2017年2月19日
ヌアクショットから110km地点の村。

昨日はホテル兼レストランの敷地でテントを張らしてもらっていた。
お金はいいよって言ってもらえたので、お礼を言って出発。

ずいぶん木が増えてきた。
モーリタニア出国を間近に控えてサハラ砂漠が終わろうとしている。

立ちはだかるラクダ。
RPGのモンスター感があって良いですね。

集落が多い。
こんな場所でできる仕事と言えば、牛なりヤギなりラクダなりを飼うくらいなんでしょうけど、ほんとどれくらいの収入なんでしょう。

出発して45kmくらい。
道が二股に分かれている。
幹線道路を進む道は左。ロッソというセネガルとの国境の町に通じている。
ただロッソは金をぼったくられたり、強引な自称案内人に金を取られたり、悪い噂を聞くので今回は右に進む。右に進むとディアマという国境の町に着く。

なぜか4が逆。

分岐から30kmくらい進んだ村。
国境のディアマまで補給はできないと思うので、野宿の準備だけ整えて出発。

村以降、道が未舗装になる。

セネガルに近づき、水、自然が豊か。

牛たち。

道に貝殻がたくさん使われている。
ちなみに舗装路にも貝殻が混じっている。

ワニが出る説。
ここは国立公園らしくて、近くをイノシシが走るのを3回見た。
大型犬くらいの割と大きめのサイズでちょっと怖い。

村から35kmくらいで国立公園の出口になるんですが、ここの軍(?)による検問で、2000ウギア(約630円)を要求された。これは軍のこずかい稼ぎで、金をとられる場合があるとネットに書いてあった。そもそも手持ちのお金も2000ウギアあるかないかだったし、ここで払ったらセネガル最初のまともな町まで無一文になる。財布を見せて「ノーマネー」とごねたら通してもらえた。

国立公園を出てすぐにちょっとした集落があった。
ここで何かの作物を作っている。
モーリタニアに来て畑を初めて見た。

集落の子どもたち。
モロッコ南部の西サハラっていう地域では、「やーい中国人」とバカにしてくる子どもが多かったんですが(全てにおいて中国より劣っているにもかかわらず)、モーリタニアの子どもはそういうことを全く言わなかった。貧しいですけど、人は良かったと思います。
セネガルはどうなんだろう。

少し進んで茂みに入ってキャンプ。
セネガル国境まではあと10kmほど。
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