自転車から見る景色

2017年1月7日
モロッコ23
Chichaouaから10kmくらいのとこ。

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泊まっていたキャンプ地の崖の上が子どもの通学路になっていたみたいで、ちょくちょく人が通っていた。アフリカではどこが人々の生活圏内なのか読めない。

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今日の目的地は約90km先のエッサウィラという町。
海沿いの町でリゾート地になっているみたい。
少し遠回りになるので行かないつもりでしたが、そこまで急いでいるわけでもないしやっぱり行ってみる。

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今日も景色がいい。
マラケシュ滞在中、バスに乗って景色を眺める機会が何度かありましたが、バスから見る景色と、自転車から見る景色の違いはとても大きいものだと思います。

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バスから見る景色っていうのは、流れる景色をただ窓から眺めているだけ。
言ってしまえばテレビを見るのと同じで、与えられたもの。

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一方自転車の場合、その景色を自分の力で獲得したという感覚がある。
長い坂道を上った先の絶景を想像してもらえるとわかりやすいと思いますが、この違いは本当に大きい。

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これまでいろんな旅行者に対して、こんな風に自転車旅の魅力を懇々と説き、自転車旅に誘うんですが、残念ながら一緒に行くと答えてくれた人はいない。

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通りかかったオリーブオイル工場でチラッと衝撃的なものが見えたので、少し立ち寄る。

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目隠しされたラクダが延々と石臼挽いてる……。

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オリーブの実をこの臼ですり潰してペースト状にし、

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わらで編まれた袋に入れて、それを重ねてプレスし、オリーブオイルを絞り出す。
このプレス機だけが機械。

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絞ったオイルをペットボトルに入れる。
オリーブオイル工場は何度か立ち寄ったけれど、ここまで手作業なのは初めて。

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ちょうど手持ちのオリーブオイルが無くなりかけていたので補充してもらったんですが、その際にパンとお茶をごちそうになる。
搾りたてのオリーブオイルに付けたパンがまた美味い。

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出発。

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夕方、海が見えてきた。
そしてようやく1か月のブランクから身体が起きてきた気がする。
体力は落ちているけれど、ここにきて徐々に調子が上がってきた。

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エッサウィラに到着。
ここで反対車線を走る長期旅行者っぽいサイクリストに手を振られる。
顔も服も浅黒く汚れていて浮浪者風、自転車も荷物もすべてが汚い。汚すぎて何人かもよくわからない。

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気持ち悪いので無視して進もうと思ったら、まさかの日本人でした。
日本人サイクリストは割ときっちりした人が多く、荷物も効率を考えて厳選する人が多い。
……なんですが、この人はとにかくぶっ飛んでいた。
この人の紹介だけで一本記事を書きたいくらいに、全てがぶっ飛んでいた。

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いろいろすごいんですが、とりあえずわかりやすいところだと、前輪左のバッグに水しか入っていないのがまず意味不明。
このひろしさんという方、今回の旅は始めて2年らしいんですが走ったのはアフリカだけ。
前回の長期旅行なんて、4年半も掛けて回ったのはアジアだけ。
パソコン、スマホは持っていない(日本でも持っていないらしい)。
情報は本か大使館で尋ねるという方法。
時代が数十年前から進んでいないようなアナログな旅。
実際いろんな情報が古かった。

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今日はエッサウィラのホテルに泊まるつもりだったけれど、この人のことが気になって、一緒に町の郊外まで出てキャンプ。良くも悪くもぶっ飛んだエピソードの多い人だったんですが、キリが無いのでこの辺で終わります。

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2017年01月 11日05:50 モロッコ

港町エッサウィラPageTop1か月の休養を経て

Comment

ひろしさんのぶっ飛び話、気になる!

また帰ったら言うわ笑

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