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追い風の峠

2017年8月20日
ウルムチ2
国境から50km地点。

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出発。
この辺りから大きな上りが始まる。
大体40km掛けて1100~1200mくらい上ることになる。

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使っている地図には名前すら載ってないレベルの小さな町なのに、この無駄に立派な門。昨日から思ってますが、中国って金持ちなんだろうか。どちらにせよもっとお金の使いどころはある気がする。

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下道が無くなり高速に入る。
本格的に山道に入っていく。

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軽いギアでタラタラ上る分にはしんどくない程度の傾斜が続く。

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高速を逆走する牛。

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この辺りで唯一の大都市、ウルムチまであと597km。
今日含めてあと5日で行きたいところ。
この大きな峠を越えたら後はほぼ平坦みたいなので、風向き次第では余裕で行けるはず。

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地図のこのくるんってなってるのはどうなってるんだろうと思ってたら、

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こうなってた。
結構上るな。

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上ってきた。

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ただでさえ緩い一定の傾斜が続いている上、追い風が吹いてくれているので、そんなに大変ではなかった。

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中国の道路はレベル高い。
中央アジアから来たら特にそう思う。

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頂上までずっと緩い傾斜でした。
てっぺんまで上って来たら湖。
道路の反対側だからちゃんと見れない。

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標高は2000mくらい。
結構肌寒い。この先のモンゴルでもわりと標高の高いところを走ったりするみたいなのでちょっと心配。

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湖沿いをしばらく走ったところで、今日初めての補給ポイント。

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ご飯屋さんと、ちょっとした飲み物くらいなら買えるところ。

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お昼休憩を挟んだら風向きが変わってた。
追い風から向かい風に。

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向かい風の中、ほぼ上った分だけ下る。

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中国に入ってからずっとこの距離の看板が出ている。
これはあと4136kmで首都北京ってことか。

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坂を下りきる。
120kmくらい走って、今日初めてのまともな補給地点。
「超市」っていうのが「スーパーマーケット」ってことっぽい。
そういえば中国ではアルファベットを全く見ない。
英語とか外来語も全部漢字表記ってことなのかな。
まあ日本でも英語、外来語はアルファベットではなく基本カタカナ表記ですけど。

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ウルムチまで460kmのところまできた。

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そろそろ夕方なので、高速から離脱。

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荒野でキャンプ。

2017年08月 27日05:35 中国1

風にあそばれて

2017年8月21日
ウルムチ3
ウルムチまで約450km地点。

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昨日の午後からずっと東の風、向かい風が続いている。
朝起きたら風向き変わってくれてるかなって期待してたけど、変わらず。

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ウルムチまで道はほぼ平坦だし、アスファルトも安心安全の中国クオリティ。そして日も長い。
距離を稼げるかどうかは風向きだけに掛かっていると言っても過言ではない。

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とりあえず風が強くて自転車漕いでいられない。

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高速を外れて町へ。
この辺りは割とすぐ風向きが変わるみたいなので、ちょっと時間を潰す。

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幼稚園って書いてあるのかな。
この町が思ったよりもしょぼく、まともに休憩できるレストランすら見当たらなかった。
木陰で小一時間休憩したのち、仕方なく出発。

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高速へ戻る時、初めて料金所で止められた。
ここは自転車は通れないよ、みたいなことを言うので、手を合わせて「ウルムチに行きたいんです!」と粘ってお願いをすると、「しょうがないなぁ」と通してくれた。まあちょろいもんですよ。

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パーキングエリアっぽいところ。
お昼ご飯を食べていく。
こういうのがもっと頻繁にあってくれればいちいち高速を降りなくてもいいのに。

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昼過ぎからようやく向かい風が弱まり、夕方ごろから少しづつ追い風に転じる。
しかし肝心の体力が残っていないのであった。

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もう夕方なので、今日は托托までにしようかな。
今日も黙々と自転車をこぎ続けるだけの1日でした。
明日も全く同じような1日になるんだと思います。

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町まで下りてきた。
高速を出る時に、また止められて、ここは自転車ダメだよみたいなことを言われる。
いやそう言われても高速以外に走る道ないんですけど。

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晩ご飯。
中国入って1日2食は外食をしてますが、まだ麺類しか食べてない。
美味しいし替え玉もしてくれるので、どちらかというと好んで食べている。
麺ばっかり食べるので、注文するときの麺をすするジェスチャーがだんだんうまくなってきた。
落語でも見て研究しようかな。

2017年08月 28日05:37 中国1

退屈な日々は続く

2017年8月22日
ウルムチ4
ウルムチまで約350km地点。
あと3日でウルムチに行きたい。
最近は、朝5時過ぎに起きて、7時頃に出発するっていうリズムで過ごしている。

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高速に入る。
昨日は料金所で止められたけれど、大丈夫かな。

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特に何も言われず料金所を通過。
止められるかどうかは人によるってことなのか。
この中国の果ての地域で止められることがあるんだから、北京とか中国の東側を走る時なんかは、絶対高速は走れないんだろうな。

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今日も高速を走って、道路と看板を撮るだけの1日が始まる。
ウルムチまであと318km。
今さらですけど、なんで中国の標識は中国語とアラビア語の表記なんだ。

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気になる風は無風。
無風なのが一番平和かもしれない。
道が良いので、風が無くても十分距離は走れるし。

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大都市ウルムチまで300kmを切って、景色が荒野から畑に変わってきた。
だんだん大きな町も出てくるっぽい。

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70km走ったところにパーキングエリアの食堂。
めっちゃいいタイミング。
お昼ご飯にしていく。

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そういえば僕のパソコンはフランスで買ったものなのでコンセントもヨーロッパ式。中国に入ったらコンセントが日本式になるので、充電をどうしようと思っていたけれど、この辺りはまだ国境が近いからか、コンセントがいろんな形に対応してくれている。
またどこかで変換プラグ買わないと。

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午後からは向かい風だった。
ちょっと追い風のターン少なくないですか。
ちゃんと追い風だったのってまだ中国入って2日目の午前中だけなんですけど。

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風が強くなってきたので奎屯市(クイトゥン)という町に避難。
ただ中国の町って急速に開発が進むあまり、よくわからない建物が乱立していて、普通のレストランやスーパーがある市街地エリアがよくわからない。
なんだか中国ってもっと楽しいのかと思ってたんですけど、想像以上に楽しくないです。
朝から晩まで高速走ってるだけだし。

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その後、普通の市街地に到着。
公園で昼寝。

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夕方5時ごろに早めの晩御飯を食べていく。
他のお客さんが食べていて美味しそうだったので同じのを注文。
ホイコーローとご飯。22元(約360円)。
大体定食屋ので食べると20元(約330円)前後になることが多い。
やっぱり中央アジアと比べると少し値段は上がった。
値段以上に味も上がってますが。

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地図で見ると小さな田舎町が気持ち悪いくらいに発展している。

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町の外へ。
この町から高速を降りて、並走している下道を使ってウルムチを目指す。

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工事現場跡っぽい少し隠れられる場所があったのでテントを張って終了。

2017年08月 29日05:07 中国1

謎多き中国

2017年8月23日
ウルムチ5
ウルムチまで約240km地点。

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ウルムチまで続く下道があるので、高速を離れそっちを走ることにする。

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196号線をゆく。
朝から向かい風。
うんざり。

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町の入り口に警察の検問があって、車とかは中を開けて軽くチェックされていた。自転車はスルー。

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あと中国に入って、全てのガソリンスタンドに有刺鉄線が張られ、入り口と出口にゲートがあり、警備員が立つようになった。
町なかにも公安の建物が多くて、警察がそこら中にいる。
この辺りって危ないのか。

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海外ではあまり見かけない中国人サイクリストをよく見る。
中国人はビザなしで入れる国がとても少ないので、海外よりも中国国内を走るものなのか。
確かにわざわざ海外に出なくても、気候も景色もバリエーションに富んだ広大な中国を走れば、それで充分って気もする。

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そういえば中国語の漢字って色々省略されている。
例えば「館」の「食へん」など「食」という字が省略形で書かれていたり。

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魚の下のちょんちょんちょんちょんも横線で省略。
看板を見ていると、そういう違いにたくさん気が付く。
これらの違いは日本に漢字が伝わった後に中国で進化した部分なのか。

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中国の漢字を見ていて、イギリス英語とアメリカ英語の関係を連想した。
アメリカは昔イギリスから伝わってきた英語を使っていて、イギリスではその後イギリス国内で進化した英語を使っているから、アメリカ英語よりも先を行ってるみたいな話を聞いたことがある。(一方で、アメリカ人にとってもイギリス英語は古い言葉に感じるって聞いたこともあるけれど)

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そういえばこの乌鲁木齐(ウルムチ)の「乌」っていうやつも「鳥」の進化形なのかな。

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晩ご飯。
中国のご飯は美味しいけれど、油っこいのと辛いのが嫌だ。
特に僕は辛い食べ物が嫌いなので。
食事ってせっかくの楽しみな時間なのに、なんで口がヒリヒリするのに耐えながら食べなあかんねんってイライラしてくる。辛い食べ物が好きっていう人の気持ちが全く理解できない。たぶん僕とは体の構造が違うんだと思う。

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夕方6時頃からようやく向かい風が収まり、最後に小一時間くらい距離を稼いで終わり。
畑の片隅でキャンプ。

2017年08月 30日05:52 中国1

ウルムチ到着

2017年8月24日
ウルムチ6
ウルムチまで110kmくらい。

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早くウルムチに到着するために気合の朝6時半出発。
しかも今日は待ちわびた追い風。
ただ今走ってる道はウルムチが近くなると、自転車走行禁止になるっぽい。
問題なく走れればお昼過ぎには到着できそう。

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東↑
麻雀では東西南北の牌が使われているのに、なんで標識は東じゃないんだろう。

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追い風に乗ってまだ9時半なのに60kmを走り、昌吉(Changji)っていう大きな町。
中国の都市部の街並みはとても日本に近い。

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この町で2回目の朝ごはん。
辛い。

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頼みながらメニューを少しづつ解読していくのが楽しい。
日本人は何となく分かったりするけれど、欧米人とかこれだけメニューの選択肢が多い上、書いてあることがチンプンカンプンだったらすごく困るだろうな。

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その後も追い風に乗って、すんなり昼頃ウルムチ到着。

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ウルムチでは今日、明日と滞在予定。
しかしすることも多くそんなにのんびりしている暇はない。

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とりあえず宿に向かう前に調べてきた自転車屋に向かう。(地図)
やっぱり台湾メーカーのGiantの自転車屋が多い。

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このくらいの品ぞろえ。
ある程度の物は手に入ると思う。

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Giantショップその2(地図)

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Giantショップその3(地図)
グーグルマップで「Giant」で検索したらもっと見つかるので、自転車屋をお探しの方は参考までに。

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珍しいトレックのショップもあった。(地図)
スポーツ用品店、アウトドア用品店などが並んでる店の一つ。
ここは完成車を中心に置かれていて、パーツ類はあまり並んでいなかった。言ったら出してくれるのかもしれない。

その後、宿に向かう。
そういえば中国ではなぜか外国人がホテルで宿泊拒否を受けることがあるらしい。
僕はまだ中国でホテルに泊まっていないので拒否もされていない。
ユースホステルならそんな拒否を受けることもないっていうことで、事前に調べてきた「白樺林国際青年旅舎」というユースホステルにやってきました。

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が、潰れてました。

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ウルムチにはもう一つユースホステルがあるので、肯徳基のwifiで調べる。

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そして向かう。
ほんと果てしなく都会やなウルムチは。

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「麦田国際青年旅舎」(地図)
到着。

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ユースホステルって初めて泊まりますが、少なくともここは普通のバックパッカーホテルと変わらない雰囲気。
壁にたくさんのメッセージやコメントが書かれているバックパッカー宿あるある。
書かれているのはほぼ中国語。
欧米人は中国ビザを取るのが難しいらしく、欧米人旅行者は少ない。

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8人ドミトリーで50元(約820円)。
カザフスタンのアルマトイからひたすら漕いで8日でウルムチ到着。
8日宿に泊まらなかったのも久しぶりな気がする。

2017年08月 31日05:02 中国1

ウルムチで用事を済ます

2017年8月25日
ウルムチ7
ウルムチに滞在中。

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ウルムチって最寄りの海から2300kmも離れていて、「世界一海から遠い都市」らしいです。
Wikipedia情報。

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ついでに今さらな情報なんですが、ここは「新疆(しんきょう)ウイグル自治区」という地域にあたります。もともとはウルグイ民族が住んでいた土地で、それを中国が侵略して領土にしたっていう歴史があるらしい。
ウルムチにはトルコ系の人たちが多くて、その人たちはみんなウルグイ族の人たちらしい。

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あと中国に入って、ずっと看板が中国語+アラビア語表記なのが気になってましたが、これアラビア語じゃなくてウルグイ語だったらしいです。
滞在中のユースホステルに日本育ちの中国人の大学生が泊まっていて教えてもらいました。

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これは後から言っても全然説得力無いやつなんですけど、実はアラビア語とはちょっと違う気がしてたんですよね。

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いやほんとですよ。

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先日壊れたカメラのレンズを探しに電気街みたいなところに。
ここで無事、壊れたのと同じカメラのレンズが手に入る。
このレンズでモンゴルの大草原をバシャバシャ撮ります。
ここからはスマホではなく、ミラーレスカメラでの写真になります。

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さらにヨーロッパ式→日本式のコンセントの変換プラグも入手。
これがなかなか見つからず結構探した。
テープで固定。
買い物の後も自転車整備とかしないといけないことはたくさんある。
今日はお昼ご飯を食べるヒマもないほど用事に追われ続け、あんまり休養は取れず。
でも1日でも早い帰国を目指すため、また明日からモンゴル向けて頑張って走ります。

2017年09月 01日05:17 中国1

ウイグル族と漢族

2017年8月26日
ウルムチ7

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泊まってるユースホステル。
まあとりあえず延泊することにしたんですけど、

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国際大バザールっていうところに行ってきました。(地図)
昨日も行こうと思って探したんですが、ワンブロック違うところを探していてたどり着けなかった。
敷地に入るには荷物検査と身分証の提示が必要。

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バザール内には小型店舗がたくさん入っている。
思ったよりも観光地色の強いバザール。

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中国っぽいやつ。

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中国っぽいのもありつつ、全体の雰囲気としてはどちらかというと中東風。
ウルムチにはウルグイ族という人たちがたくさん住んでいて、ウイグル族はトルコにルーツを持つ人たちなので、バザールにもそういう雰囲気が出ている。

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結局バザールは少し高そうな雰囲気だったので、バザール内のスーパーで普通に買い物をして去る。

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「国際大バザール」周辺は特にウイグル族が多く住むエリアらしく、看板の文字も中国語よりもウイグル語が目立っていたりする。町ゆく人も町の雰囲気も中国というよりは中東に近い。

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お昼ご飯にウイグル料理のお店に入る。

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これは中東~中央アジアなどでも定番の「プロフ」という料理。
要はピラフ。

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羊肉串(シシカバブ)。
ウイグル料理では羊肉が定番らしい。
めちゃうま。

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帰ります。
ウイグル族と漢族(普通の中国人)で住むエリアが分かれていることからも察せるように、仲はあまり良くないらしい。細かい関係性はよくわかりませんが、ウイグル族が先住民族として住んでいたところに、中国人が侵略してきた訳なので、そりゃあ仲は良くないですよね。
ちなみに両者は結婚もできないらしいです。
改宗すればできるって言ってたかな。

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中国に入ってからずっと気になっていた、町のそこら中に特設された交番みたいなのがあって警官がたくさん立っていたりすることや……、

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道路や町なかのそこら中にオービスみたいな監視カメラが設置されていたり、
ガソリンスタンドの柵に有刺鉄線が巻かれて警備員が立っていたり、
スーパーやホテルなどあらゆる施設で荷物チェックが行われているのも、
全てウイグル族と中国人の確執が原因らしい。

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2009年にウルムチでウイグル族による大規模な騒乱があったらしく、かなり多数の死者も出たそう。それ以降、ウイグル族の暴動を警戒して、警備が強化されたということらしい。だからこんな警備が厳重なのも、ここウイグル自治区だけみたいです。

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夜ご飯も羊肉串(シシカバブ)を食べられるお店を探した。
ウイグル自治区の名物料理らしいんですが、普通の中華料理屋にはなかかな置いてなくて、ウイグル料理を出す店じゃないと食べられないみたい。そして中国には基本的に中華料理のお店しかないので、意外と探すのに苦労した。

2017年09月 02日05:31 中国1

中国の不便な事情

2017年8月27日
ウルムチ7
3泊したウルムチを今日こそ出発。
次の目的地はモンゴル国境。
ウルムチからの距離は600km弱。
中国の滞在期限はあと7日なので、まあ1日最低100kmペースと考えれば恐らく問題なく出られそう。

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少し朝ゆっくり準備をして8時半出発。
実は手前のカザフスタンと中国では2時間の時差があり、僕はまだカザフスタン時間で生活しているだけで、実際は10時半。
国境を越えて一気に2時間も時差が変わるとか初めて。
この広大な中国内に時差がないのはおかしい。

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ただここウルグイ自治区には正式な中国時間から2時間遅れ(カザフスタンと同じ)のウイグル時間っていうのがある。
一応、仕事や学校の始業時間や交通機関の時刻表なんかはオフィシャルな中国(北京)時間に基づくらしいんですが、それ以外の部分ではウイグル族の人たちはウイグル時間の生活リズムで過ごしているらしい。別々の時間で過ごしているなんてところからもウイグル族と漢族(中国人)があまり仲が良くないことが伺える。

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僕がずっと過ごしてきたウイグル時間だと朝は午前5時過ぎから少しずつ明るくなりだして、午後7~8時に掛けて暗くなっていくという感じ。北京時間はこれの2時間遅れなので、そもそもウイグル自治区で北京時間で過ごすのはどう考えても不自然。
夏はまだいいにしても、冬とかこの辺りはマイナス何十度まで下がるような地域なのに、まだ夜が明けない真っ暗な中、学校とか仕事に行かないといけないとかひどすぎる。

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ウルムチから60kmくらい走ったところの町。
ここでお昼。

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油っこいものを避けるために肉まんにした。
まあ肉まんも大概油っこかったですけど。
これで5元(約80円)。

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ついでにグーグルマップでこの先の補給ポイントについて調べていく。
中国では小さな定食屋さんにもwifiが付いている場合が多い。

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そういえば中国のネット事情で謎なのが、過剰なネット規制。
中国では見れないサイトが非常に多い。
中国ではGメールも、フェイスブックも、youtubeも、このブログ(FC2ブログ)も見れない。
※「欅坂46公式ブログ」は見れます。

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それを回避する手段として「VPN(バーチャル・プライベート・ネットワーク)」というものがある。この「VPN」を通してネット接続すると、設定により日本とか韓国とか、違う国からネットを繋いでるっていうことにできて、中国のネット規制に引っかからないっていうもの。
なのでVPNを通す手間があるだけで、一応普通にネットはできます。

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滋泥泉子鎮という町。
地図を見る限り、ここ以降モンゴル国境近くまでまともな町や村は無い。
一応高速を走っていたらたまにサービスエリアみたいなのがあるみたいですが、詳しくは不明。
とりあえず水をようけめに持っていく。

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ここで早めの晩御飯。
麻婆豆腐
メニュー内でほぼ唯一読める料理。
意外と唐辛子辛くなくて、山椒が効いていてとても美味しかった。
あとひき肉ではなく、小さな肉片で入っていたので肉々しかったのも良かった。

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夕食後、もう少し走って適当に終了。
ウルムチで丸2日休んだから、さすがに今日は楽だった。

2017年09月 03日05:36 中国1

過疎地帯へ突入

2017年8月28日
ウルムチ8
ウルムチから約120km地点

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ローカルな道を走っています。
少し工事中区間が続いている。

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すこし走って高速と合流。

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モンゴル国境に向かうために北に進む高速を走る。
この辺りから町がほとんどなくなる。
地図で確認する限りでは次の町は300kmくらい先。
さすがにそこまで何もないってことは無いはず。

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距離的にちょうど良さそうなところにサービスエリア。
ここでお昼にしよかな。

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――2時間後。

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しかしレストランが閉まっているという。
開いているのはコンビニだけ。

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一応米を炊いてきていたので、ご飯と缶詰でのお昼ご飯。

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地図で見る限り、次の補給ポイントは200kmくらい先。
いちおう水は7リットル持ってきた。
ただこの200kmで全く補給ができなかったら途中で尽きると思う。
まあなんかあるでしょう。

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20km走ったところにいきなり小さな町みたいなのがあった。
サービスエリアで割高の水買い込んできたのに……。

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さっき食べたとこやけど、もう一回お昼ご飯。
昨日食べて美味しかった麻婆豆腐。
昨日との比べて山椒が効いておらず、どっちかというと唐辛子辛いのがマイナスポイント。ただにんにくが効いていたのは良かった。

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北へ。
さっきの町から緩く上り続けてる。
ひたすら荒野で地形に起伏もあったりするので、どこででもキャンプできそう。

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どこででもキャンプできると、逆に終わり時が決まらずズルズル伸びる。

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丘の陰になってるので、日も当たらないし、道路からも見えないし、風も遮れてて良いところが見つかった。

2017年09月 04日05:30 中国1

強い横風の中を

2017年8月29日
ウルムチ9
モンゴル国境まで約340km地点

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荒野を走る。

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なんか最近スピードが出ないと思ったら、水をたくさん持ってるからかな。
町がたくさんある場所では1リットルくらいしか持たないのに、最近は5リットル6リットル平気で持ってるし。

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昨日からずっと緩やかに上り続けていたのがようやく終わったみたい。
ただかなり緩やかな上りだったので、全く大変ではなかった。

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久々の補給ポイント。
前回の補給地点からは70kmちょいくらいだったと思う。

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何軒かのレストランと商店がある。

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具だくさんのラーメンと肉無し肉まんで早めのお昼ご飯。

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次確実にある補給地点までは110kmくらい。
110km分の水を持って出発。

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地平線の彼方まで荒野が広がっていて、見渡す限り、道路以外の人工物が一切ないところに数百人が住めるようなマンション群がポツンと建っている。
こういう不可解というか、よくわからない建物が多いんですよね。中国は。

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荒野に飽きたらしいピーター。

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お昼に出発した集落から、トイレ休憩以上の長い休憩を一切取らずに6時間。110mを走り切る。めっちゃ疲れた。ずっと強い横風やし。
ていうか我ながらこんなに体力あったんやって思った。ほんとに6時間ずっと走りっぱなしだったし。

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とりあえずお腹ペコペコなのでご飯。
最近ハマってる麻婆豆腐を注文するも、ここも山椒が全く効いてなくて、唐辛子で辛い僕の好きじゃないやつだった。もう麻婆豆腐を注文するのは止めよう。

DSC02412.jpg
食後、野宿地を求めて町の外へ。

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その辺で適当にテントを張って寝る。

2017年09月 05日05:43 中国1

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