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憂鬱な出発

2015年1月6日
ボリビア
気がつけばラパスには18日間滞在していました。
この先はウユニ塩湖を目指す。世界一周の全行程の中でも特に楽しみにしていたところ。
ウユニ塩湖までは多分1週間くらい。

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僕の利用していたホテルにはたくさんの日本人が滞在していたのですが,仲良くしていた人たちのほとんどは昨夜と今朝早くに出発してしまったので,僕はひとり寂しく出発。

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できることならみんなに見送られながら出発したかった。
みんなに見送られるのも当然寂しいけれど,充足感を感じながら走り出すことができる。
でもたったひとりで去るのは,ただただ寂しいだけ。

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本当は僕も他のバックパッカーの人たちみたいに,
「○○さんも次どこそこの町に行かはるんですね。よかったら一緒のバスで行きませんか?」
とか,
「夜行バスやし晩ご飯考えないといけないですね。ちょっと早めやけどどっかで食べていくか,それかパンでも買ってバスの中で食べます?」
みたいな会話をしてみたいんですよ。
少数派である自転車旅行者の悲しいところ。

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ラパスはお椀のようにくぼんだ地形にできた町なので,お椀の底の方から“ふち”まで上らなくてはならない。体も鈍ってるし,非常にめんどくさい。
筋力も体力もやる気もないのに,どうしたらええねん。

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上りが続く。
思ったよりも傾斜がゆるいので,なんとかなっている。
標高4000mくらいまで上るんやけど,自分でもびっくりするくらい呼吸が楽。滞在中にした標高6000mのトレッキングの成果かもしれない。

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頂上付近まで上ってきた。

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頂上まで上ってこればあとはほぼ平坦な道になる。

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なぜこういう平らな地形の場所にラパスを築かなかったのかと問わずにはいられない。

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ちょくちょく雨に降られながらの走行。
久しぶりに走ると,よくこんなにしんどい旅行を1年半も続けてきたなと思う。

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夕方。
わりと強めの追い風が吹き出して,ペースが上がる。

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天気も回復してきた。

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今日は初日なのでそんなに距離を走るつもりはなかったけれど,追い風さんの手伝いもあって100kmちょい走って終了。

追い風さまさま

2015年1月7日
ボリビア2

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昨夜は雨が心配だったので,よくわからない建物にテントを張らせてもらっていた。

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今朝は快晴。

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景色が良いので気持ちいい。
今日は朝から追い風。
追い風が吹いていればどんな道でも楽しい。

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買い物ついでに水をもらう。
南米では大体いつも水道水を飲んでいる。
飲める水道水と飲めない水道水の見分け方は味。
まずかったら調理用として使い,うまかったらそのまま飲む。
基本的にホテル代と水代が掛からないので,ほとんどお金を使わない。
ボリビアでは1日300円くらいあれば余裕で過ごせる。使っても500円とか。

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ときどき波打つ程度のアップダウンがあるくらいで,ほぼ平坦。
景色はいいけれど,飽きてくる。

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昨日も書いたけれど,なぜこの平地にラパスを築かなかったのか。

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entel

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午後3時過ぎ,125kmを走りオルロの町に到着。
本当は直前でキャンプして明日の朝一に入る予定の町だった。
しかし思ったよりも早く着いたので,もう今日の内にオルロ入り。
これは僕の頑張りのおかげでは断じてなくて,すべて追い風さんのおかげ。

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ここが想像以上に大きい町でめんどくさかった。
そしてホテルがない。

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安宿が見当たらず,ちょっと奮発して60ボリ(1000円)のホテルに泊まる。
ラパスで泊まっていたのが35ボリ(600円)のホテルだったので,1000円でもボリビアでは高め。

ド田舎走行に向けて準備

2015年1月8日
ボリビア3
ここからウユニまでは超ド田舎を走ることになる。
ここオルロがウユニまでの最後のまともな町になるので,今日は1日出発準備にあてる。

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スーパーとメルカド(市場)で食料も買い込んでおく。

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ラパスでは18日も滞在していたのに,自転車の整備や荷物の整理などやらないといけないことがほとんどできていなかった。これは明らかに毎日シェア飯をしていたことが原因。毎日,午後は晩御飯作りに割かれるので,何も予定のない日でも,そんなにたくさん自由な時間はなかった。
好きでしていたので別にいいんですけどね。

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レストラン「イリマニ」。

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そういえばこの間,新年を迎えました。
予定では今頃南米の最南端に到達しているはずだったのですが,どういうわけかまだ南米の半分も来ていない。

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このまま行くと南端到達は夏(南半球の冬)になってしまいそう。
それはちょっとまずいので,近々どこかの区間をバスで飛ばすことになるかと思います。
あまり使いたくはない手ですが,まあしょうがないので。

南米最貧国ボリビアの田舎町

2015年1月9日
ボリビア3

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オルロを出発。
ここからウユニ塩湖までは300kmくらい。
途中から未舗装路になってくるらしいので,ウユニ塩湖に入るのは多分4日後。

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今日も平坦を走る。

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リャマと羊たち。
ペルーやボリビアではリャマ肉は食べられているけれど,羊肉は見ない。数でいったらリャマよりも羊の方が圧倒的に多いのに不思議だ。

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首都ラパスから266km。
今日も追い風でペースが上がる。

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ちょうど12時まで走ってお昼ご飯。
この先,過疎地域に入っていくので,オルロで食料をたくさん買ってきたけれど,ちょっと買いすぎたかもしれない。主なものだけでパスタ1.7kg,オートミールが1kgもある。
小さな町はちょこちょこあるので,絶対にこんなにいらなかった。

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遠くまで見渡せる景色って気持ちがいい。

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夕方。
目の前の山の麓の町が進めど進めど着かなくて,ちょっと諦めそうになった。途中結構な雨に降られ,すでに精神力も削られていたので。

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着いた。
チャヤパタ。
なかなか立派な町だ。

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まあ大きいだけで寂れた町ですけどね。

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線路が通っていて駅らしきものもあるけれど,廃駅の匂いがプンプンする。

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線路は現役でした。
鉄オタの気分を味わう。
ちなみに旅客列車でお客さんも乗っていた。

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今日はこの町のはずれでテントを張る。
知らない間にすごく日が長くなっていた。
午後7時でまだ十分走れる明るさ。

未舗装路に突入

2015年1月10日
ボリビア4

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曇天模様の中出発。

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ウユニまで192km。
しかしこれはウユニ塩湖の外にあるウユニの町までの距離。
僕はウユニ塩湖を渡ってウユニの町まで行くので,まだ5日くらい掛かる。

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チャヤパタの町以降舗装レベルが落ちると聞いていたけれど,至ってきれい。

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分岐。
ここで道を逸れる。

ウユニ分岐
ウユニ塩湖を通るために右のキリャカス方面に進む。

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びっくり。
直進のウユニの町方面の道が未舗装で,右折のキリャカス方面の道が舗装路だった。

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こっちの方が太い道だったのか。
予想外の状況にちょっとパニックに陥りそうになった。

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分岐から20kmほど進んでキリャカスの町。
今回ウユニ塩湖に向けて1年ぶりくらいに紙の地図を買った。ウユニ塩湖は言い換えると塩の大地。道のないところを走ることになる。
目印となる島を探しながら進むことになるので地図は必須……

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やったんやけど,ここでその地図を紛失したことに気がつく。
さっきの分岐点まではあったのに。
ウユニ塩湖のど真ん中で迷子になったらどうしよ……。

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キリャカスを過ぎても舗装路が続く。
去年ここを通った自転車旅行者のブログではたしか未舗装路だったから,この1年で舗装路になったということか。雨でぬかるんだ未舗装路を走る心の準備をしていたので,ちょっと拍子抜け。

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なにやら道路が封鎖されて人が集まっている。

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車のレースが行われていました。
そういえばすっかり忘れていたけれど,ダカールっていう南米大陸を走り回るマラソンレースみたいなのが,近々ウユニを通過するって聞いていたんだった。

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道も封鎖されるって聞いていたので心配していたけれど,まさかここで被るとは。

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まだ昼過ぎやし,ここで足止めはきついんやけど,お願いしたら問題なく通してもらえた。よかった。

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どこから80kmなのか知らないけれど,80km地点でようやく未舗装路になった。
ちなみに今日出発したチャヤパタからは95kmくらい。

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ペースが一気に落ちる。

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時速10km前後しか出ないけれど,やっぱり未舗装路の方が景色は気持ちいい。

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しかし2時間くらい走っていたらいい加減イライラしてきた。

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今日は6時まで走ってキャンプ。
いつも5時に切り上げているので,久々にこんな時間まで走った。

恐怖の泥地獄

2015年1月11日
ボリビア5

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ウユニ塩湖に入るまではもう50kmを切ってる。
未舗装路とはいえ,今日中には余裕でウユニ塩湖に入れるはず。

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1時間くらい走って,サリナスという町が見えてきた。

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中央広場もあって意外とちゃんとした町だった。
一応ホテル,レストランがあって,商店では野菜,くだものが買える。
もうウユニ入り間近だからって,ここのレストランで余裕ぶっこいて1時間くらいパソコンの充電がてら休憩。

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10時ごろ,いよいよウユニ塩湖に向けて出発。
未舗装路だけれど景色が良いので気持ちよく走れる。

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だんだん道がわからなくなってきた。

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そして,道がぬかるんできた。
やばい。

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車輪が回らなくなる。
乗るどころか押すこともできない。

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両手でハンドルとサドルを持ち,後ろ向きになって綱引きの要領で引きずってできた跡。

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ちょっと地面が固くなってきたので,30分くらい掛けて泥を取り除く。

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完全復活。
……って思うやん?

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またすぐに泥にまみれる。
もう靴を脱いで裸足になる。

ウユニ1
現在の状況。
白い部分はウユニ塩湖。
道がないので最短を抜けようとして泥ゾーンにハマった模様。
グーグルマップでは道の表記があるけれど,本当に道らしい道があるのかは不明。
道の表記通りに,もっと山沿いに抜けていれば泥を回避できたのかも不明。

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10分くらい呆然と景色を眺めた後,覚悟を決める。

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自転車と荷物をバラバラに担いで運ぶ。

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一式運ぶのに何往復もしないといけないから,たった500mくらい運ぶのに2~3時間は掛かってる。

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一応,泥に囲まれた孤島みたいなところまで運んできたのだが,ここまで来て,
「これひょっとして道間違ってへん?」
っていう疑問が頭をよぎる。

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このまま進んで確実に町があるんやったら行くけど,本当にこの先の道は正解なのか? そんな迷いを抱えながら進めるような道じゃない。
なんせたった500m程度進むのに2~3時間掛かっていて,この先この泥ゾーンがあと何km続くのか見当もつかないような状況。
もう僕はここで死ぬんじゃないかって思ってた。
とりあえずもう夕方なので,ここにテントを張る。
テントを張ろうとしたところでものすごい強風が吹く。

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荒ぶるテント。
って冗談言っている場合じゃなくて本当にやばかった。
この直後,さらに風が強まり,僕の持っている全ての荷物をテントに入れていても吹き飛ばされそうなくらいだった。だから僕が重りとしてテントに入ってただじっと強風に耐えていなければならない。
全く動けないので,ペグ(テントを固定する釘)を打ちに外に出る余裕もない。
ご飯も作れないし,持っていたトマトとゆで卵だけをかろうじて寝ながら食べる。辛い。
旅行を始めて1年半,初めて「もう自転車旅を辞めて家に帰りたい」という思いが少し,頭をよぎった。

もはやウユニとかどうでもよくなる

2015年1月12日
ボリビア6

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朝起きたらどんより曇り空。
夜中から小雨が降ったり止んだり。
泥のネチョネチョ感が昨日の2割増になっている。
もう人生終わったなって思った。

問題はこれからどうするかだ。
今は360度,泥に囲まれた孤島にいる。
進むべき方向はなんとなく定まっているが,そっちの方角が正しいという確証はない。またかなり長い距離,自転車とバッグを担いで運ばなければならない。歩くと,くるぶしまで沈む泥の中を。

もしくは引き返すか。
来た道を引き返すのなら泥ゾーンの長さもわかっている。
しかし前の町まで引き返すとなると丸2日間無駄にすることになる。ちょっと急いでいるので,それはキツイ。

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議論の結果,戻ることにしました。
とりあえず,今更ながら自転車の泥除けを外す。

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泥除け外したから,ひょっとしたら自転車押していけるんじゃないかと思い……

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試しに3m進んだらこの状態。

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世界一周の全行程の中でも,特に楽しみにしていたウユニ塩湖だったけれど,正直今はウユニなんてどうでもいい。帰って風呂入って寝たい。
というか,たかだか4cm程度の幅のタイヤに,なんで10cm以上の幅の泥が付くのか理解できない。

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本当に辛い。
この粘土取れないんですよ。
ネチョネチョ過ぎて。

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靴を履いて歩くと泥で一足3kgくらいになるので裸足。
ほんまにモハメド・アライがJr.戦のためにロードウォークしてるじゃないんやから。


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ラパスでの楽しい日々を思い出して,一緒に過ごした人たちとまた会いたいなと思った。
でも,今会ったら多分泣くだろうなとも思った。

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なんとか自転車を押していける場所まで運び終える。
まだこの先にも泥ゾーンはあるので,その後も泥を取っては進んでを繰り返す。

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ほんま,この自転車捨てていけへんかな。

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さらに進んでようやく泥ゾーンを抜ける。
羊を連れたおばさんに出会った。
昨日の朝,町を出発してから人を一切見ていないので,1日以上ぶりに出会った人。

ここでも軽く迷子になっていたので,おばさんに道を聞く。
そのついでに昨日からのことの顛末も話した。
誰かに聞いて欲しかった。
そしたら涙が出てきて上手く喋れなかった。
まさか全然知らないインディヘナのおばさんに慰めてもらうことになるとは思わなかった。

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ようやく昨日の朝出発した,サリナスの町に帰還。
とりあえずご飯。
自転車を運んでいるときはもうウユニには行かないつもりだったのだけれど,ご飯を食べたら元気が出てきてやっぱり行きたくなってきた。

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問題はどうやってウユニ塩湖まで行くか。
自転車は不可能だし,ウユニ塩湖のそばの町,タウアへのバスは週に1本,日曜だけだそう。
適当に公園にいる人にあたっている中で,タウアまで車で連れて行ってくれるという人がいたので,お願いすることに。

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サリナスから車で1時間ちょい。

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タウアの町に到着。
このポーズを決めている子は町にある店の情報を教えてくれた女の子。

ウユニ2
グーグルマップには道が載っていないけれど,赤線の感じでタウアまでの道がありました。
もちろん全未舗装だけれど,泥は無いので自転車でも通行可能。雨季にウユニ塩湖まで行くにはこの道を使うのが良いかと思います。
サリナスから南に進み,数百mくらいのところで直進と右折の分岐があります。
直進は泥ゾーンに向かう道,右折側には「LICA」みたいな町の表記があった気がする。
そこで「LICA」方面に右折するとタウアに行けます。
参考までに。

夜になって,送ってくれた車の中にスウェットとレインウェアの下を忘れてきたことに気がつく。下ズボンが短パンしかないので寒い。最近やけに何か失くしたり悪いこが起こっている気がする。ボリビア人の悪口言いすぎてバチが当たっているのかもしれない。

あこがれのウユニ塩湖を走行

2015年1月13日
ボリビア7
『ウユニ塩湖』
地形の隆起によってできた海水の湖だったが,水は蒸発し今は塩の大地となっている。
雨季になると雨水が真っ平らな塩の大地に薄く張り,空を写す巨大な鏡のようになる。


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“ウユニの鏡張り”は日本人に特に人気で,雨季になるとウユニにはたくさんの日本人観光客が押し寄せる。一方,自転車旅行者は水が張っていると走れないので,乾季にウユニを目指す。

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僕はというと予定よりも大幅に遅れているため,雨季真っ只中にウユニ入りすることになってしまった。水の張った塩湖を走れるのか,ちゃんとテントを張って寝れるのか,などなど不安はあった。
しかし……,

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もうこの景色を見て全ての不安がどうでもよくなった。
綺麗な景色を見て感じる感動とは全く別次元の感動。
穏やかな海の上を自転車で走っているような,そんな感じ。

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山の麓にちらっと見えるのが,朝出発したタウアの町。

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しばらく走ると乾いた塩湖になった。
道も人も車も木々も何もないこの大地のどこを走っても良いっていうのが自由すぎる。

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だからといって本当に適当に走っていたら目的地に着かないので,とりあえずタウアから真南にあるインカワシ島という島があるのでそこを目指す。

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インカワシ島。
タウアから10kmくらい走ると見えてきます。

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最初はすごい感動があったんですが,30分くらいで,音楽を聴きだし,

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さらに30分後,完全に飽きた。
だって景色全く変わらんし。

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時々こういう轍がある。
方角的にウユニの町方面な気がする。

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時々水が張っているゾーンがあるけれど,水位はだいたい2~3cm。
この程度だったら全く問題なく自転車で走れる。
ただもうちょっと水位がある方がきれな鏡張りになるのかなという気もする。

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昼頃,インカワシ島に到着。
タウアからほぼ最短距離で走って40km弱。
ここでお昼。

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このインカワシ島はウユニ塩湖に点在している島々の中でもメインのものらしく,たくさんのツアー客がいる。そして噂通り日本人がものすごく多い。

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岩に生えているサボテンがかっこいい。

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インカワシ島を出発。
ここからは進路を東に進路を変え,岸まで進むとウユニの町がある。

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ウユニの町~インカワシ島間がウユニ塩湖のメインストリートらしく,太くてしっかりした轍があるのでまず迷うことはない。

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車もバンバン通っている。

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久しぶりに自分を撮る。

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5時頃まで走って今日は終了。
すごい塩。

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足も。

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たまらないですよね。
こういうキャンプって。
テントの中,塩だらけですけど。

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晩ご飯。

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玉ねぎ,トマト,にんにく,パスタ,卵が入っている。
味付けは塩コショウ,醤油。
最近の定番メニュー。

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夕日が沈んでいくのを眺めながら,食後の紅茶をすするのがまたいいんですよね。

塩湖から陸へ

2015年1月14日
ボリビア8

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ウユニ塩湖の夜明け。

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用意を済まして出発。
ここから岸までは50kmくらい。

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基本的にしっかりした轍があるので,迷わない。
車が通って路面もなめらかなので,普通の舗装路くらいのスピードが出せる。

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忘れないうちにトリック写真を撮っていく。

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岸まであと10kmくらいのところに塩のホテルがあった。
建物からベッド,テーブル,椅子に至るまで塩でできている。
場所は知らなかったけれど一目見てみたかったので,進路上にあってくれたら嬉しいなと思っていたらあった。

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ここまで来るとかなり人も多くて,ちょっとうっとうしい。

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塩作りの見学をしている人たち。

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岸に到着。
塩湖内の走行は2日間で110kmでした。
しかし,実はここはウユニの隣町でウユニの町まではここからさらに25kmくらいあるらしい。未舗装路なので結構めんどくさい。

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そしてウユニ。
町で会ったサイクリストに教えてもらったホテル。
無駄に広いわりに宿泊者が少なくて心おきなく塩だらけの荷物を洗えた。
自転車,バッグ,テント,エアマット,服,靴などなど,洗いに洗って午後は過ぎていく。

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夜は肉を食べに行く。

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1回限りだけれど,盛り放題のサラダに,

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初リャマ肉。
でかくて食べごたえ十分。
リャマ肉ですが,牛肉だと言って出されたら,「やけに硬いな」と思いながらもそのまま食べてしまいそうな味でした。
これで20ボリ(340円)は格安。

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ちなみにリャマはこいつのことです。
ひょっとしたらアルパカかもしれないですけど。

そして肉がうまいからこそ米のクオリティの低さが目立つ。
ボリビアの米ははっきり言って不味い。
中南米の美味しくない米に慣れているハズなのに,はっきりと際立つ不味さ。とにかく食感が無い。パサパサでカスカスで,舌と上あごでつぶせるくらい食感が無い。

悲しみのバス移動《前編》

2015年1月15~19日
ボリビア9
基本的にテント暮らしの僕はホテルに泊まるよりもテントの方が熟睡できる。寝付くのも早いし夜中に目が覚めることもほとんどない。昨夜は久しぶりのホテルだったらか,夜なかなか寝られなかった。

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さて,ボリビアとチリの国境辺りには『宝石の道』という,それはたいそう美しい道があるそうな。そこは文字通り“道”を楽しむルートなので,バックパッカーよりも,自転車旅行者の間で特に有名な場所らしい。
僕はその『宝石の道』がウユニ塩湖と同じくらい楽しみにしていたのですが,今回は行かないことになりました。
すごく残念ですけど。

無題
これからどうするかというと,ここからバスでアルゼンチンのメンドーサという町まで飛ばします。
もともとはチリの海沿いを南下する予定でしたが,アルゼンチンを南下しメンドーサを目指す理由とは……?
詳細はまたそのうち明らかとなります。

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今日の夜行バスでメンドーサに向かうので,晩御飯はもう一度バーベキューを食べていく。
今日は牛。これは多分Tボーンステーキのサーロイン側の部分。
大盛りサラダとセットで20ボリ(340円)。安すぎる。

DSC00721_201501190023160ee.jpg
そしてバス停へ。
バス移動が本当に憂鬱。
バスに乗るのも嫌いだし,バスで行程を飛ばしてしまうのもすごく嫌だ。

DSC00723_201501190023432d6.jpg
バス移動はこれまで2回してきた。
アメリカのラスベガス付近で自転車走行不可の砂漠地帯を飛ばしたのと,ペルー北部の沿岸部で強盗多発地帯を飛ばしたのと。
でも今回は訳が違う。
理由が,ただ季節的に南端に間に合わないからとか……。
本当に本当に悲しい。
全ては自分の招いたことなので,しょうがないですけど。

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