2014年6月29日
今日の目的地は,約100km先にある首都サンホセ。
首都サンホセは標高1000mの位置にある都市。
そして今,僕たちは標高0m,海沿いの町にいるので,つまり今日は大変ということ。

気合を入れて,5時半起き,7時出発。

釣り人の朝も早い。
10kmの平坦の後,少しずつ上りが始まる。
標高100m地点
ガソリンスタンドで休憩。

昨日までずっと1号線を走ってきたけれど,今日は27号線を使って行く。あと67kmでサンホセ。
この道は高速道路になっているので路肩もあって走りやすいですが,本来この道は自転車走行禁止だそうです。止められる可能性もあるみたいなので走行する際は気をつけてください。
標高200m地点
ガソリンスタンドで休憩。

景色は良くて走りやすいんやけど,しんどい。
アップダウンがものすごく多くて,なかなか標高が上がらない。

景色はすごくいいんですけどね。
こんな景色を目の前にしても心の中では,「向こうに見えてる橋まで,またちょっと下がってるやん!」と思っています。
標高400m地点
しんどさと暑さでひょっとしたら死ぬかもしれんって思っていた。
あと水の残り具合的にも。
朝4Lあった水も,お昼にはもう無くなりかけている。
標高450m地点
小さな町のレストランで水を汲ませてもらって,とりあえず死なずにすんだ。
中米で飲む水道水は北米の水道水よりもおいしい気がする。
標高500m地点
サンホセまであと30km。
泣きそうなくらいしんどい。
標高600m地点
マンゴーの木はにおいで発見できる。
分かりにくいですが,うじゃうじゃとマンゴーが生っています。
標高800m地点
首都まで15kmの町でこの程度。
そもそもこんな山岳地帯に首都を作ったのがそもそもの間違いだと思う。
グアテマラでも同じことを思っていたけれど。
そんなことよりも,しんどい。
標高900m地点
長い坂を上り続けた先にようやくサンホセが見えてきた。
と思ったらそれはまた違う町で,さらにそこからタラタラ上った先にあるのがサンホセ。
ようやく標高1000m。まあ,ただこっからもいろいろあって大変だった。

まず今日はコスタリカのサッカーの試合だったらしい。
テンションが上がったコスタリカ人がなぜかみんな車のクラクションを鳴らしまくって,悲鳴に近い歓声を上げながら走っている。完全に頭がイカレてる。

たまにイカレてる車が通る程度だったらまだ我慢できるけれど,半分かそれ以上の車がそんな感じ。マジで。しかもここは交通量の多い首都。イカレた車のクラクションと悲鳴は常に町に鳴り響いている。心身共に疲れ果てている状態でそんな騒音を聞かされるもんだから,もうたまらん。
初めて経験する,『周りの人間が全員狂ってる』というホラー映画のような状況に恐怖に近い感情を覚える。
サンホセに到着したのは夕方5時過ぎくらいだったのだが,そこから買い物をして6時。そこから宿を探すが,目を付けていたホテルの場所が全然分からなくて,絶望の中探し回り,夜9時を過ぎてようやく到着。

ご飯を作ってありつけたのは10時を回ってから。
思い出しただけでイライラしてくるくらい大変だった。

おかわりはたくさんあります。
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