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下りデー

2014年11月25日
ペルー南部14

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朝,なかなかテントが暖かくならないなと思ったら,ちょうど影になっていた。標高4000m以上の世界というのは,日なたと日陰の気温差が月面並みに激しいので注意が必要。

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歯磨き後のうがい用の水を温めているところ。

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今日は下りからのスタート。
ようやく標高を下げられる。

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スーパー九十九折タイム。

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Uターンのところに十字架がたくさんあって怖い。
当然向こう側は崖。

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九十九折が終わってもまだ下り。
ここからは川沿いに下っていく。

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ナスカを出発して,2つ目のちゃんとした町チャルウアンカに到着。1個前の町プキオにはネットがなかったので,ここにはありますようにと願いながら自転車を漕ぎ続けてきた。

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町がしょぼい……。
プキオの3分の1くらいの規模の町。
嫌な予感しかしない。

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奇跡的にネットが使える場所があった。
公共のネットカフェみたいなところ。
しかしここのWifiがクソしょぼかった。そして昼過ぎに閉まる始末。

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今日はこの町に泊まるつもりで来ていた。
しかしこの町にWifiがあるような安宿がパッと見なさそう。
全く探していないので,本当にパッと見ですが。

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ここから117km先にあるアバンカイという町はかなり大きいみたいだ。

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というわけで,今日の内にアバンカイに向けてもうちょっと進んでおく。
引き続き,川沿いを下る。

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ひたすらなだらかな下り坂を進んでいるけれど,向かい風が強いので,そんなに楽ではない。
自転車旅行をおもんなくする最大の要因は向かい風だということを改めて感じた。

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あまりにうっとうしいので早々に切り上げて,適当な場所でキャンプ。
今日はひたすら下って標高4200mから2300mまで。
暑い。

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久しぶりに水をろ過するやつを使ってみた。
顔とか足も洗ったりできるし,川沿いのキャンプってかなりいいな。

ネットが使える町アバンカイ

2014年11月26日
ペルー南部15
ナスカ~クスコ間ではわりと大きめの町,アバンカイを目指す。
アバンカイにはお昼頃に到着予定。

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昨日に引き続き,ひたすら川沿いを下る。
昨日の朝から下りが始まって,結局150kmくらいずっと下ってた。
標高差は4200mから1900mまで。

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アバンカイまで下ってくれれば嬉しいんやけど,そうもいかないのがアンデスさん。最後の15kmは川沿いを離れて,600mくらいの上りがある。

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こないだまで標高4000mを走っていたので,この2000mそこそこの標高が楽すぎる。
いや,この標高でも息苦しいっちゃ息苦しいけど,なんせ4000mがしんどすぎた。もう全く違う。
標高600mをかけ上ったタイムで言えば,間違いなく,この旅最速だったと思う。

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アバンカイが見えてきた。
山の斜面にある町。

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アバンカイ。予定通りちょうどお昼に到着。
町並みが汚い。

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でもそんなのどうでもいい。
この町ではネットが使えればそれでいい。
なんせナスカを出発してから1週間くらい,まともにネットを使えてなかったですから。

アバンカイ滞在

2014年11月27,28日
ペルー南部16
アバンカイ滞在中。

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まともにネットを使うのが1週間ぶりなので,今日はアバンカイに連泊します。
山岳地帯での疲れを癒すためにもゆっくり部屋で休みたいのに,ずっと部屋にこもっているても逆にしんどくなってくるジレンマ。

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そういう時はメルカド(市場)に買い物がてら散歩をしたり,

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夜の町を歩いたり。

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平日の夜なのにすごくにぎわっている。
山岳地帯は治安の良さそうな町が多かったけれど,ここアバンカイも町の汚さのわりに治安は良さそうだ。

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串焼きの屋台をよく見る。
大体,1本1ソル(約40円)とお手頃ですが,メルカドでは5ソル(約200円)くらいでおなか一杯の定食が食べられるので,そう考えると割高な気もしなくもない。

上って下って

2014年11月29日
ペルー南部16
アバンカイの町を出発。
大都市クスコまではあと200km。
だいぶ近づいてきた。

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アバンカイは山の斜面にある町なので,出発早々上り。

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町を出ても上り。

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標高2500mから4000mまでクネクネ1500m上る。

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アバンカイからもう30kmくらい走っているのに,まだ町がはっきりと見える。そのくらいクネクネしている。

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4000m到達。
ここでお昼ご飯。食べ終わった直後に小雨が降りだす。ちょっと横になりたかったのに。

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せっかく4000mまで上ったのに,今度は標高1900mまで下る。

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ひたすら下る。

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ちなみに1900mまで下ったら,次はまた4000m近くまで上らされる。ほんま無茶苦茶な道作るな。

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2300mくらいまで下ってきた。

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今日はこの橋のかげでキャンプ。
普通の車からは見えないけれど,トラックとかバスとか背の高い車からは丸見えという,また微妙な場所でした。

クスコまでの最後の上り

2014年11月30日
ペルー南部20

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川沿いにちょっとだけ下る。
この辺りにはちっちゃいちっちゃいコバエみたいなのが大量にいるんやけど,そいつらが刺してくるのでものすごくうっとうしい。そしてまたかゆいんですよね。

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昨日も,テントから出てその辺でおしっこをしてテントに戻るまでの1,2分の間に足を10か所くらい刺されてて,本当にうっとうしかった。

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この橋で下りは終わり。
標高は1900m。

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ここから標高3700mくらいまで上り。
ものすごくめんどくさい。

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クスコまで100kmを切る。

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そこからちょっと進んだところで,工事中による通行止めイベント発生。

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いつになったら通れるのか尋ねると,予定表みたいなのをもらった。
平均すると,大体2時間半通行止めにして,その後30分だけ通すみたいなのが1日続いている。通れる時間が短すぎる。今は8時半なので9時まで待てば通れるようになるけれど,ここに着くのが9時半になっていたら12時まで通れないところだった。

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9時まで待って通れるようになる。
この辺りの結構長い範囲で工事が行われていて,ボコボコの舗装路か,砂利道が続く。

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昼前に到着した町でお昼。
くだもの,野菜がそこらじゅうの店で売られているところが好印象の町。

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出発。
足みたいなサボテン。

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1日100回くらい見る標識。
そしてなぜか全く調子が上がらない。
「お昼食べすぎた説」が今のところ有力。

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上ってきた。
やはりお腹が落ち着いたら調子が戻ってきた。

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頂上付近でサイクリストと遭遇。
チリを出発してアラスカを目指すそう。
少しだけ情報交換をして別れる。この時はしんどすぎて頭が回っていなかったのですが,後になって,下った先で工事していることを教えてあげればよかったと激しく後悔する。

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頂上。
日没までにたどり着けてよかった。

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今日はそこから少し下ったところでキャンプ。

クスコ到着

2014年12月1日
ペルー南部21
クスコまで残り50kmほど。
大きい上りもないし,午前中には余裕で着ける。
今日はウイニングランみたいなもの。

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標高3500mの田舎町を走る。
最初はなだらかな下りと平地のみ。
楽勝。

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クスコの近くで200~300mの上りがある。
楽勝ではないけれど,まぁギリギリ楽勝と言えなくもない。

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そしてクスコ。
この看板を見たときちょっと力が抜けた。
ナスカから10日ほどの山岳走行の末,やっとクスコに到着。

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クスコの町を見下ろす。

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すでにちょっと憂鬱になってくるくらいごちゃごちゃしている。

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とりあえずセントロ(中心街)方面へ。

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なかなか雰囲気のいい町。
足を踏み入れた瞬間にはっきりと感じ取れるくらい観光地のオーラがにじみ出ている。

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中央広場。
ここクスコにも,リマと同じく日本人宿というものがある。

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しかし聞いた話では,その宿はwifiがしょぼいとのことなので,僕は旅行者の間で評判が良いと噂の『カサデルインカ』というホテルへ向かう。そのホテルは中央広場からはすぐ近くなのだが,なんとも行きにくい場所にあった。

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まずこの階段を上って,

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この階段を上って,

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この階段の途中に出ている看板のホテルがそう。
通りすがりのやさしい人に自転車を運ぶの手伝ってもらえたからなんとかなったけれど,そうでなければ到達不可能なレベル。とにかくここでしばらくの休養。
1週間程度の滞在の予定だけれど,これまで1週間って決めて1週間で出られたためしがない。
これはもはや僕の力ではどうしようもできない問題なのである。
いつ出発できるのかは神のみぞ知る。

評判と噂のホテル『Casa del Inka』

2014年12月2日~
ペルー南部22

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アンデスの大都市,クスコで休養中。
旅行者の間で評判の『カサデルインカ』というホテルに滞在しています。

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ここはどうやら“日本人”旅行者の間で評判のホテルらしくて,ホテル内にちらほら日本語の張り紙を見る。日本人宿泊者も僕が来た時で2人だけですが滞在中で,日本語での会話を楽しむことができた。

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実際泊まってみた感想でも書いてみますが,wifiはかなり良かったです。

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洗濯禁止なのが痛かった。

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キッチンはあるけれど,設備はあまり良くない。
食器類があまりに少なすぎる。コップが使えない。なぜかタッパが豊富。

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同じような形の鍋が10個以上ある割にフライパンがちっちゃいの1個だけしかなかったり,意味不明なことが多い。あと電子レンジは無し。

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あと屋上からの景色が良い。

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夜景も良い。
正直,褒めるべきところってwifiが良いことくらいしか思いつかない。
ただクスコにある日本人宿の評判が良くないので,そこに行くくらいならこっちの方がいいよ,という話らしい。『カサデルインカ』にもちょくちょく日本人が泊まりに来るので。

クスコぶらり歩き

2014年12月2日~
ペルー南部22

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歴史都市クスコを歩く。
僕は町は小さいほうが好きだけれど,クスコの町の規模にはちょっと圧倒されるものがあって良かった。

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観光客以外,誰も得しない道,石だたみ。
特に自転車旅行者にとっては天敵。

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でもぶらっと歩いているとそれなりに気分転換にもなる。

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ラーメソ。

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メルカド(市場)に売っている奇妙な液体。
これが実は世界一強力な麻薬(?)らしい。
アマゾンの奥地の集落に住むシャーマンを訪ね,そこでこの液体を飲み,第三の眼,サード・アイを開眼させるという儀式があるんだとか,ないんだとか。正直かなり興味があるけれど,一人で行くのは怖いし,そもそもアマゾンの奥地は遠いので諦めた。

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その液体の原料となるの木もメルカドで売っている。
確かに禍々しいオーラが出ている気がしなくもない。

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ショッピングモールと大型スーパーが自転車で15分20分くらいのところにある。
ちょうど「ちょっとめんどくさいな」って感じるくらいの距離。

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犬。

肉を食べる

2014年12月2日~
ペルー南部22

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メルカド(市場)。

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キッチンが使えるホテルに泊まっているので,普段あまり食べられない肉を買う。
肉の種類はよくわかってないんですが,とりあえずロース肉のことをチュレタと呼ぶことは分かった。ロース肉なら焼くだけでも美味しいし,とりあえず間違いはないと思う。

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中南米の牛肉全般に言えることですが,霜が入っているような肉は皆無で,基本的に赤身ばっかり。牧場が山の急斜面にあったりして牛に運動させすぎなのが原因なんだと思いますが,総じて牛肉は硬い。
買うのなら豚とか鶏の方がおすすめ。

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牛ロースのステーキ。
やっぱり硬かった。こういう肉は煮込んだりしたほうがいいのかもしれない。

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豚バラブロックを下茹でに2時間。
コーラ,醤油,にんにく,しょうがと共にさらに2時間煮て作った角煮。
最高に美味かった。

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豚ロースのステーキ。
この豚が一部ほぼ生やって,まあいっかと気にせず食べたら案の定あたる。

豚を食べた翌日からお腹が痛くなりだし,その夜,熱が出だして,同時に吐き気と下痢に襲われる。
さらに翌日はほぼベッドから動けず,この日の食事は夜にトマトを1個食べただけ。この日はもうしんどすぎて,1日ひたすらベッドで『ニセコイ』を読んで過ごす。
この時のご飯は一人で作って一人で食べていたので,シェア飯の時じゃなくて良かったと心から思った。

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さらに翌日。
なんとか体調が戻る。

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晩ご飯は懲りずに肉。
まだ本調子ではなく,朝昼とバナナとトマトしか食べれてないのに,夜はカツ丼。
とんかつって世界一おいしい食べ物の気がしてきた。

いつもの出発する詐欺

2014年12月11日
ペルー南部22

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クスコ出発の朝。
荷造りを済ましたところで,同室の日本人が目を覚ました。

彼「もう今日出発ですか? 体調はもう大丈夫なんですか?」

そういえば僕はこの間,食あたりで体調を崩していたのだった。
体調は大体回復したけれど,まだ食欲はそこまで。気にせず出発しようと思っていたところに,そんなことを言われるもんだから気持ちがグラつく。

彼「この先,国境のプーノの町まで大きな町ってないし,また野宿が続くんですよね。ちゃんと体調整えてからの方がいいんじゃないですか?」

一理どころか,十五理くらいはある,もっともな言葉だった。
ベッドの上でネットしながら迷っている内に,チェックアウト時間の10時を過ぎる。
そんなわけで,割と恒例となりつつある,出発直前での延泊決定。

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そういえばクスコは世界遺産マチュピチュ観光の拠点となる町で,当然行くつもりだったんですが,結局マチュピチュには行かずじまい。

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ごくごく個人的な話ですけど,中南米でたくさんの日本人の旅行者と知り合い,Facebookで友達になりました。中南米を旅行している人っていうのは,大体マチュピチュに行っていて,アホの一つ覚えみたいに,よく見る同じようなアングルからマチュピチュの写真を撮ってFacebookに投稿しているわけです。

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そんな散々みんなが行った世界遺産に僕も行って,同じようによく見るアングルから写真を撮ってブログにアップすることが,だんだんアホらしくて無意味なことに思えてきちゃったんですよね。本当に個人的な理由なので,マチュピチュを楽しみにしてくださっていた方には申し訳ないんですが。

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いつものように“せっかくだから”という限りなく後ろ向きな動機で行っても良かったんですが,“せっかくだから”で行くにしては時間も金も掛かりすぎるってことで,結局行きませんでした。マチュピチュに1万円以上掛けるなら,絶対にもっと有意義な使い方があるはず。ホテルのベッドでお菓子食べながらダラダラネット見て過ごすとか。

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