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出発1週間前の決意表明

とうとう出発まであと1週間となった。
3月で仕事を辞めて,だらだらしているだけでもう2ヶ月も経ったのかと思うと,少しぞっとした。

出発が目前に迫っているが,まだあまり出発の実感がなく,そこまで緊張は無い。
しかし,ここ1週間くらい毎晩おなかが痛くなるし,毎朝4時か5時に目が覚めて,そこからなかなか寝付けない日が続いているので,実はむちゃくちゃビビッているのかもしれない。

もう準備はほぼ終わっているので,早く出発してしまいたいのだが,別にワクワクしているわけでもない。
どちらかと言うと,レーシックの手術を待っているときの気持ちに近い気がする。手術は怖いけど,待っている時間も怖いから早く手術して楽になりたいみたいな。
そう考えるとやっぱりビビッてるんやな。

出発までの一週間,旅行の準備ですることはほとんど無いので,ピアノの練習を頑張ることに決めた!
僕はピアノを弾くことが好きなのだが,最近は自転車世界一周の勢いに追いやられ,ピアノに対する情熱が影をひそめていたので,あと1週間やけど頑張ることにする!
ホールニューワールド弾けるようになったるんや!

2013年06月 03日22:33 出発前

海外旅行保険

海外旅行保険は長期で入ろうとするとビビるくらい高額になるため,中には保険に入らずに旅立つ命知らずな冒険者もおられるが,僕は心配性なので入っておく。まあ大体の人が入っていると思う。

保険は,準備の中でも重要度が高いものなので,いろいろと調べまわったが,大変だった。
まず長期の海外旅行保険とはかなりマイナーな保険なので,まずホームページに詳しく載っていない。
なので,詳しく知りたいときは,電話などで問い合わせるしかないのだが,電話で尋ねても正確な内容を知れない場合が多い。店員さん自身も長期の保険について詳しく理解しておらず,同じ保険会社に尋ねても,人によって回答が違うということが非常に多かった。

結局僕は,損保ジャパンの保険に入った。
他の自転車旅行者を見ていると,自分で保障内容や金額を選べるフリープランで決めている人が多いが,僕はもともとあるセットプランにした。
保障内容は以下の通り。

○傷害・疾病死亡…なし
怪我,病気で死亡した場合にもらえる保険。
一番安いプランなので死亡保障はなし。

○治療・救援費用…1000万円(2000万円) ※カッコについては下記の裏ワザ参照
怪我,病気の治療費,また病院までの交通費。
他にも,救急車代やヘリコプターなどの捜索費用,もしもの時に日本から駆けつけてくれる親族の交通費まで幅広くカバーしてくれる。

○賠償責任…5000万円(1億円)
僕が物を壊したり,人に怪我をさせたときのためのもの。

○携行品損害…30万円(60万円)
持ち物が壊れたり,盗まれたりしたときのためのもの。
荷物の多い自転車旅ではとても大切な保険。

○航空機寄託手荷物…10万円(20万円)
飛行機が6時間以上遅れて,荷物が届かないときに持ち物を買い直す際に代金を保障してくれる。

○航空機遅延…2万円(4万円)
同じく飛行機が6時間以上遅れた際に,待っている間の食事代やホテル代などを保障してくれる。

○期間…3年間(2年+1年更新)
損保ジャパンの保険は2年までしか掛けられないので,2年後に1年分の更新手続きをしないといけない。
契約時に,“申込人”を日本にいる家族にしておくことで,僕がいちいち帰国しなくても日本にいる家族が手続きをすることで,延長が可能。家族には多少の迷惑を掛けることになるが,さんざん心配させている時点で十分迷惑なので,問題ないだろう。

○保険料…37万5140円(2年…25万0090円,1年…12万5050円)
今回は2年+1年と保険を掛けているので,現時点での2年分と1年分の保険料を足した金額。
現時点で支払っているのは,2年分のみ。
保険料は変わるかもしれないので,2年後の更新時に変わっていたら,延長の1年分はそのときの値段となる。保険会社はどこも赤字らしいので,変わるとしたら値上げになるようだ。


◎保険料を安く抑える裏ワザ
僕は途中で契約の更新をするので,例えば治療・救援費用でみた場合,前半の2年で1000万円,後半の1年で1000万円の保障が受けられるので,最大で2000万円ということになる。カッコの中の金額は3年間の最大でということ。
もし仮に「2年+1年更新」ではなく,「1年+1年更新+1年更新」とすると,1年ごとに1000万円なので3年で3000万円となる。(保険料は2年+1年とする場合と同じ)
これを利用し,短い期間で小刻みに更新をしていくことで,小額の保険でも非常に手厚い保障を受けることができるという,ウソみたいな裏ワザがある。
ただこの裏ワザもちゃんと使えるのかがあいまいで,代理店で損保ジャパンに確認してもらった時は大丈夫とのことだったが,僕が損保ジャパンのカスタマーセンタに尋ねたときには,「2年+1年」だろうと「1年+1年+1年」だろうと3年で1000万だと言われたので,長期の海外旅行保険は本当に謎が多い。
長期の保険を検討する方がおられましたら,とりあえず確認してみる価値はあるかと思います。

2013年06月 07日15:56 出発準備

出発前日

とうとう出発前日。
住民票も抜き,頭も坊主にし,荷造りも終え,長かった出発準備がようやく全て完了した。
本当に長かった。
もう一生来ないんじゃないかと思っていたくらい待ちわびていた瞬間が,もう明日なんやな。
ウソみたいに感じる。

冗談抜きで星の数ほど不安や心配事があるが,意外とそこまで恐怖はない。
出発直前はもっと恐ろしいものだと思っていたけれど。
以前は,たった一人でチャリンコで世界一周してくるなんて馬鹿げたこと正気じゃできないな,なんて思ったもしていたが,思ったよりも正気だ。
ひょっとすると,この期に及んで出発の実感が沸いていないだけなのかもしれない。
アラスカで一人自転車を漕いで生活していくとかまるで現実感が無いのだが,とりあえず現実的な問題として,来週からガッキーのドラマを見れないことと,ハンターハンターの連載が再開されたときどうするかが問題やな。

2013年06月 09日20:29 出発前

出発の朝

これまで,自転車旅行の前日の晩はほとんど寝られないことが多かったが,夕べは不思議とすぐに寝付けた。
朝は5時過ぎと早めに目が覚めたけれど,何かとやることが残っているのでちょうどいい。

朝から夕べのガッキーのドラマの録画をみて,部屋の片付けと掃除をして,ピアノの練習をしていた。
ホールニューワールドを練習していたが,中途半端な完成度で旅立たなくてはならないのが悔やまれる。
もっと早くから練習しておけばよかった。

次,日本に帰ってくるのはいつになるのだろう。
ピアノは全部忘れてしまってるやろうな。
日本で何気ない日常を過ごすこともしばらくは無いんやなと思うと,
改めて,ものすごい犠牲を払って旅に出るんやなと実感する。

家族や友達と会うこともしばらくはない。
最近,親戚の家を回ったり,友達と会って,出発前最後のあいさつを済ませてきたが,
いろんな人が心配,応援してくれた。
個人的な趣味に対してこれだけ応援してもらえるのは,少し恐縮してしまう気持ちもあるが,
とてもありがたいとも思う。
計画通り旅を進められるかも大切だが,それよりもともかく,
ちゃんと無事,生きて日本に帰って来ないといけないなと強く感じている。

この場を借りて,今までありがとうございました。
気をつけて行ってきます。

2013年06月 10日11:36 出発前

出発 関空~シアトル経由~アラスカ(アンカレッジ)

アラスカまでの飛行機は,夕方発なので昼過ぎに家を出ることになる。
午前中はのんびりと出発の最後の確認をすることができた。
空港までは両親に車で送ってもらった。

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海外は子どもの頃の家族旅行以来。
関空ってダイソーとかユニクロとかあるんですね。

僕は新生活への期待などもあり気持ちが前を向いているせいか,両親との別れは案外ドライだった。特に感傷的になったり,別れを惜しむような感じではなく,2,3日の旅行に行くようなノリで空港のゲートに入っていった。
こういうのは,どちらかというと見送る側の方が,感傷的になったり,色々不安に感じたりしやすい気がする。

アラスカのアンカレッジまでの飛行機は直通ではないので,シアトルで一旦経由する。
10時間の後,シアトルに到着。
乗り継ぎのため,また10時間近くシアトルで時間を潰すことになる。
そして早速,英語の嵐。
初めて東京に行った時に感じた,「えぇーー誰も関西弁しゃべってへんーー」とかいう,かわいいカルチャーショックとはわけが違う。
英語での入国審査を何とかギリギリのところでクリアし,どこに行ったらいいのか地図を見て悩んでいたら,「シンペイ?」と片言で僕の名前を呼ぶ声が聞こえた。
顔を向けると見覚えのある黒人女性の姿が。

実は僕の伯父さん一家がシアトルに住んでいて,いとことシアトルの空港で落ち合う約束をしていたのだ。
声を掛けてくれたのはいとこの彼女だったのだが(以前いとこと日本に来たことがあるので面識がある),しばらくしていとことも合流した。

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いとこのジョーダンの運転で,とりあえず伯父さんの職場に寄って,みんなで昼ごはんを食べることにした。

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おじさんの職場
ビキニの中に着物の女性がいて,なんかおもしろかった。

何が食べたいかリクエストされたので,「飛行機で疲れているから軽めのサンドイッチがいい」と答えたが,さすがアメリカ。サンドイッチでもチーズたっぷりでまあまあなボリュームだった。

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伯父のしんちゃん,ジョーダン,二コール,ゲイブ

その後,シアトルの町を回って伯父さんに,虫刺されの薬,川なんかの水をきれいな飲み水に変えるなぞの薬,その他いろいろを買ってもらい,ついでにスタバでwi-fiのつなぎ方を教えてもらい,伯父さんの家に寄ってシャワーを浴びて,ついでに愛犬と遊び,有意義に過ごした。

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ほぼ初めてに近い海外で,これだけ手厚い歓迎を受けることができたのは,幸運としか言いようが無い。
みんなとってもよくしてくれて,本当にありがたかった。

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その後,空港でお別れをし,ロロ君と共にアンカレッジへ。

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夕方かと思いきや,夜中の0時過ぎ。
時差ぼけと明るさで,時間の感覚がよくわからんことになっている。

とりあえず今晩は空港で泊まることにする。

2013年06月 11日23:26 アラスカ

アンカレッジ観光

空港のベンチで寝てたから起きたら腰むっちゃ痛かった。
空港内のスタバで朝ごはんを食べ,自転車の組み立て。

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ネジを回していたらムニュっといやな感触がして,急に六角レンチが軽くなった。

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折れてしもたーーー!
ちょっと強く締めたからって折れんでもいいやろがーーー!
このネジ穴が使えないと4つあるカバンの内のひとつが取り付けられない。
昨日は良い旅のスタートが切れたと思ったのに。

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完成したはいいもののカバン1つ担いで走るハメに。

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アラスカ日差しがめっちゃ強いな。
そこまで気温は高くないが,日光が日本の真夏並みに強い。
天気も良いし,半そで半ズボンで余裕。

初めての海外走行だけど,なぜか緊張などは一切無い。
長い移動のストレスでなのかわからないけれど,逆に走っててむっちゃ気持ち良い。

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アウドアショップ「REI」(レイじゃなくアール・イー・アイと読みます)
ネジが折れて埋まってしまったので,同じパーツがあるか店員さんに聞くと,「オーケイ」と軽く言って,そのパーツを持って奥に入っていった。そして数分後,ネジを取り除いて再び持ってきてくれた。
そんなことできるんやな。どうやって取り除いたんやろ。
とにかく本当に助かった。

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ちょっと進んだところにあるアンカレッジの中心街。
こぢんまりしていて回りやすい町。
本格的な走行は明日からにして,今日は観光のみにする。

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バイオリンの演奏もウエスタン風だった。
さすがアメリカ人。

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高級そうなホテルの一角にピアノが置いてあった。
ダメ元で,「弾かしてもらえませんか?」と尋ねると,
すんなり「良いよ」って返してくれた。
さすが自由の国。
さりげなくチップ入れる容器をそばに置いておいたけれど,誰もお金は入れてくれず。
やっぱりホールニューワールドしっかり練習しておくんやった。

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インフォメーションセンタの人に教えてもらった安宿。
ドミトリー(相部屋)で25ドル。
アメリカの中では安いほうやろ。
しかも僕一人で部屋を使わせてもらえたので,ラッキーだった。

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荷物が多いので整理が難しい。
旅を続けていれば,その内上達するのかな。
とりあえずこのタイミングで宿泊者が入って来なくて良かった。

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ギャングがたむろしてそうな部屋も用意されている。
一応,食事部屋みたい。
奥にキッチンがあったし。

総じて汚いけれど,安いので不満は無い。

2013年06月 13日00:29 アラスカ

早くも挫折の予感 アンカレッジ~フェアバンクス1

アンカレッジ~
いよいよ本格的な走行がスタート!
南下すると見せかけれ北上する。
目指すはアラスカの第2都市フェアバンクス。
フェアバンクスまで600km弱なので,1週間程度で着くかな。


ある程度覚悟はしていたけれど,海外自転車旅行って難易度高すぎるやろ。
アンカレッジで地図は買ったけれど,アラスカ全土の一枚地図なので,細かい道はさっぱり。
道がわからないから,人に尋ねることになるけれど,何を言っているか3割くらいしか理解できないので,結局よく分からない。
あと標識が少なかったり,日本の道とは勝手が違う部分も多い。
この先がかなり不安になってきた。

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この先はハイウェイに乗ってしまうので,側道を探す。
いろんな人に聞いて探し回り,何とか見つけ出す。

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この道探すのに1時間くらい掛かった。
アメリカの道は難しい。

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途中出会ったおじいちゃん。
この人が言っていることは1割も理解できなかった。
歯はほとんど無かったけれど,筋肉はムキムキだった。

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イーグルリバーという町のイーグルセンター。
市役所みたいなところなのかな。
店なんかがあっても,パッと見で何なのかわからないことが多い。

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ちなみにこの施設,公文が入っている。
公文って知らんところでてアラスカに進出してたんやな。

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銃弾だらけの標識。

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この道を進むとハイウェイに入ってしまった。
65マイルというと時速100kmくらいなので怖い。
でもそれ以上に車の通る音がうるさいのがうっとうしい。
それでもハイウェイを走るのが最短距離やし,1番分かりやすいんやけど。

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今日の目的地,Wasillaに到着。
「ワシラ」じゃなくて「ワスィルァ」ね。
今日はキャンプ泊にした。
シャワー無しで10ドル。
うすうす気付いていたけれど,アラスカって蚊がむちゃくちゃ多い。
キャンプ場なんかは特に多く,蚊取り線香を焚いてもあまり効果は見られない。
その割りに現地の人は平然としているのが謎。
みんな毛むくじゃらだから蚊に刺されにくいのかもしれない。

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アラスカの夏は日が長いのでのんびりしてしまう。
今日はだらだら夜9時くらいまで走ってて,(その割りになぜか100km弱しか走れてないんやけど),テントの準備をしていたら10時を過ぎていた。
この時間でも遠くで子どもが遊んでいる声が聞こえているし,時間の感覚がおかしくなる。
この時期のアラスカは,ほとんど日が沈まないので,水道で洗った洗濯物が翌朝乾いていることを願う。

2013年06月 14日09:27 アラスカ

ハイウェイを行く アンカレッジ~フェアバンクス2

アンカレッジ~

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今日もハイウェイを走り続ける。
分かりやすいし,前日とは打って変わって快調。

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今日は雲が多く,暑さもマシ。
日差しの強さが異常な割りに,空気はひんやりしているので,曇りと晴れの寒暖差が激しい。

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フェアバンクスまで309マイル
1マイルは約1.6kmなので,500kmくらい。
日本でいうと東京~京都間くらいなので,そんなに大変な距離では無いが,この荷物だと果てしない距離に感じる。
あと荷物が重いので,坂の効果が2倍くらいになる。
下り坂は少しの傾斜で,ものすごいスピードが出るが,上り坂は本当にしんどい。

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ガソスタで休憩。

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アメリカではガソリンを給油するついでに休憩する文化があるらしく,ガソリンスタンドにコンビニやハンバーがショップが併設されている。
飲食店に入るときは,自転車が取られたら困るので,店内に持ち込むようにしている。
他のお客さんからは,「何してんのこいつ」みたいな目で見られるが,店員さんには特に何も言われないので大丈夫なんだろう。

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willowという町の図書館。
wi-fiを使える場所が無いか尋ねたら,この図書館を教えてくれた。
この町はガソリンスタンドや小さなショップが数件ある程度なのに,こんなきれいな図書館がポツンと建っていいて,不思議な感じがする。

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図書館の裏には湖とちょっとした公園がある。
のんびりできていいところだ。

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まだ昼過ぎで,50kmくらいしか走ってないけれど,今日はすぐ近くにあるキャンプ場に泊まることにする。
涼しい風が入ってくる図書館に,綺麗な湖が見える景色と,若干の疲労感が相まってすごく気持ち良い午後を過ごせた。
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結局図書館が閉まる午後8時までここで過ごし,その後すぐ近くのキャンプ場に移動した。
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シャワーありで12ドル。
事務所兼バーで,管理人やお客さんと雑談をした。

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男性が管理人のダニーで,女性がキャンプ場を利用しているダン。
僕も「シンペイ」と名乗るのだが,何回教えても「シャンパン」としか言ってもらえなかった。

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ダンの子ども達もやってきたので,日本から持ってきた折り紙を教えてあげた。

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おごってもらったビール。
「僕はお酒が弱い」と言ったら,アルコール度数の低いビールを注文してくれた。
飲みやすくてとてもおいしい。日本の居酒屋にこのビールがあったらこればっかり注文すると思う。
その後,他のお客さんも加わりちょっとした宴会みたいになって,すごく楽しい夜を過ごせた。

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ダン一家のキャンピングカーのとなりにテントを建てさせてもらった。
もう夜の11時を過ぎているのに子ども達はまだまだ元気で,テントを建てるのを手伝ってくれた。
尋ねると,夏の間は1時ごろに寝てると言っていたと思う。
僕のヒアリングが確かだったら。

2013年06月 15日05:43 アラスカ

ど田舎の予感 アンカレッジ~フェアバンクス3

朝起きると,夕べお世話になったダンが仕事に向かうところだった。
仕事モードに切り替わったダンは,昨晩の陽気なダンとは別人のようにキリッとしていてびっくりした。
現在,全く切り替えの無い生活を送っている僕は,妙な劣等感を抱きながらキャンプ場を後にした。

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今日も一本道のハイウェイを走る。
車通りが少なく,平坦な一本道なので快適。

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工事中をしていて止められた。
こんなちょっとした時でも,こっちの人は積極的に話しかけてくれる。

しばらくすると車がやってきて,「送ってやるから自転車を乗せろ」と言われた。
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どうやら新しい道路を作っているようだ。
正直,自転車を漕ぐのは少しめんどくさいので,数キロ程度だが送ってもらえてラッキー。

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その後もひたすら,何も無い一本道を走る。

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レッドリボン軍のマークってこんなん違ったっけ?

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一応,町一番の中心街。
ガソリンスタンドとサブウェイがあるだけだけれど,サブウェイにwifiがあったので,昼ごはんがてら休憩をする。

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パン,メインの具,野菜,ソースを選んで作ってもらう。
何を言っているかよく分からないので,あまり選ばせないでほしい。

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相変わらず全く代わり映えのしない景色。
時折マッキンリー山が見えるようになったくらい。

夕方,今日の目的地,trapper creekという町に着く。
といっても,ガソリンスタンドやキャンプ場や,なんやかんやが数件ある程度なので,ほとんど景色は変わらない。

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今日もキャンプ場に宿泊。
シャワーは別料金,wifiが付いて10ドルだった。
この辺では10ドルくらいが相場みたいだ。

今日も昼間にネットをしていたせいで,60kmくらいしか走れていない。
でもこの先はさらに何も無い区間が続くようだ。
なんせ次の町までは170km,次のガソリンスタンドまでも150kmというふざけた区間なのだ。
所々にキャンプ場やストアがあるらしいのだが,明日はとうとう本気を出さないといけないっぽい。

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キャンプ場の小さなレストラン。
今日の晩御飯のスープと,(すでに食べてしまったけれど)ホットドッグ。
ここに来てからは,だいたいいつもハンバーガとかサンドイッチなので,このスープは初めての料理らしい料理と言える。

2013年06月 16日02:38 アラスカ

ドキドキの無補給区間 アンカレッジ~フェアバンクス4

アンカレッジ~

今日は昨日にも増して何も無い区間が続くようなのでがんばろう。

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フェアバンクスまで239マイル(約380km)
まだまだ先は遠い。

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30km走って初めての店。
モーテル(簡易的なホテルみたいなもの)とおみやげ屋さんを兼ねている。

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ちゃんとしたきれいな店に入るのアメリカに来て初めてかもしれん。

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店内から山々を眺めることができる。

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チーズサンド(7ドル)とペットボトルの水(2ドル)
すごくシンプルなサンドイッチだったがおいしかった。
ファーストフード店とか,食べ物を割と雑に出す店ばっかり行っていたので,丁寧に作られたものというだけで,
おいしく感じる気がする。
あとこっちに来て初めてチップというものを払った。

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そこから少しすると,ビューポイントがあった。
割とたくさんの人でにぎわっている。
さっきのやる気の感じられる店といい,この辺りは観光地っぽくなってるのかもしれないな。


……と思ったら,それ以降,一切の店が無い区間が50km続いた。
で50kmぶりに何かあると思ったら,また別のビューポイントだった。
景色がいいのは分かったから,飯を食わせてくれ。
さらに無補給区間は続く。
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一応このビューポイントにはキャンプ場が併設されていて,ここに泊まることもできる。
でも今持っている食料は,薄切りの小さいパン2枚と,水400mlくらい。
今日泊まると,明日の朝には今持っている食料はすべて消費してしまうだろう。
そうしたら,どこにあるのかも分からない店まで飲まず食わずで走ることになる。

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というわけで,再び走り続けることにした。
マジでここまで店がないとは思わなかった。
上り坂と暑さでノドは乾くが,あまり飲めないのが辛い。
チーズサンド食べた店で,水買ってなかったら詰んでたな。
でもその水も残りわずか。

もう奥の手を出すしかなさそうだ。
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シアトルで買ってもらった,水をきれいにする薬。
下手したら最後まで使わないだろうと思っていた薬を,出発してたった数日で使うことになるとは。
川の水が結構にごっているのが気になるけれど。
この薬を入れて,30分経つときれいになっているらしい。

そして30分後……。




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お茶になってしもた!
もちろんお茶などではなく,危険な香りしかしない。
だが実は,30分経って汚かった場合にプラスして入れる薬があるのだ。
その薬を入れて,ペットボトルを振ると,

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一瞬で透明な水に。
ほんまに一瞬で変わりすぎて,逆に怖い気もするが。
一口飲んでみると,ちょっと薬っぽい味はするが,飲めなくはない。

その後,小さなキャンプ場にたどり着く。
しかし無人のキャンプ場で,相変わらず店などは見当たらない。
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マークスとコーウェル(後ろの席に彼らの赤ちゃんもいる)
駐車スペースに彼らの車が止まっていたので,この先にレストランか食料を帰る店が無いか尋ねた。
しかし,彼らも僕と同じ方向から来たので,この先のことは分からないと言う。
そして,「腹が減っているのか?」と尋ねると,
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こんなにたくさんの食料と飲み物をくれた。(ホットドックは2本くれたが,1本はもらって即,食べてしまった)
人の皮を被った神様じゃないかと思った。
でものちのち考えると,いくら神様が相手でも,ちゃんとお金は払っておくべきだったとも思った。

さらに地図を見て確かめてくれたが,40kmほど先に町があるとのことだ。
時刻は7時過ぎ。
せっかく日が落ちないアラスカに来ているので,町までがんばろうかとも思ったが,少し前から自転車の変速機の調子が悪く,変速できない状態になっている。
このキャンプ場でとりあえず修理を試みた。
しかし直せず,逆に悪化させてしまった。
いらんことするんじゃなかった。
走る気力は失せ,今日はキャンプ場に留まることにした。
山道が続くのに,変速機が潰れるとか終わってる。
Wレバーの変速機って,アメリカの自転車屋さんに置いてるのかな。

2013年06月 17日04:52 アラスカ

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