイウェイ最高地点の峠

2017年7月26日
中央アジア16
ムルガブから73km地点。

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標高4400mくらいで迎える朝。
思ったよりも全然寒くなくて、5度以上あった気がする。
この標高で最低気温が氷点下にならないとは。

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昨日はフレンチオールドカップルと一緒でした。

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一緒に4655mの峠を目指す。
峠まではあと2,3kmなので楽勝。

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キャンプしていた小屋から道が未舗装になった。
しかしタジキスタンにしては比較的きれいな道で、そんなにストレスは無い。

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人と一緒に走っているからか、全然辛くなくてむしろ楽しかった。
何日か前の4200mの峠の方がよっぽど辛かったくらい。

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そしてゴール。
標高4655mまで上ってきました。

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高山病でぐったりしているピーター。

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ここからの下りの景色がとても素晴らしかった。
パミールハイウェイで1番かも。

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僕は英語が苦手なので、基本的に外国人サイクリストと一緒に走るのは好きじゃないんですが、この峠だけは他のサイクリストと一緒に越えられて良かったと思いました。

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このしんどさも景色の美しさも全部ひっくるめて、誰かと共有できるっていうのが素晴らしい。

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載せたい写真がたくさん。


動画です。

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昨日、僕たちの手前でキャンプしていたイタリアンガイズも追いついてきた。

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傾斜が緩やかになってきた。
そして道が悪くなってきた。

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峠から20km程下ったところの休憩ポイント。
チャイだけ頂いていく。

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休憩ポイントからようやく舗装路になる。
しかし昼を過ぎて、風が強まる。

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平坦に近い緩やかな下り。
はっきり言って4600mの峠を上っている時よりも辛かった。
強烈な向かい風もそうですが、最近午後になると急にしんどくなる。

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ようやく村に到着。
今日はこの村に泊まります。
村の入り口にあったゲストハウスはツーリストが多そうだったので、もっと人が少なそうな宿を探す。

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そもそも僕は体質的にそこまで高地が得意ではないんだと思う。
早く低地に行きたい。

2017年08月 02日05:09 タジキスタン

タジキスタン最後の壁

2017年7月27日
中央アジア17

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昨日泊まっていたゲストハウス。
ここがなんと1泊10ソモニ(約130円)という値段でした。
最初150ソモニ(約1900円)と言われ、いや高いと言うと100ソモニ(約1300円)になり、それでも高かったので別の宿を探すと立ち去ろうとすると、一気に10ソモニになった。
商売下手すぎだろう。

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昨夜は僕以外に宿泊者はおらず、というか人が泊っていた形跡すらあまりなかった。
まるでホテルっぽくない上、不自然なほど安かったので、夜に寝込みを襲われたりするんじゃないかと結構ドキドキでした。念のため枕元にナイフを置いて寝ていた。
まあ何事もなく朝を迎えたんですけど。

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午後から風が強まる傾向にあるので、風の弱い朝のうちに距離を稼ぐべく、7時半出発。

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ここからキルギス国境まではもう50kmほど。
風の弱い昼までに到着したい。
国境を越えたら後は下りなので。

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ここから国境までには2つ大きな峠がある。

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カラクルから20km走ると1つ目の峠が始まる。
ここがまさかのパミール最大傾斜でめっちゃきつかった。
時速3km台でギリギリバランスを保てる速度で上っていく。

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僕がノロノロ走っていると、同じカラクルの村に泊まっていたイタリアンガイズが追いついてきた。
彼らは軽装なのでペースも早い。

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よく見かける小動物。
いきなり道路に飛び出してくるので轢きかけた。

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橋の崩落による小川横断イベント。
この先何度かあります。

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2つ目の峠辺りから未舗装になる。
これがまた超悪路。

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計ったように昼の12時から強風の向かい風が吹き始める。
キルギスとの国境にもなっている2つ目の峠は、悪路、高所、向かい風、急こう配の四重苦でパミールハイウェイの中で一番辛かった。

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ついに峠の頂上。
すぐ手前にタジキスタンのイミグレーションがあり、出国スタンプを押してもらった。

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次にキルギスのイミグレーションで入国スタンプを押してもらわないといけないんですが、なぜかキルギスのイミグレは峠を18kmくらい下ったところにある。

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ほんととんでもない悪路のくせに、こんなに景色がいいっていうのがむかつく。

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下りの途中でイタリアンガイズに追いついた。

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キルギスのイミグレ到着。
荷物検査があったり、ちょっと厳しかった。
でも問題なく入国スタンプゲット。

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さらにどんどん下る。

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標高3000m台前半まで下りてきて、草が茂るようになり、遊牧民の姿もよく見かけるようになった。

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目的地のサリタシュの町が見えてきた。
やはり鬼のような向かい風の中なんですが、標高が下がったからかそこまで辛くない。

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今日も宿に泊まります。
疲れているときの宿探しは即決が重要。
何軒も回って値段を比べて、安く泊まることよりも、即決してその分、休養に時間をあてる方が大切なのです。

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キルギスの宿の相場を知らないんですが、素泊まり、wifiあり、ホットシャワーありで、400ソム(約650円)なので、満足。
タジキスタンのホログの町以来のwifi。
しかもそこそこ速いし。

2017年08月 03日05:23 タジキスタン

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