ウワサのアイアントレインに乗ってみる

2017年2月7日
モーリタニア2
ヌアディブを出発したいんですが、この町は半島の先にあり、出発するには来た道を戻らないといけない。ただめんどくさいのが北方向に戻るので、最初の数十kmは向かい風になるのです。

P_20170207_145101.jpg
モーリタニア入国の日に「世界一長い列車」が走っているのを見ましたが、この鉄道はヌアディブから出ているので、これに乗って脱出を図ることにします。

P_20170207_152458.jpg
ヌアディブの町を出て、さらに4~5km北に進むと駅がある。
この鉄道、バックパッカーの間では有名で、というのも荷台だったらタダで乗れるのです。
内陸の町に通じる鉄道なのですが、内陸からヌアディブまで鉄鉱石を運んでいるらしく、ヌアディブを出発する列車には何も乗っていないので、空の荷台に勝手に乗り込む形。鉄鉱石を運ぶ列車だからアイアントレインって名前なのか。

P_20170208_084755.jpg
これがタダで乗れる荷台。
砂漠の中を鉄道の荷台に乗って旅する……非常にロマンあふれますよね。

ただ僕は普通に客車に乗りますが。
しかも寝台席。
だって荷台なんて日中ずっと太陽に照らされ続けることになるし、風に乗ってきた砂を浴び続けるわけだし、鉄鉱石を運んできた荷台だから汚いし、乗り心地も悪いし、絶対に乗りたくない。
まだ時間が短かければ荷台でもいいんですが、目的地のシュムまでは11時間くらい掛かるらしいので、ここは迷うことなく客車をチョイス。普通の席で1000ウギア(約315円)、ベッドで3000ウギア(約950円)なので特に高くもないし。

列車移動
この列車の目的地シュムから自転車で首都ヌアクショットを目指すことにする。シュムまで行くと首都までの距離は長くなるんですが、進行方向的にはもろに追い風を受けられるはずなので、快適な自転車の旅を送れるはず。

P_20170207_214408.jpg
午後3時発と聞いていたんですが、少し遅れて午後10時の出発になった。

P_20170207_214859.jpg
そしてこの列車が想像を絶するボロさ。

P_20170207_214906.jpg
世界一ボロいんじゃないかってくらいボロい。
こんな列車が現役で走っていることに衝撃。
電気すらない真っ暗な幽霊列車みたいなところに乗り込む。

P_20170208_085200.jpg
そしてこれが3000ウギア(約950円)の寝台。
スポンジと生地がなくてバネしかない。
寝台に乗る人が何人かいたんですが、席番号は決まっていない。
相談の結果、僕は他の人と別のベッドをシェアして寝ることになりました(ちなみにそっちはバネは出てない代わりに、ただの板)。狭いベッドを2人で使ったので、クソ狭かった。

P_20170208_075940.jpg
ついでにこっちが1000ウギア(約315円)の普通席エリアの様子。
もしタダで乗れる荷台ではなくて、お金を払って乗る場合は、絶対に寝台席をおすすめします。板のベッドをシェアすることになったとしても、一応自分の場所は確保できるので。
もちろん一番はこの列車に乗らないことだし、さらに言えばモーリタニアには来ないことですが。

関連記事

2017年02月 12日05:40 モーリタニア

砂漠の荒野をPageTop砂とゴミの町ヌアディブ

Comment

ショッ!衝撃ー!

良い意味で色々な経験できて、いいなー!
危険と隣り合わせな感じみたいやけど、旅の無事を祈ってます(^人^)

良い悪いは置いておいて貴重な体験やったのは間違いないわ。

どうも久しぶりです。あの列車は、ひどいぼろですよね。私も金払ったのに、小汚い台所で寝るはめになったと記憶してます。テントも盗まれましたし。
アタールからちょっと行くと、テルジットというオアシスがあり、お勧めです。

佐藤さんも乗られたんですか?!やっぱり当時からボロかったんですね。しかもテントを盗まれるってかなり大変なトラブルですね!
実はアタールを出発して100kmくらい走ったところで体調を崩して、通りかかったタクシーを捕まえてヌアクショットまで飛ばしちゃったんですよ。そんなオアシスがあったんですね。知らなかったです。

Commentの投稿

 管理人だけに表示する

 

カテゴリ
月別アーカイブ
カウンター

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

サポート