グアテマラの本気

まだグアテマラのアンティグアの町で,日本から送ってもらっているパソコンを待っています。
パソコンは届いていませんが,更新できるようになったので,少しずつ更新します。

2014年4月30日
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朝起きると風邪の2歩手前くらいの体調だった。
最近ずっとアップダウンのきつい道を走っていたのと,昨夜暑すぎてあまり寝られなかったことが原因だと思われる。でも朝の時点で風邪の2歩手前なら,しばらくしたら普段どおりにまで回復するはずなのであまり気にせず進む。

グアテマラ
目的地のアンティグアまではあと120kmほど。
最近は大体1日80kmくらい走っていたので,120kmの道のりを2日掛けて進むことを考えたら,距離的には楽勝なのだが,ここから壮絶な上りが待っているので,結構大変な道のりになる。
今標高300mなのだが,ここから最高地点で2100mまで上るらしい。
今日はいよいよ山岳国グアテマラの本気を見ることになる。

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出発して早速300mの上り。
しんどい。むちゃくちゃしんどいけど,妙な意地が生まれ,自転車を押さずに上りきる。

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頂上。
自転車を漕いで上りきった頂上と,自転車を押して上った頂上では,景色の見え方がまったく違うものです。頂上まで漕いで上りきったときはいつも,この景色を見せてくれた自分自身の頑張りに感謝をしている。

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ちょっと下った町で休憩。
体調は問題ないけれど,連日の走行もあって足に疲労が溜まってきている。
ゆうべもちゃんと鳥肉食べたのにな。

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盛り付けは雑だけれどうまかった。
最近はフライドチキンが多かったけれど,煮込んだ鳥もおいしい。

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町を出るとすぐに,今度は400mアップの上り。
ちょうど一番暑いお昼時なので,殺人的な日差しと相まって,いつにも増して「暑すぎて死にそう」と思いながら自転車を漕ぐ。ここでも妙な意地が発揮され,フラフラになりつつも頑張って頂上まで上りきる。
上り終えたとき,自転車を押さずに上りきれたことが奇跡のように感じられた。

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頂上の町のレストランで,焼きバナナとゲータレイドで休憩。

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ハンモックがあったのでちょっと休憩していたら,もうすでに3時。
まだ出発して30kmも進んでいないのに。今さらながら,坂道だとこんなに進めないものかと思った。

まだまだ上りは続くので,急いで出発する。
しばらく走っていると,1台の車が止まる。
そして,「どこまで行くんだ? グアテマラシティまでだったら乗せていってやるぞ」と。

このとき,僕の頭の中にはいくつかの思いがよぎった。
実は走っているときに,「もし誰かが車に乗せてくれることになったらどうしよう……」と考えていて,そのときのことが頭に浮かんだ。想像の中の僕は,「いや,ここだけは自分で走りきりたいんだ」とかっこよく断っていた。本当にそんな誘いを受けたときは断ろうと思っていたし,それだけの意気込みでこの山岳地帯に臨んでいたつもりだった。

ただ,


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300m,400mアップの坂道を自転車を押さずに上りきったことで,このときの僕はすでに完全燃焼していたのだった。やりきったという充実感で身も心も満ちていて,躊躇することなく荷台に自転車を乗せていた。
自転車を乗せているときには,「そういえばグアテマラ以降は危険だからあまり人を信用しないほうがいいって誰かが言っていたな」という記憶も頭をよぎった。
しかし,「まあでも運転手さんの身なりもきちっとしていたし大丈夫やろ」という考えにより一蹴された。

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実際,なんの問題もなくグアテマラシティまで送ってもらえた。
良かった。
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2014年05月 23日05:25 グアテマラ

アンティグア到着PageTopチーノ

Comment

とても魅力的な記事でした。
また遊びに来ます!!

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