2017年10月11日
ここから天津港までは70kmかそこら。

昨日泊まったホテルは80元(約1360円)するだけあって、ものすごく居心地が良かった。今日は中国のゴール天津港まで。

時は進んでお昼。
歩道に簡易食堂が開かれていたので食べていく。

値段を聞かずに注文した。
10元(約170円)以上だったら高いし、以下だったら安いなと想像していたら、ちょうど10元でした。

モンゴル~天津港までの中国走行ですが、思ったよりも悪くは無かった。
PM2.5とトラックの排気ガスには度々苦しめられたものの、道自体はとても走りやすかった。北京の町なかなんて絶対交通渋滞や人の多さで大変だろうと思っていたのに、ほとんどストレスなく走れた。これまで通ってきたいろんな国の首都の中でもむしろ走りやすい部類だったかも。人口密度の低さ世界一のモンゴルの首都ウランバートルの方がよっぽど車通りが多かったし、イライラしながら走っていた。

天津市街から天津港までは数十km離れていて、僕は天津市街を通らずに最短距離で天津港に向かっています。

走りやすい道と追い風のおかげで昼過ぎには天津港付近の栄えているエリアに到着。
ただこの辺りはビル群が立ち並び、安宿があるようなローカルなエリアがどこなのかわからない。

ますます立派な商業地区に入ってしまう。
伊勢丹とかあるし。

カフェで休憩。
コーヒー一杯26元(約440円)。
中国の食堂で、一食の目安が20元(約340円)なので、そう思うと高い。
あと中国ではお冷が熱湯で出てくる。
沸騰させて消毒してますよという印なのかな。
初めてコップ持った時はビックリしすぎてコップを落としそうになった。

焼き栗屋さんかと思って尋ねると焼き芋でした。
食べていく。
結局天津を通ったのに栗は食べられず仕舞い。

僕が走った限り、天津港付近は工業地帯か、ビルが立ち並ぶ商業地帯しかないんですが、かろうじてローカルな食堂や安宿が集まるエリアを見つけた。
しかし8軒くらいの安宿に聞いて、泊めてくれるところは1軒だけ。しかも108元(約1800円)と僕にとってはかなり高額。

他に泊まるところが無いので、仕方なくチェックイン。
天津港には昼過ぎに着いたのに、もう時刻は6時前。
ただここも本当は外国人が泊まれないホテルだったんだと思う。
中国のホテルには、中国人用の個人情報記入フォームと外国人用のフォームの2種類がある。本当は外国人用のフォームを持っているホテルにしか泊まれないんですが、ここではたぶん、中国人用の記入ホームに無理やり当てはめて書いてたと思う。
もう世界一周も終わろうとしていますが、こんなにホテル代にお金を使った国は無かったなと思います。2回目の中国では野宿をしたのも数えるほどだったと思うし。
ともかく明日は中国脱出。
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