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横風ときどき向かい風

2017年1月19日
モロッコ30

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朝、外に出ると地面が濡れていた。
まさか砂漠で雨に遭うとは。

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この先数日間、曇りとかにわか雨の予報が続いている。
雨に降られたら嫌やな。

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Akhfennir以降、ようやく荒野から砂漠に景色が変わってきた。

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風向きは昨日と変わらず横風。
進行方向は西で、風は北から。

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明日からは進行方向が南になる。
このまま北風が続いてくれれば追い風を受けられる。

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ここは進行方向的に超スーパー向かい風区間。
辛すぎる。

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ここでなんと車で世界中を回っている日本人の方に声を掛けられる。僕の自転車の日本国旗が目に入ったらしい。バイクで世界を回っている人はいるけれど、車の人には初めて会った。
そして普通に品川ナンバーを付けて走っていることに衝撃を受ける。
もちろん国によるみたいですが、意外と何も言われないらしい。バイカーの人とか国を跨ぐときナンバープレートどうするのかなと思っていたんですが、その辺意外と緩いんですね。
もっといろいろお話を聞きたかったんですが、強風が吹く道のど真ん中だったので、連絡先だけ交換をしてお別れ。
向かい風の辛い中だったので、日本語で話せて良い気分転換になりました。

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今日はレストランなど休憩スポットがまるでなく、建物を風よけにしてお昼ご飯。

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海。
向かい風区間は終わったんですが、今度は横風。
相変わらず強風なので、ほんと進まない。
1日続くと、体力ではなく精神的に参ってくる。

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出発して70km弱走ったところにレストランがあった。
知ってたらここまで頑張って走ってたのに。
休憩を挟む。

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犬。

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ごく短い通り雨ですが、2回降られた。
油断ならない空模様。

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夕方、なんとか100kmを走りきって目的のタルファーヤの町に到着。レストランで晩御飯を食べたらもう6時半。
今日はホテルに泊まるつもりでしたが、もう時間も遅いので、町の外に出て野宿することにする。

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風が強いし雨が降る心配もあるんですが、夜にチェックインするともうあとは寝るだけなのでもったいないし。

2017年01月 23日05:16 モロッコ

風に乗って西サハラ

2017年1月20日
モロッコ31

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昨日まで西に進んでいたんですが、今日から進路は南。
そして風は北から。

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そしてここは風車が延々と建ち並ぶ強風区間。
すいすい進む。

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30kmちょい走ったところの「TAH」という町。
地図上で言うとここ↓

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ちょうど点線の真上にある町。
国境が点線って、この先は別の国なのか、別の国じゃないのか。

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この点線の先は「西サハラ」という地域。
ざっと調べた知識をまとめると、もともと西サハラはスペイン領だったけれど、スペインが手を引き、西サハラの南北に位置するモロッコとモーリタニアでの西サハラの取り合いの末、モーリタニアが手を引き、現在はモロッコ領。ただ西サハラは独立したがっている、みたいな構図らしい。
その結果、国境が点線という。

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このオブジェが点線の国境なのかも。

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ちょっと休憩。
昨日の疲れが抜けていない気がする。
追い風のわりにしんどい。

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追い風を考えると、64km先のラーユーンには1時ごろに到着できるはず。
そこでお昼ご飯を食べる。

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西サハラに入ったところで景色は変わらず。
モロッコの植民地となっている一方で、西サハラは独立したがっているので、決して政治的に安定しているわけではないんでしょうけど、そこまで治安に問題があるわけではないっぽい。たぶん。

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ただ、数日前から町の入り口なんかで、警察にパスポートの提示を求められるようになった。

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予定通り、午後1時にラーユーン到着。
町の入り口でまたいつものようにパスポートの提示を求められるんですが、通過して100mくらいでまたパスポートチェックがあった。聞いたら、さっきのは軍(?)だけれど、今度は警察ということらしい。することは全く同じで、パスポートの情報を紙に書くだけ。
今後、同じ状況になった時のために、「むこう行って写してこいこのハゲ」ってアラビア語で何て言うのか調べておかないと。

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町の入り口にあった絵。

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モロッコ、西サハラを合わせた領土がモロッコの国旗で染まっている。
モロッコ領アピールがすごい。
これ、西サハラの人たちはどう思ってるんでしょう。

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町の通りが割と碁盤の目になっていて、わかりやすい。
新しい町なのかな。

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前菜にミニサラダとレンズ豆の煮たやつが付いて25ディルハム(300円弱)なので安いなと思った。
ラーユーンは西サハラ最大の町なので、少し滞在しても良かったんですが、追い風が吹いている内に南下しておく。

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20何km走って、次の「エル・マルサ」の町。
「エル」っていうのはスペイン語の前置詞。
西サハラは元々スペイン領だったので、その名残りと思われる。
ここから次の町までは少し距離があって、160kmほど離れている。
1日で行くのはしんどいので、今日の内に距離を稼いでおく。

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日が沈み切ったらそこでテント張って寝る。

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ちょうど建設中のまま放置された感じの建物があったので、裏でテントを張って寝る。

2017年01月 24日05:03 モロッコ

町が遠い

2017年1月21日
西サハラ1
エル・マルサから20km地点。
次の町までは140km。
途中、一か所補給ポイントがある。

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なぜかスピードに乗れなくて、「ちょっと道が上ってるのかな?」とか「向かい風なのかな?」とか思っていたんですが、どうやら疲れが溜まっているっぽい。
そういえば昨日もちょっとしんどかったなってことを思い出した。

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今日は追い風ではなく横風でますますスピードが出ない。
次の町まで140kmもあるのにピンチ。

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今日は少し寝坊して出発が9時前になったんですが、仮に時速20kmペースで走り続けて、到着が午後4時。プラス休憩を2時間取るって考えて午後6時。
実際には時速20kmを下回っているので到着は厳しいってことになる。
どうしよう。

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ラクダ。
近くに人はいなかったんですが、これは飼われているラクダなのか?

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数kmから十数km置きに建っている電波塔。
開けた土地で他に隠れるところが無いので、貴重な野宿スポット。


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昼過ぎに唯一の補給ポイントに到着。
レストラン、ガソリンスタンドが併設されている。

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ご飯を食べて一息ついて午後1時半。
町まではあと80km。今日のペースだと5時間は掛かるので、急いで向かっても到着は日没前くらいになる。
なので今日の到着は諦めることにする。
町の手前でキャンプ して明日の朝の到着を目指す。

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のんびり休憩をしたのちに出発。
すごい水分を含んだ植物。

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夕方。
途中から横風が追い風気味になって来る。
助かる。

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町の10kmちょい手前でキャンプ。

2017年01月 25日05:49 モロッコ

つかの間の休息

2017年1月22日
西サハラ2
ボジュドール手前10km地点。

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朝、7時45分くらいにようやく地平線から太陽が顔を出す。
遅い。

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町まではもう10kmそこそこ。
クールダウン感覚でのんびり走る。

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身体が温まってきたところで到着。
町の入り口で恒例のパスポートチェック。
いつもは情報をメモするんですが、ここではスマホのカメラで撮っておしまい。あと口頭で職業と目的地を聞かれて1分で終了。他のところでも同じようにしてほしい。

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小さな町のわりに街並みはきれい。
西サハラは新しめの町が多い気がする。

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ホテルもちょっと小奇麗なところが多い。
安宿を探してるんですけど。

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このちゃんとしたレセプションの感じからして高そうやなーと思って値段を聞くと、50ディルハム(約550円)と格安だった。

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部屋は決してきれいではないし、ついでにちょっとくさいんですが、広いのはうれしい。
シャワーを浴びて洗濯したら町に繰り出す。

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レストランでのタコ漁師のおっさん(27)と相席になって話しながらご飯。
「日本だとタコ1kgでいくらぐらい?」って聞かれるも、答えられず。
こうして地元の人と話しながらご飯を食べるっていうのは、僕の中ではかなり珍しいこと。普段自転車で走っている時のお昼ご飯っていうのは、完全に休息の時間なのでむしろ関わりたくないって思っている。
お互いの言葉がわからない人と話すのって疲れるので。

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今日、珍しくそんなコミュニケーション取ってみたのは、休息日なので気持ち的に余裕があったからかもしれないし、昨夜、テントの中で『深夜特急』のテレビドラマ版を観て感化されたからかもしれない。
どちらにせよ、この時のお昼はタコ漁師のおっさんにおごってもらえたので良かった。

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このボジュドールの町以降も長い無人区間が続きます。
とりあえず次の補給地は145km先のガソリンスタンドらしい。
追い風が吹いてくれなければ死亡。

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明日からも頑張ります。

2017年01月 26日05:57 モロッコ

ただ追い風に身を任せるのみ

2017年1月23日
西サハラ3

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この先も町の少ない区間が続く。
次いつみかんを買えるのかわからないので、買い込んでおく。

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いろいろ距離が書かれていますが、次のまともな町は338km先のダハラ。しかしダハラは半島の先にあって、行くと同じ道を40km戻らないといけないので、たぶん行かない。となると次の町はどのくらい先になるんだろう。僕もよくわかっていない。

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小さい補給ポイントは定期的にある。
次の補給地は140kmくらい先のガソリンスタンド。
今日もいい感じの追い風が吹いてくれているので、問題なし。

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走りながら自撮りするくらいヒマ。

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かなりいいペースで走れているんですが、こういうときは極力止まりたくない。
走りながら殻をむいて、走りながら写真を撮って食べる。

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89km地点にストア兼レストランがあった。
まだ補給の必要はないんですが、手持ちのお昼ご飯を食べる場所を探していたので休憩していく。

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午後も景色変わらず。
走りながらスマホでスマートニュース読みだすくらいヒマ。

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夕方4時前に142kmを走ってガソリンスタンド到着。
出発して6時間半くらいで到着。
超ハイペース。

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ちょっと早いけれど、ここでご飯を食べていく。
食べているときに30km先にもレストランがあることを教えてもらう。
知ってたらそっちで食べてたのに。

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ちゃちゃっと30km走ってそのレストラン。
水だけ買う。数日前から水道水が海水風味になって、飲めたものじゃないので買うようになった。

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夕方。
追い風のおかげで180kmも走れた。
なのに景色は一切変わらず。

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明日もずっと景色は変わらないんだろうな。


2017年01月 27日05:59 モロッコ

追い風に乗って

2017年1月24日
ボジュドールから180km地点。

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また今日も砂漠を走るだけの日が始まろうとしている。

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今日もルート上に町はないんですが、50km地点、120km地点にストア、レストラン併設のガソリンスタンドがある。

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今日もばっちり強風の追い風が吹いてくれているんですが、アスファルトの質が良くないのが残念。路面が良かったら余裕で30km/hキープできるくらいの追い風。

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突然スラム街みたいなのがあった。
周りには砂漠しかない暴風地帯、人が住む場所じゃないですけれど、規模は割と大きい。

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50km地点のガソリンスタンド。
素通り。

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昨日出発したボジュドールから300km。
その間にあったのは、ガソリンスタンド数件だけ。
追い風だから問題なく走れているけれど、向かい風だったら地獄だと思う。

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120km走って次のガソリンスタンド。
ここで遅めのお昼。

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ここは交差点になっていて、ダハラというこの辺りでは貴重なまともな町に行くこともできる。
しかし半島の先まで片道40kmの遠回りになるので行かない。
というか、帰りは恐ろしい向かい風になるので行けない。

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西アフリカのゴール地点ダカールまでは1430km

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昨日の朝出発した町以降、ようやくかろうじて集落と呼べる場所にたどり着いた。
規模はかなり小さいけれど、数件のストアとレストランがある。

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補給を済まし、もうひと踏ん張り走る。

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今日は追い風に押されて190kmも走れた。
昨日と合わせて370km。2日間で走った距離としては最長のはず。
うれしい。

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道路から砂漠に入り、キャンプ地を探す。
日が沈んでも風が吹き荒れている。
地形的にできるだけ風を遮れる場所を探してテントを張る。
で、まあそこからが大変だった訳ですよ。

つづく


2017年01月 28日05:36 モロッコ

空飛ぶテント

2017年1月24日続き
夕方、追い風の力を借りて1日で190kmも走り、気持ちのいい疲労感の中、野宿しようとしていたところ。

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野宿したいんですが、問題はこの風。
地形に起伏もなく開けた土地なので、風を遮るものが無い。
風が強いとテントを張れない。
かろうじて地面が盛り上がっている小山というか丘に隠れるようにテントを張ることにする。
どれほど防風の意味があるのかはわからないけれど。

風に翻弄されながらもテントにポールを通す。
僕が使っているテントは山岳用の軽量テントなので、固定しないと簡単に吹き飛ばされる。
テント固定のため、4隅の内、風上の2点にペグ(地面に打つクギみたいなの)を打つ。
これでとりあえずは大丈夫。

荷物の中からエアマットを取り出し、空気を入れて膨らます。
この作業が毎日めんどくさいんですが、腹筋のインナーマッスルのトレーニングと割り切って取り組んでいる。

その瞬間、
強風に煽られ、テントの隅に刺したペグが抜ける。

テントが風で飛ばされそうになることはよくある。
僕もすぐに駆け出す。
しかし思ったよりも速く、なかなか追いつけない。
徐々に焦りが出始める。
普段なら絶対いつかどこかに引っかかるんですが、ここは見渡す限りの荒野。
引っかかるものが無い。

いよいよ僕も本気で追いかけ始める。
テントが止まる気配はない。
疲れ切った体に鞭を打ち、必死に走る。
テントは少しずつ小さくなっていく。
テントの先は地平線の彼方まで広がる荒野。

赤く染まる地平線に向かって一心不乱に転がり続けるテント。
その光景に力が抜け、足が止まる。
絶対無理だ。

大変なことになったぞと、来た道を戻る。
ショックな気持ちを抑えつつ、状況を整理する。
走って戻る気力はないので徒歩なのですが、日没を過ぎたことで、辺りは急速に暗くなっていく。
追いかけていた時はまだ明るかったのに。
ていうか、どこから来たんやったっけ?
自転車が置いてある場所を見失う。

辺りは薄暗がりの荒野。
闇雲にテントを追いかけていたこともあり、方向感覚、距離感覚がよくわからない。
目印になるものもない。
どのくらい走っていたんだろう。
10分か15分か。
迷っている内にも刻一刻と暗闇は深くなっていく。

泣く一歩手前まで焦るも、何とか元の自転車と荷物の置いてある場所には戻ることができた。
ただ駆け出したとき手に持っていて、途中で投げ出したエアマットを探しに行く余裕は、とてもじゃないけれどなかった。

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さてこれからどうしたものか。

選択肢としては、【ここで一夜を過ごす】か、【ヒッチハイクでどこかの町まで行く】かの2択。
【一夜を過ごす】側の大きな主張は、明るくなってからエアマットを探したいというもの。
また車通りがかなり少ない上、この辺りは数十kmごとに警察や軍による通行者のパスポートチェックがあるエリア。この暗い中、そう簡単に車が停まるとは思えないという意見も説得力のあるものだった。

しかし一方で、この暴風の中、風を凌ぐこともできずにどうやって一夜を過ごすんだという【ヒッチハイク】側の意見ももっともだった。それにエアマットも絶対にどこかに吹き飛ばされているし、仮に見つけ出せたとしても絶対尖った石とかでパンクしてるって、という反論により、流れはヒッチハイクに傾く。

「とりあえず一回ヒッチハイクしてみたらいいんちゃう?」という結論に落ち着き、道路に出る。
もう辺りは真っ暗闇。当然町明かりなどもない。
スマホのライトを懸命に振り、車に合図を送る。
1台、2台……と素通り。
3台目の車が止まる。
なんとその車が乗り合いタクシーという奇跡。

あともう1個奇跡なのが、
ここモロッコ南部のサハラ砂漠エリアっていうのは、ほんっっっとにまともな町がなくて、数十kmに一個、(下手したら百何十kmに一個)、ガソリンスタンドがポツンとあるだけというレベルの過疎地帯なのですが、ただ唯一のちゃんとした町がここから100kmのところにあるのです。
“たった”100kmのところにあってくれたことが本当に幸運に感じるほどの過疎地域ということ。

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それが、昨日の記事でもチラッと紹介した、細く伸びた半島の先にあるダハラという町。
そしてこの乗り合いタクシーがそのダハラまで行くと。
しかも自転車も積めると。
奇跡だ。

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送ってもらう。

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到着。
安宿にチェックインし、力尽きたようにベッドに倒れ込む。
こうして、長い一日は幕を閉じた。

2017年01月 29日05:53 モロッコ

どうしたものか

2017年1月25日
西サハラ10
テントを失うこととなった夜が明け、朝。
足が痛い。
昨日テントを追いかけて走ったことが原因と思われる。
丸1日190kmを自転車で走っても筋肉痛にはならないのに、10分、15分走っただけで筋肉痛とは。

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さて、テントが無いんですが、これからどうしよう。
まず選択肢として、サハラ砂漠縦断を【続ける】か、【諦める】か。
元々3か月の時間つぶしのためにやってきた西アフリカ。
そして近々、その3か月が経とうとしている。

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3か月が経てば再びヨーロッパに入国することができる。
ヨーロッパに行けば新しいテントも手に入る。
諦めるのが現実的だし、それ以外に方法はないように思える。

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ただ、ここまで頑張って砂漠をひた走ってきたわけで、
僕の中で、西アフリカ編がただの暇つぶしではなくなってきていることも事実。
ここでサハラ砂漠縦断を断念することは、とても悔しい。
ゴールとして設定したダカールまで行きたい。
でもテントが無ければ続行は不可能。
そしてここではテントは手に入らない。

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テントが手に入るとすれば、1500kmくらい離れた、マラケシュ、カサブランカの大型スポーツ用品店くらい。このダフラには空港があるので、飛行機で行ってテントを買って帰ってくることができる。

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ただそろそろモロッコに来て3か月。
モロッコの滞在期限も迫っている。
飛行機で買いに行っているとオーバーステイになる可能性大。

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どうしたものか。

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それにしても、似たような経験として、以前キャンプ中に鉄砲水でテントごと流されてしまうことがありましたが、意外とその時は冷静なんですよね。その状況をどうにかすることで必死だから。
2日目とか、少し落ち着いた時の方が落ち込む。

2017年01月 30日05:49 モロッコ

意気消沈のダラフ

2017年1月26日,27日
西サハラ10
テントの紛失により、意気消沈のダフラ滞在。

今後、どうするかの話ですが、
なんと同じホテルに泊まっているノルウェー人旅行者が、「もうノルウェーに帰るんやけど、テント使わないからあげるよ」と。
なんという幸運。
前回の記事で触れましたが、ここはテントなしでは走れない地域で、テントを手に入れるには1500kmくらい離れた町まで買いに行く必要があった。

お金を払うと言ったんですが、「もうボロくて穴もいっぱい空いてるし、それに僕もポルトガルでこの草履もらったし」と。
親切が巡り巡っているみたいなことを言いたかったのかもしれない。
まさかこの町でテントが手に入るとは、ラッキーすぎる。

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これで南下を続けられることとなりました。

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でも、気持ちが途切れた感は否めない。
ショックすぎて、軽く体調崩したりもしたし。

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それでも頑張って毎日4つ5つはこういうケーキを食べるから、余計に胃もたれでしんどくなるし。

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無事ダカールまでたどり着くことができるのか。

2017年01月 31日05:42 モロッコ

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