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山岳地帯を抜ける

aグアテマラ3

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昨日は頑張って走ったけれど,今日も頑張って走る。
日中,ものすごい暑さになるので今日は6時起床,7時半出発。

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グアテマラの田舎の風景。
しかし朝8時くらいからすでに暑い。

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フライドチキン休憩。
メキシコ人もたいがい鶏肉が好きだったけれど,グアテマラ人はさらに鶏肉好き。好きなのか,他に選択肢がないだけなのかは知らないけれど,どこの町も焼き鳥,フライドチキン屋で溢れている。
手ごろな値段でたんぱく質が補給できるのでうれしい。

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ジェットコースターみたいな道が続く。

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やけに車が詰まってるなと思っていたら,なんか前のほうで大変なことになっていた。

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夕方,リオドゥルセという町に到着。
小さいながら活気のある町だ。
本当はあと40kmくらい先の町まで行くつもりだったけれど,時間的に日没ぎりぎりになりそう。治安の悪いグアテマラでは暗くなるまで走りたくないので,今日はこの町でストップ。

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ガソリンスタンドでお願いしてテントを張らせてもらう。
お願いをするときに,なんと初めてお金を要求された。
「30ケツァール(390円)払え」と言ってきたのだが,100パー店員の小遣い稼ぎだと思ったので,「いや,お金持ってない」って言うんやけど,向こうは全く折れる気配がない。何かを一生懸命に説明してくるんやけど,全く聞き取れず。次第になんとなく,小遣い稼ぎじゃないのかなっていう気がしてきた。後から知ったんやけど,シャワーも貸してくれたので,ひょっとしたらここで車中泊かなんかする人のために空きスペースを貸していたのかもしれない。知りませんが。
結局お金を払って泊まらせてもらうことに。

2014年05月 01日05:05 グアテマラ

日本人サイクリストと会う

グアテマラ4

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今日も早起きして出発。
最近6時前くらいに自然に目が覚める。
寝るのも10時ごろやし,すごく規則正しい生活を送っている。

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泊まっていたリオドゥルセの町は海から近いところにある。

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さくっと走って,昼ごろにモラールズという町に到着。
フローレス以降では一番大きな町。ただ観光地ではないので,フローレスみたいにおしゃれな雰囲気ではない。

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とりあえず鳥を食う。
チェーン店のフライドチキンをはじめて食べたけれど想像以上においしかった。
セットで26ケツァール(約340円)

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市場。
こういう汚くてごちゃごちゃした雰囲気の場所がはじめは嫌いだったけれど,慣れてきたのかだんだん気にならなくなってきた。

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マンゴーを買ったときに一緒に勧められたフルーツ。
割とおいしく,たくさん入って5ケツァール(65円)と安かったので買ってみた。
絶対名前を忘れると思ったので,5回くらい店員さんに聞きなおしましたが,やっぱり忘れました。
確か3文字だった気がする。

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今日は半日しか走っていないけれど,この町で終わり。
というのも,実はたまたま近くを走っていた日本人サイクリストのreiさんという方がいることをブログを通じて知り,せっかくなので会ってちょっとしゃべりましょうという話をしていたのだ。
reiさんのブログ『となりの国』

半日いろいろしゃべって楽しい時間を過ごすことができた。
reiさんはオカリナとハーモニカを持って旅をされているので演奏を聴かせてもらったり,僕の拙いギターを披露したり。僕がアメリカで何か楽器を買おうと思ったときに,ギターと共に候補に挙がっていたのがオカリナだったので(というかオカリナも買いましたが,音域の狭いおもちゃみたいなやつだったので捨てました),聴いていてオカリナも欲しくなってきた。小学生のとき,リコーダーにむちゃくちゃハマッてた時期があったので,同じ笛系楽器のオカリナも好きになれる気がする。

この先も一緒に走れればよかったのだが,reiさんは体調が悪いらしく,しばらくこの町に滞在するので,半日と短い間でしたがここでお別れをすることに。
reiさんも南米の南端を目指しているのでまたどこかで会えるだろうし。

2014年05月 02日05:33 グアテマラ

2日連続で日本人と会う

グアテマラ5

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昨日は消防署に泊めてもらっていた。

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ここの消防車は日本で使われていたものらしく,日本語で書かれているボタン類の意味を聞いてくるので,一生懸命スペイン語で説明していた。

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と言ってもちゃんと答えられるのって「開」「閉」「右」「左」くらいなんやけど。ていうか彼らはボタンの意味を知らずに消防士の仕事をしているのか。

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モラールズの町を出発するんですが,不思議とまったくやる気が出ない。
しかも町から出る道を間違えて(↑これも間違った道を走っていました),もう一泊モラールズの町に泊まろうかと本気で迷ったほど。

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結局走ることにしたんですが,町から出るのに1時間くらい掛かった。
かけらもやる気が無く,いつもの半分くらいのスピードでノロノロ進む。

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そんなこと言いつつも,しばらく走っていたら,やる気も普段どおりにまで回復するんですが。
まぁやる気なんて半分は気のせいみたいなものですよね。

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アイス休憩。13ケツァール(169円)
日本円に直して,まあまあ高いことに気がついた。
でもおいしいからやめられない。

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昼ごろにぎやかな町に着く。
このくらいの時間になると毎日,暑すぎて死ぬかもしれんって思っている。

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昼ごはんは鳥。
毎日鳥を食べ続けている。

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そしてクーラーを捜し求めてケーキ屋に入る。
味にはまったく期待をしていなかったけれど,やっぱりおいしくなかった。ていうかまずかった。たぶん1ヶ月くらいショーケースに放置されてたんちゃうかな。

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きついアップダウンを上ったり下ったりを繰り返し,

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今日の目的地,グアランの町に到着。

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グアテマラの町はメキシコの町に比べ,セントロ(中心街)にたどり着くのが難しい。
標識や看板もないし,メインストリートを進めば着けるというものでもない。

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10回くらい人に聞いて到着。
一応メキシコと同じく,セントロには広場と教会があるけれど,メキシコほど立派ではなくなった。

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そして今日もボンベロス(消防署)をたずねて泊めさせてもらう。
なんだかんだでメキシコと同じく,グアテマラの消防士さんにもお世話になることになりそうだ。

消防士さんと話しているときに「この町には日本人の夫婦が住んでいるんだぞ。良かったら会いに行くか?」とお誘いの話を受ける。
そんな大きな町ではないのでビックリしたけれど,会ってお話できるなら会いたいということで,その日本人ご夫婦の家までバイクで送ってもらった。

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本当に住んではった。
遅い時間の突然のお邪魔だったにもかかわらず,おうちに上げてくださり色々話を聞く。
いつも思ってるけど,世界中いろんなところに日本人って住んでるんですね。

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もう僕は晩ご飯を食べていたのだが,「若いからもっと食べられるでしょう?」と,なんでもかんでも食べさせようとするおばあちゃんみたいなノリで,純和風のご飯や,庭になって食べきれないというフルーツをたくさんご馳走になってしまった。本当にありがたい限りです。
数日後に到着するアンティグアの町でも日本人宿でたくさんの日本人と会えるし,最近,日本語話しすぎやなとすら思う。

2014年05月 03日05:22 グアテマラ

鶏肉を食べ続けた成果

グアラン

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昨日はグアランという町の消防署に泊めてもらっていた。
メキシコからずっと消防署を尋ね続けている僕の独断と偏見ですが,ここは二番目にきれいな消防署でした(一番はメキシコで初めて訪れたチワワの消防署)。

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正直,消防署っていうのは大体汚いものだけれど,ここは住んでもいいレベルのきれいさ。

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出発します。
目的地のアンティグアまではあと200km。
山道なので,少し余裕をもってあと3日で到着する予定。

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途中立ち寄った町。
もっと大きな町かと思っていたけれど,そうでもなかった。
やっぱりグアテマラに来て,セントロ(中心街)の雰囲気が少し暗くなったと感じる。
メキシコでは小さい町でも小さい町なりの活気があったけれど,グアテマラではそれがあまり感じられない。

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奥に上り坂が見えると思うんですが,こんな小さな上り坂の一つ一つがものすごくしんどいんですよ。
マジで。

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首都のグアテマラシティまではあと136km。
首都は治安が悪いらしい。

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子どもたちがホースの水で水遊びをしていたので,僕も頭から水を掛けてもらう。
シャツも含め全身びしょびしょになっても,走っていたら割とすぐに乾いてしまうのがすごい。

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アップダウンを繰り返し,体には疲労が蓄積していくが,実は足はそこまでしんどくない。ここ数日そうなんやけど,上ったり下ったりしている割に,足の筋肉だけはあまり疲れない。朝の上り坂と夕方の上り坂のしんどさがほぼ同じ。だから午後になってくると僕はバテバテやのに,足だけが一人元気っていう変な感じになる。
毎日鳥を食べ続けている成果かもしれない。

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突然渋滞しだしたと思ったら,前で大変なことになっていた。
これまで事故ってあまり見てこなかったけれど,グアテマラではすでに2回見ている。
グアテマラ大丈夫なのか。

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夕方,大きい道の交差点にできた町に到着。
町になってるって知らなかったので,良かった。
今日はここでストップ。

2014年05月 04日05:46 グアテマラ

ブログを見てくださっている皆様へ

さて,とりあえずの目的地アンティグアまではあと2日,というところまで着ました。
実際には,数日前にアンティグアの日本人宿に到着をしています。
初日,到着して早々,パソコンが2段ベッドから落ちて,壊れてしまいました。
現在はパソコンを日本で注文し,アンティグアの宿に送ってもらっている状況です。
パソコンがいつごろ届くかは運次第で,1週間後になるか,1ヵ月後になるかわからない状況です。
写真もアップできないので,ブログの更新はパソコンが届くまでお休みさせていただきます。
文字のみの記事なら書くことができるので,コラムのようなものを投稿する可能性はあります。
しばらくお待たせすることになり,申し訳ありません。

2014年05月 05日05:12 グアテマラ

翻訳サイトとスペイン語

自転車で旅行をしていると現地の人に話しかけられたり親切にしてもらったりして,仲良くなることがよくある。メキシコ以降はずっとスペイン語(ベリーズ除く)なので,頑張ってカタコト以下のスペイン語でコミュニケーションを取るのだが,当然なかなか意思の疎通は取れない。

そこで便利なのが,「グーグル翻訳」とか「エキサイト翻訳」などの翻訳サイトである。スペイン語と日本語で翻訳をし合い,パソコンを囲んで会話をするわけだ。しかしこの翻訳サイトが使ってみると実は,便利なのか不便なのかよくわからないシロモノなのである。

「英語→日本語」で翻訳サイトを利用したことがある人は多いかと思うが,そのとき不自然な日本語になることがよくある。でもなんとなく意味は理解できるだろう。でも,「スペイン語→日本語」の場合,英語を翻訳したときよりも100倍ぐらい不自然な日本語になるのだ。もうまったくの意味不明。なんとなく意味が感じ取れることすら稀。

はっきり意味が通じることは皆無で,おぼろげに内容を理解できることが10回に1回とかその程度。
ほとんどスペイン語がわからない僕ですら,日本語訳よりもスペイン語の原文を見たほうが理解できるレベルで意味不明。冗談じゃなく本当に。

以前聞いたことがあるのだが,スペイン語は日本語よりもフランクな表現が豊富らしい。今まで僕が会話した人はそういうフランクな文章のまま翻訳してしまうせいで,変な日本語になってしまうのかもしれない。
あともうひとつ,現地の人がよく文章を書くときに,略字で「q」一文字で何かを表すことがある(後で聞くと「que(何)」の意味らしい)。当然そんな時は,日本語に翻訳されずに「q」のまま日本語訳になってしまう。ほかにもそういう表現があるのか,日本語訳された文章の中には,かならずいくつかスペイン語のままの言葉がある。そういうのも翻訳をわかりにくくしている理由のひとつだろう。
現地の人とコミュニケーションを取るためには,僕がちゃんとスペイン語を勉強するしかないということみたいだ。

2014年05月 15日05:05 情報と雑談

チーノ

日本人が中米を旅行していると,現地人に「チーノ,チーノ(中国人)」と呼ばれることがしょっちゅうある。
メキシコ人には2,3割の確立で「ハポネス(日本人)」と呼ばれることもあったけれど,グアテマラに入って「ハポネス」と呼ばれることはほとんどなくなった。

日本人でも,日本人と中国人の見分けは難しいので,中米人にその見分けが付くわけが無いし,仕方ないとは思う。というか彼らは中国系の顔を見たら深く考えずに「チーノ,チーノ」と言っているだけのようにも思える。
それでも,やっぱり,あまりいい気はしない。(ついでに書くと「チーノ」には蔑称としての意味合いも含まれているとか。でも,正式なスペイン語でも中国人は「チーノ」と言うので,言い方の問題なのかもしれない。正式な呼び方が悪口っていうのも悲しい話だ。)

中国人に間違われることは全然気にしないけれど,まったく知らない通りすがりの人に向かって「おい,中国人」って言うのはあまりに失礼じゃなかろうか。仮に日本で外国人を見かけた場合,「うわ,ガイジンや」って思うことはあっても,その人に向かって「おい,ガイジン」みたいに声を掛ける人はほとんどいないだろう。そんな非常識なことを言われているのかと考えると,ちょっとだけむかつく。中米人にそんなマナーを求める方が間違っているのだろうけど。

日本人も昔にアメリカ人のことを「メリケン」みたいに蔑称(?)で呼んでいた歴史があるので(直接アメリカ人に向かってそう声を掛けていたのかは知らないけれど),そういった遠慮の無さというか,マナーの悪さというか,民度の低さは途上国特有のものなのかもしれない。

2014年05月 21日05:24 情報と雑談

グアテマラの本気

まだグアテマラのアンティグアの町で,日本から送ってもらっているパソコンを待っています。
パソコンは届いていませんが,更新できるようになったので,少しずつ更新します。

2014年4月30日
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朝起きると風邪の2歩手前くらいの体調だった。
最近ずっとアップダウンのきつい道を走っていたのと,昨夜暑すぎてあまり寝られなかったことが原因だと思われる。でも朝の時点で風邪の2歩手前なら,しばらくしたら普段どおりにまで回復するはずなのであまり気にせず進む。

グアテマラ
目的地のアンティグアまではあと120kmほど。
最近は大体1日80kmくらい走っていたので,120kmの道のりを2日掛けて進むことを考えたら,距離的には楽勝なのだが,ここから壮絶な上りが待っているので,結構大変な道のりになる。
今標高300mなのだが,ここから最高地点で2100mまで上るらしい。
今日はいよいよ山岳国グアテマラの本気を見ることになる。

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出発して早速300mの上り。
しんどい。むちゃくちゃしんどいけど,妙な意地が生まれ,自転車を押さずに上りきる。

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頂上。
自転車を漕いで上りきった頂上と,自転車を押して上った頂上では,景色の見え方がまったく違うものです。頂上まで漕いで上りきったときはいつも,この景色を見せてくれた自分自身の頑張りに感謝をしている。

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ちょっと下った町で休憩。
体調は問題ないけれど,連日の走行もあって足に疲労が溜まってきている。
ゆうべもちゃんと鳥肉食べたのにな。

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盛り付けは雑だけれどうまかった。
最近はフライドチキンが多かったけれど,煮込んだ鳥もおいしい。

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町を出るとすぐに,今度は400mアップの上り。
ちょうど一番暑いお昼時なので,殺人的な日差しと相まって,いつにも増して「暑すぎて死にそう」と思いながら自転車を漕ぐ。ここでも妙な意地が発揮され,フラフラになりつつも頑張って頂上まで上りきる。
上り終えたとき,自転車を押さずに上りきれたことが奇跡のように感じられた。

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頂上の町のレストランで,焼きバナナとゲータレイドで休憩。

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ハンモックがあったのでちょっと休憩していたら,もうすでに3時。
まだ出発して30kmも進んでいないのに。今さらながら,坂道だとこんなに進めないものかと思った。

まだまだ上りは続くので,急いで出発する。
しばらく走っていると,1台の車が止まる。
そして,「どこまで行くんだ? グアテマラシティまでだったら乗せていってやるぞ」と。

このとき,僕の頭の中にはいくつかの思いがよぎった。
実は走っているときに,「もし誰かが車に乗せてくれることになったらどうしよう……」と考えていて,そのときのことが頭に浮かんだ。想像の中の僕は,「いや,ここだけは自分で走りきりたいんだ」とかっこよく断っていた。本当にそんな誘いを受けたときは断ろうと思っていたし,それだけの意気込みでこの山岳地帯に臨んでいたつもりだった。

ただ,


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300m,400mアップの坂道を自転車を押さずに上りきったことで,このときの僕はすでに完全燃焼していたのだった。やりきったという充実感で身も心も満ちていて,躊躇することなく荷台に自転車を乗せていた。
自転車を乗せているときには,「そういえばグアテマラ以降は危険だからあまり人を信用しないほうがいいって誰かが言っていたな」という記憶も頭をよぎった。
しかし,「まあでも運転手さんの身なりもきちっとしていたし大丈夫やろ」という考えにより一蹴された。

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実際,なんの問題もなくグアテマラシティまで送ってもらえた。
良かった。

2014年05月 23日05:25 グアテマラ

アンティグア到着

2014年5月1日
グアテマラシティ

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昨夜はグアテマラシティの消防署を訪ねて泊めさせてもらっていました。
しかも消防士さんたちのベッドをお借りすることができた。
普段なら断ってテントを張らせてもらうところだけど,昨日は夕方から深夜まで激しい雷雨が続いていたのでお言葉に甘えることにした。

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朝,とっととグアテマラシティを抜けて山道へ。
グアテマラシティは,交通量の多さや排気ガスの汚さなど,どことなくメキシコシティを思わせるストレスフルな町だったので,写真も取らずにすぐに抜ける。凶悪な排気ガスから逃れたい一心で山道に入ったはいいものの,バスやトラックはひっきりなしに通り続けるのでどっちにしろきつかった。しかもバス,トラックは上り坂なので平地よりもエンジンを踏み込んで黒煙のような排気ガスを撒き散らして走るわりに,時速15kmくらいのスピードしか出せずにゆっくりと排気ガスを振りかけてくるので,逆にこっちのほうがきつかったかもしれん。

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そして雨が降ってきた。
5月に入って,もうこのあたりの地域は雨季に入りつつあるみたいだ。
グアテマラシティからアンティグアまで抜ける600mアップの峠を本当は押さずに頑張って上りきろうと思っていたのだが,集中力も切れ,木の下で雨宿り。

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しかもだんだん強まってきているし。
しょうがないのでレインコートを引っ張り出して嫌々出発。
高度計を見ると,頂上まではあと標高で100mくらいみたいだったし。

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そっから山頂まで上って,一気に下りて,雨が弱まってきた頃,急に道路が石畳になった。
もうここがアンティグアらしい。下り坂の先にある町というのは,いつもあっけなく到着する。

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メキシコでも石畳になっている町はたくさんあったけれど,こんなガタガタな石畳は初めて。
そのへんの未舗装路よりもよっぽど走り辛い。
ええカッコしようとしてんのか知らんけど,調子乗って石畳になんかせんでええねんって心の中で思っていました。内緒ですけど。

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目的のペンション田代という日本人宿を訪ねる。
看板すらない宿で探すのに少し苦労した。

2014年05月 26日05:38 グアテマラ

アンティグアの悲劇

2014年5月1日~

中米グアテマラの観光地,アンティグアの日本人宿に滞在中です。
ここには,メキシコのカンクンで出会った日本人旅行者が滞在中なので会いに来たのだが,彼ら(ご夫婦で世界一周されているバックパッカーです)はスペイン語の勉強のためホームステイ中で宿にはいなかった。ペロ(でも),ホームステイ中の家はそんなに遠くないのでいつでも会えことは会える。

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その友達とは日本食レストランに行ったり,

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見晴らしの良い丘に登ったり。


そして夜……悲劇が起こる。
普段,宿に泊まることのない僕は,24時間wifiが使えるという状況にこの上なくテンションが上がり,夜遅くまでベッドで横になりながらネットを見ていた。しかし早寝早起きの習慣が付いていた僕は,日付が変わるころ,パソコンを付けたまま眠ってしまうのだった。

夜中,
大きな音で目を覚ます。
ウトウトしつつも,どうやらパソコンをベッドを置いたまま寝てしまっていたこと,そして寝るときにそばにあったパソコンの姿が見当たらないことなど,覚醒に向かう中で状況が整理されていく。
ドキドキしながら,すぐにベッドの下を確認する。
案の定,そこには亡きパソコンが横たわっていたのだった。

なにより悲劇だったのが,僕が寝ていたのが2段ベッドだったことだ。
衝撃に強いと聞いていた「SSD」搭載のノートパソコンも,2段ベッドの上からの衝撃には耐えられなかったみたいだ。
翌日,すぐに日本のアマゾンで新しいパソコンを注文し,日本から送ってもらうようにお願いをする。

……こうして,僕の長いアンティグアでの滞在が始まるのであった。

2014年05月 28日05:40 グアテマラ

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