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ドイツ人の気質

2016年10月23日
ドイツ17

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ケルンで泊めてくれたアミン。
「自分の家と思ってくつろいでね」と招き入れてくれて、すごく気を遣ってくれる、とてもいい青年でした。イラン人って聞いた時点で、たぶんいい人なんだろうなと思っていた。イスラム圏の人はみんないい人だと思っているので。

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人が少ない朝にケルン大聖堂の中をチラ見していこうと、ケルン郊外から中心地まで戻る。
デカくて立派なことで有名なケルン大聖堂ですが、デカいものすごさって写真ではなかなか伝わりにくい気がする。他の大聖堂と同じく無料で中には入れるのでちょっと見ていく。

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RPGゲームのテイルズシリーズに、こんな雰囲気の教会とか出てきた気がするなと思った。
日曜日の朝だからか、ミサっぽいことをしている。

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やっぱり中も立派で、厳格な雰囲気が普通の大聖堂の5割増しくらいに感じられる。
通常拝観の時だともっと中まで入れたんだろうか。
外に自転車を停めっぱなしなので5分くらいで退出。

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ケルンからは、ライン川を外れて西に向かい、国境のアーへンの町まで向かうんですが、また恐ろしく道がややこしそうで憂鬱。地図を見ていても、どの道を通ればいいのかさっぱり。
とりあえず適当に西へ進む。

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そういえば、もうドイツ出国間近ということで、書こうと思ってたドイツ人の気質みたいなものについて書き記しておきます。あくまでも僕が自転車旅を通して感じたことなので偏りはあるかと思いますが。

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ドイツ人は日本人は似ているとよく言われているけれど、僕が感じる最大の共通点は、なんと言っても買い物をしたときにお釣りを正確にくれること。

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日本を出ると、日本での“当たり前”は、実は海外では“当たり前”ではなかったんだと気が付くことがよくあるんですが、例えば99円の品物に対して100円を払ったとき、1円のお釣りをくれないことが世界的に見れば“当たり前”なのです。
これまでに2、30か国くらいは世界の国々を周っていると思いますが、お釣りを正確にくれる国って、僕の記憶ではドイツだけだった気がする。

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だから最初、ドイツでもくれないものと思って、普通にレジを通り過ぎようとしたところに1セントを返してもらったときは、「えっ、これもらってもいいの?」って思ったものでした。

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そういう所は日本人と同じく、細かくきっちりしているんだと思う。

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そんな生真面目なドイツ人は、ルールの厳守も徹底していて、これまで周った国々で、信号無視をする人が断トツで少ない。

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カフェでコーヒーブレイク
ていうか今日めっちゃ寒いんですけど。
外で休憩していられない。

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あとヨーロッパでは車道と自転車道が分かれているところが多いんですが、自転車道がガタガタなときとかは、車道を走ることも多い。

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たまに自分でも、「これ邪魔やろうな~」と思いながら走ってる時があるんですが、北欧を走っていた時は、50日くらいいて1度もクラクションを鳴らされなかった。

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それがドイツに入った初日に2回クラクションを鳴らされたし、口でも「ここは車道だ!」と文句言われましたからね。
ルールに対する厳しさは、他人に対しても同じらしい。

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そうこう言ってる間にドイツの最後の町、アーヘン。
序盤、けっこう道に迷ったのでたどり着くのは無理かと思ったんですが、後半の巻き返しにより、無事到着。
明日、ドイツを抜けます。

2016年11月 01日05:19 ドイツ

結局ドイツが好きなのか嫌いなのか

2016年10月24日
ドイツ18

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ドイツ最後の町。
ドイツは思いがけず長居し、3週間の滞在になりました。
長くいるとどうしてもその国に愛着が沸くし、出国の時は寂しい気持ちになる。
ドイツは大好きになった国なのでなおさら。
メルヘン街道にライン川下りに、全部良かった。

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雨が降って来たのでカフェで雨宿りしていたらいつの間にかもう午後1時。
止む気配もないので出発する。

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恐らくこの交差点の横の通りがオランダとの国境と思われる。
看板が見当たらないんですが。

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と思ったら端っこで埋もれていた。
オランダって「Nederland」って表記なんですね。

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オランダはヨーロッパの中でも特に自転車大国として知られていて、自転車道の走りやすさなどでも有名。ドイツも自転車道には力を入れている国ではあるんですが、ちょっとレベルが違った。数百m走っただけで「あれ? 走りやすいぞ」と思い始めて、大きめの交差点を越えたら確信します。ドイツとオランダの格の違いを。
正直ドイツの自転車道ってクオリティがそんなに高くないというか、アラが多かったように思う。
いくつか例を挙げるとするなら、まずはベタなところですが、歩道から車道に降りるときの小さい段差。ドイツには多かったんですが、オランダにはあれが一切ない。

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あと、こういう大きな木が並んでいる道だと、ドイツでは木の根っこにより、道路が盛り上がったりガタガタになっていることがよくあった。
しかしオランダはコンクリートが分厚いのか、走った限りそういうのは一切なし。

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T字路。
この看板は画面奥方向の道から来た車に対するものなのに、裏側(自転車道側)からも見えるように設置してくれている気遣いが嬉しいですよね。
オランダを走って初めて気が付きましたが、ドイツの自転車道にはサイクリストに対する愛が無かった。どちらかと言うと、車を走りやすくするために自転車を自転車道に追いやっているイメージ。もちろんすべてがそうとは言いませんが、オランダの自転車道がサイクリストへの慈愛の心で満ちているので、比較をするとどうしてもそう感じてしまう。

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オランダ最初の大きな町マーストリヒト。

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建物の雰囲気が変わった気がするけれど、気がするだけかもしれない。

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そしてマーストリヒトを出てすぐにベルギーに入国。
オランダの走行距離30km。滞在時間2時間ちょいでした。オランダもっと走りたかった……。

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ベルギーの自転車道も走りやすそう。
ドイツの場合、こういう車道の端に自転車レーンを設けることが少なくて、わざわざ少し車道から離して自転車道を別に作るんですよ。車道から離れるのはうれしいんですが、ただその自転車道のクオリティが低いんですよね。車道と自転車道の境に小さい段差があったり、路面がガタガタだったり。
それだったらこうやって道路の端に自転車レーンを設ける形でいいのにって思ってました。

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夕方着いた町。
やけに人の気配がなくちょっと雰囲気がくらい。
水だけ補給して郊外へ。

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晩御飯は最後にドイツを満喫しようと、今朝アーヘンで買ってきた白ソーセージと甘いマスタード。
白ソーセージは茹でて甘いマスタードで食べるのが正式な食べ方らしい。
甘いマスタードって初めてですが、ソーセージとよく合って美味しかった。
ドイツのソーセージは安くて美味くてサイコー。


ドイツの出費
滞在日数……2016年10月3日~10月24日(21日間)
使ったお金……約35500円
1日辺りの出費……約1690円

2016年11月 02日05:04 ドイツ

ヨーロッパの中で日本人と似ているのは?

2016年10月25日
ドイツ19

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霧が掛かっているんですが、ギリギリ雨は降っていない。

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少し進んだ町でこの先のルートを調べます。
この先はとりあえずフランスの首都パリを目指す。
パリには4,5日で到着予定。

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そういえば、前々回の投稿でドイツ人の気質なんかについて書きましたが、似た話。

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その時、ドイツ人と日本人の共通点にも触れたんですが、僕の中では、ドイツ人のズバッと文句を言う姿勢が印象的で(主に「ちゃんと自転車道を走れ!」と」)、そこまで日本人に似ているとは感じなかった。

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では一番日本人に近いのはどの国の人なのか。
まだヨーロッパでは、まともに過ごしたのは北欧4か国+ドイツくらいなんですが、僕が自転車で走り回って見た限り、一番日本人に近いと思ったのはフィンランド人でした(ノルウェーとかも比較的近い傾向にはあるかもしれない)。

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まず日本人的だと感じたのは他人同士の垣根の高さ。
諸外国では全体的にフレンドリーな人が多いので、ふと目が合ったときに知らない人とでも、ちょっと微笑み合ったりするんですが、そのノリでフィンランドでも軽く会釈っぽく挨拶して見せたら、ちょっとビックリされてぎこちなく返されたってことがあった。
特に人がフレンドリーなアフリカから来たこともあって、余計に衝撃的でした。

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後に聞いた話では、フィンランド(北欧)人はシャイな人が多く、人と人との壁が高いらしい。諸外国みたいにレストランで席が隣になったからといって、知らない人同士で仲良くなったりしないし、むしろ一緒に食べている知り合いともあまり喋らない。

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フィンランドでは「食べるときにあまりぺちゃくちゃ喋らない」という文化があるそうです。日本ではそういう光景はあまり見られませんが、そういう慎ましやかな態度は日本人的だと感じました。
レストランでチラホラお客さんが入っているのに、誰も喋らずシーンとしている光景は非常に好感が持てた。

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自転車スタンド付きベンチ。

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そして夕方、シャルルロアという町に到着。
今日は割と自転車道に沿って進んでいたので、迷うことはほとんどなかった。

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ベルギー最初の大きな町なんですが、最後の大きな町でもある。
明日にはフランス。

2016年11月 03日05:47 ベルギー

フランス入国

2016年10月26日
ドイツ19

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朝、カフェで1.99ユーロのコーヒーを頼んだのですが、2ユーロ払ってお釣りは無し。
やっぱりドイツだけですね。正確にお釣りを返してくれるのは。
というか、返す気ないんだったらちゃんと「コーヒー2ユーロ」って書けよと言いたくなる。

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こんな晴れるのいつぶりやろって快晴。

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ちょっと走ってフランス。
ベルギーは丸2日経たず終了。
他の国はたしか高速道路の制限速度120㎞/hだったと思うんですが、フランスは130㎞/hなんですね。

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石とレンガを組み合わせた家が登場するようになる。
なかなか洒落てるなと思った。

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最初の中規模の町。
今日は祝日なのか多くの店は閉まっていて、出歩く人が少ない。

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この教会の屋根は今までになかったパターン。
また別の宗派だったりするんだろうか。

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広場でテント、寝袋を干しつつ、お昼休憩。
暖かな日差しの下で食べるお昼ご飯がこんなにも素晴らしいものだということを思い出す。

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景色も街並みも、これまでの国と大きく変わった訳ではないんですが、フランスに入って、不思議と違う国に来たことを強く感じた。

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恐らく、小さな変化の積み重ねによって大きな印象の違いが生まれているんだろうと思うのですが、具体的な違いを挙げると、例えばベルギーと比べて、人、車が少なく、町が小さくなり、その分、農場、牧場が増えた。

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そういった変化によるものなのか、フランスに入って時間の流れが緩やかになったように感じた。

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ひょっとしたら、今日は祝日で人が少ないからそう感じるのかもしれないし、たまたまの快晴で気持ちよく走れているから長閑な雰囲気に感じているのかもしれない。
または、ベルギーではたった150km程度の走行でしたが、半分くらいは幹線道路沿いを走っていて、フランスではまだローカルな田舎の道しか走っていないからそう感じるのかもしれない。

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でも、僕が今日フランスに感じた印象が、勘違いではなかったら嬉しいなと思うのです。

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夕方から霧が出る。
その後、ギーザという町まで進んで、スーパーでご飯を買って、その辺で野宿して終了。


オランダ,ベルギーの出費
滞在日数……2106年10月24日~26日(2日間)
使ったお金……10ユーロくらい
1日辺りの出費……5ユーロくらい

2016年11月 04日05:27 フランス

水路沿いの道を行く

2016年10月27日
フランス1

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ギーザの町。

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やっぱりフランスに入って建物の雰囲気変わった気がする。

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朝晩はだいたい濃霧。

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少し走って水路沿いの道に出る。
今日はほぼこの水路沿いなので道に迷う心配は無し。

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お昼ご飯を買うために町に立ち寄る。

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やっぱりフランスに入って、時間の流れがゆっくりになった気がする。
そういう場所を走っているだけなのかもしれないけれど。

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平和やなと思いながら走っていた。

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夕方、コンピエーニュという大きめの町に到着。

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結局、後半道に迷って到着が6時を回る。

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町でゆっくりしたかったんやけど、時間もないのでパパッと野宿の用意だけ済ませて町の外へ。

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コンピエーニュの周りは森が広がっていて、中心地から10分も走れば森っていう、サイクリストにとってはうれしい町でした。

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ドイツで買ったこの甘いマスタードの使い道がソーセージ以外に思いつかず、ドイツを出ても夜ご飯はソーセージが続く。

2016年11月 05日22:15 フランス

パリへ

2016年10月28日
フランス2

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朝は7時台だとまだ真っ暗で、8時くらいから明るくなり出す。
ここからパリまでは80kmくらい。
首都圏に入って多少道に迷うことを思っても十分たどり着ける距離。

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標識にパリスの文字が登場し始める。

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パリではドイツでも利用した『ウォームシャワー』で人の家に泊めてもらいます。
野宿が難しく、でも観光したいパリで泊まらせてもらえるっていうのが非常にありがたい。

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落葉の季節。

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落ち葉掃除中。
キリがないと思うんですが拾わないといけないものなのか。

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パリの北40kmのシャンティイの町。シャンティーではなくシャンティイ。
今日泊めてもらうホストの方とのメールのやり取りの際、もし時間があればと勧められた町。

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オススメの理由は聞いていないんですが、どうやらこのきれいな公園と立派な建物が見どころっぽい。

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どことなく格式の高そうな競馬場もあった。
パリの近くだし、ひょっとしてあの有名な凱旋門賞が行われる競馬場なのかなと思ったんですが、あとで調べたら違った。

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ヨーロッパで見た落ち葉の並木道の中でたぶん一番いい。

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お昼休憩。
フランスに入って肉屋でパテを見かけるようになる。
やっぱり米よりもパンで食べた方が美味しかった。

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小さい丘を越えたところにパリ市街が見えてきた。

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まさかのスラム街にびっくり。
このそばにサン=ドニっていう町があるんですが、ここの雰囲気が完全にアフリカだった。
ゴミが多く、街は汚く、ドライバーのマナーは悪く、人々のモラルは低く、そして貧しい。
スマートフォンで地図を見るために立ち止まっていたら財布をスラれかけたし。
身も心も完全にヨーロッパに染まっていたので、この町の光景はショッキングでした。

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その後、無事ホストの方の家にたどり着くことができました。
ヨーロッパ滞在期限が迫っているのですが、数日観光に充てます。

2016年11月 06日05:35 フランス

期待しすぎていたパリ パリ滞在(1/5)

2016年10月29日~31日
フランス3
パリを観光する。

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日本語をちょくちょく目にするパリの町ですが、たまたま日本人旅行者用のインフォメーションセンターを発見。
日本語で書かれたパリの地図をゲット。

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とりあえずパリの目玉観光スポットのひとつ、ルーブル美術館に行ってみる。
しかし自転車を停める場所が見当たらず断念。
北欧とかだったら首都でもいくらでも自転車を停める場所があったのに、パリには全然ない。

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ジュンク堂書パリ支店。
置かれているほとんどが日本語の本なのに、経営が成り立っているんだから、パリに住む日本人の多さが伺えますよね。ちなみにパリにはブックオフもあったそうですが、そっちは潰れちゃったみたい。

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文庫本でも買っていこうかと思ったんですが、高かったので断念(大体定価の2倍近い価格設定)。

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アメリカのシアトルにあった紀伊国屋書店で血迷って週刊少年ジャンプを買った時は、たしか定価よりちょっと高いくらいだったと思うんですが、パリのジュンク堂ではジャンプが7.5ユーロ(約860円)もする。高すぎる。毎週買う人とかいるのかな。

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あの華の都パリってことで、否応なく期待感はあったと思うのですが、正直、すでに観光する気は失せている。人や車が多く、マナーは悪く、自転車で走りづらく、また自転車を停めにくく、汚く治安の悪そうなエリアがあったり、おしっこ臭い一角があったりと。
まあ首都というのは大体そういうものなんですが、なんせ北欧(特にスウェーデンとデンマーク)の首都が素晴らしすぎたんですよね。自転車で走りやすく、首都でも全く治安の悪さを感じない。町は大きすぎず、人も多すぎず、マナーも良い。

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北欧が素晴らし過ぎただけで、決してパリがダメなわけではないんですが、結局チラ見していこうと思っていた、エッフェル塔、凱旋門なども行かずじまい。

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パリを出発するときに寄れたら寄ります。

2016年11月 07日05:06 フランス

ルーブル美術館へ パリ滞在(2/5)

2016年10月29日~31日
フランス3

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パリで行こうと思っていたルーブル美術館。
世界最大級を誇るだけあって、ほかの美術館とはケタ違いの規模。
この広いエントランスエリアの時点ですでに度肝抜かれている。

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全部はとてもじゃないけれど見ていられないので、絵画エリアだけを周る。
もし余裕があればその他の作品も見に行く。

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有名な石像。
階段の最上段に置かれているところがまた、RPGのラスボス感満載で非常にかっこいい。

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完全な状態のものを見てみたいところですが、この首と腕が取れたシルエットもかっこいいですよね。

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朝のうちに有名なやつを見に行く。
遠い。

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モナリザ撮影会の様子。
ルーブル美術館におけるモナリザは、チラッと一目確認して、写真を撮るだけのもの。じっくり作品を鑑賞することはできない。

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これ1,2年前に京都であったルーブル美術館展で見た気がする。
奥さんの視線には、旦那さんが不正を働かないか監視する意味が込められているとかそんな解説を読んだ記憶がある。

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中世の貴族はなんでみんな銀髪なんでしょう。
これは染めてたってことなのかな?

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美術館巡りはヨーロッパでしたいと思っていたことの一つなので、ちょくちょく行っている。
美術作品に関しては無知な僕ですが、通っていると、自分がどんな絵に惹かれるのかくらいは分かるようになってくる。

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もちろんその作品の背景や価値がわかった方がより楽しめるんでしょうが、最低限、自分の好きな作品の傾向さえ把握できれば美術館巡りは十分楽しめるものだと思う。

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結局ルーブル美術館では絵画以外のエリアには一切足を踏み入れなかった。

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絵画エリアだけ、しかも興味のない絵は飛ばしながらでも、たっぷり半日は掛かった。
疲れた。

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朝一から行って、お昼をとっくに過ぎているので、おなかペコペコでルーブル美術館を後にする。

2016年11月 08日05:03 フランス

ヨーロッパの言葉と食べ物 パリ滞在(3/5)

2016年10月29日~31日
フランス3

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パリで泊めてもらっているファビアン。
彼は日本が大好きで、少し日本語を話すことができる。
実は自転車友達のよう・ゆかご夫妻(ブログ)と染谷裕太さん(ブログ)が、パリ滞在の際にウォームシャワーでファビアンの家を訪ねていて、今回僕も紹介してもらった形。

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彼の日本語は日常会話が完璧、とまではいかないんですが、それでも僕の英語力よりは上で、会話するときは基本日本語で話している。

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トイレには日本地図。
これまで、「そもそも母国語がアルファベットじゃない時点で大きなハンデになってるんだから、ヨーロッパの人が英語を話すのとはわけが違うし、日本人が英語を話せないのは仕方ないことだ」と心の中で言い訳をし続けてきた僕ですが、フランス人のファビアンにこうして日本語を話されると、中学校から英語を勉強してきているのに、全然話せなくてごめんなさいとしか言いようがない。

無題
そういえばヨーロッパの言語は似通っている国が多く、ものすごくざっくりと分けるとこんな感じになるっぽい。話している言葉を聞くと全く違う言語に聞こえるスペイン語とフランス語も、スペル上では割と近いものが多い。スペイン語は日本語のように割とはっきり発音し、フランス語はノドの中でよくわからない音を出したりする。
言語学的に、暖かい地域の言葉ほど口を開けて発音し、寒い地域では口をあまり開かずに舌やノドを使って発音するって話を聞いたことがあるんですが、温かいスペインと寒いフランスで、そういう違った進化を遂げたのかもしれない。

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毎週日曜日に開かれる市場に連れて行ってもらった。
色んな食材が並んでいる。

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丸鶏が3羽で10ユーロ(約1150円)ってめちゃくちゃ安くないですか?

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ヨーロッパではソーセージ、ベーコン、ハム、パテ、などの加工肉が有名でよく食べられている。
実はこれらは、貧しかった時代のヨーロッパを象徴する食べ物らしい。そもそも土地がやせていたヨーロッパでは十分な牧草が無くて、家畜が冬を過ごせなかったんですが、冬でも肉を食べられるようにと、こういった加工肉文化が広がったらしい。ソーセージとかパテとか、脂質が高いものが多いなと思っていたんですが、ひょっとしたらエネルギー摂取のためなのかもしれない。
ついでに言うとドイツ、ベルギーなどで有名なビールも同じで、ヨーロッパではきれいな飲み水が常にその辺を流れているわけではなかったので、水分を長期保存しておくためにアルコールを含んだビールにしたってことらしい。
新鮮な海の幸が簡単に手に入ったり、いたるところに名水と呼ばれる湧き水が流れている日本とは対照的に、貧しく、過酷な土地だったみたいですよ。昔のヨーロッパは。

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市場で買ってきた魚のオーブン焼きを振る舞ってもらう。
余計な味付けは一切ないんですが、美味しい。

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先月日本に旅行に行ってきたばかりのファビアンの家には日本食もある。

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蒸し野菜だったり、魚のオーブン焼きだったり、シンプルでヘルシーな食事を好むファビアンは、同じく日本食も口に合い、大好きらしい。

2016年11月 09日05:04 フランス

旅用自転車雑誌の在り方とは パリ滞在(4/5)

2016年10月29日~31日
フランス3
ファビアンという日本大好き青年の家に滞在中。
同じマンションに自転車のメカニックをしているビクトルという人が住んでいて、ファビアンと共に彼の部屋を訪ねた。

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彼はパリの手作り自転車、「アレックス・サンジェ」っていうブランドの自転車屋さんで働いたけれど、今はそこを辞めて、自分の店を出す準備をしているらしい。なぜか日本とも繋がりがあって、日本の自転車雑誌がたくさん置いてあった。
アレックス・サンジェって初めて聞いたんですが日本でも有名なのかな。

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ついでに自転車の不具合を直してもらいすごく助かった。

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この写真の人がそのビクトルって人。
フランスにはこういうクラシックバイクを扱った雑誌が無いと言っていた。

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日本の自転車雑誌がたくさん置いてあり、ちょっと読んでみたくて何冊か借りてきた。
自転車旅に出る前は、こういう雑誌をちょくちょく読んでいたんですが、この機会に、少し意見をしてみたいと思います。

こういう旅用自転車雑誌って、すごく薄っぺらい部分でしか自転車を楽しんでないなという思いをずっと抱いていた。ここで紹介されている自転車って、ただの“アンティーク趣味のための自転車”という風にしか映らないんですよね。ひょっとしてこの雑誌を作っている人は「自転車は飾って眺めて楽しむもの」とでも思っているんじゃないかとすら感じます。

そもそもこういう旅用自転車っていうのは、それこそ何ヶ月、何年を掛けて、何千、何万kmを走るための自転車のはずなんですが、雑誌内ではそういう本来の使われ方にはまるで触れられていない。
「レトロでかっこいいでしょう」、「シブいでしょう」みたいな見せ方ばっかり。

申し訳程度に自転車旅のコラムが載っていたりするんですが、せいぜい綺麗な景色の道をちょろっと走って美味しいものを食べて終わりって軟弱な記事ばかり。そのくらいママチャリで行ってこいと言いたい。
雑誌を読んでいても、その自転車の性能を発揮している場面がまるで見えて来ず、ごくごく表面的で、綺麗な姿しか映さないところが非常に残念でつまらないなと思っていました。

まあつまり何が言いたいかと言うと、自転車の性能を遺憾なく発揮された旅をしているこの僕が記事を書くので、もし万が一編集者の方が見ておられましたら、雑誌で連載させてくださいということです。

2016年11月 10日05:05 フランス

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