自転車

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◎自転車…スワローランドナー(ARAYA アラヤ)
自転車を選ぶ上で,僕は機能面として2点,デザイン面として2点を条件として考えた。

・機能面
①自転車のフレームが鉄(「クロモリ」と言います)でできていること
「自転車ってふつう鉄でできてるやろ」と思われるかもしれないが,確かに普通のママチャリは鉄製である。
しかしちょっといい自転車(いわゆるスポーツバイク)のフレームの素材は,大きくアルミ,カーボン,鉄(クロモリ)の3つに分かれていて,レース用などの自転車を除けば主流は安価なアルミ。それぞれに長所と短所があるのだが,鉄の長所は丈夫だということ。
この旅ではかなりの荷物を積んで1日中自転車をこぎ続けることになる。自転車にかかる負担はとても大きいので,やはり丈夫な素材を選んでおきたい。さらにもし自転車のフレームが折れるようなことがあったとしても,鉄(クロモリ)だけが溶接可能なのである。町工場みたいなところは世界中どこにでもあるようで,もしもの時はそこに駆け込めば,万事解決ということで,自転車旅行者の自転車は,多くが鉄(クロモリ)製なようだ。

②タイヤがマウンテンバイクの規格であること
日本のスポーツバイク業界で一番多く普及しているのは「700C」というサイズのものである(Cの意味とかは知りません)。
しかし世界的にみると,この「700C」のサイズというのは少ないらしく,逆にマウンテンバイクの規格のタイヤが主に流通しているようだ。自転車のタイヤは消耗品なので,どこの国でも手に入れられるよう,マウンテンバイクのタイヤのものを選んだ。

・デザイン面
①ランドナー(自転車の種類の1つ)であること
ランドナーと言うのは簡単に言えば,競輪選手がのっている自転車のタイヤを太くしたり,タイヤに泥除けを付けたりして旅仕様にしただけのものである。自転車業界の中では“古き良き旅用自転車” みたいな位置づけのようだ。
旅用自転車といっても,ランドナーじゃなければ旅ができないわけじゃないし,マウンテンバイクを旅用に改造して旅に出ている人もたくさんいる。そういう僕も実は,ハンドルについては,このランドナーのようなドロップハンドルよりも普通のマウンテンバイク用のハンドルの方が楽なんじゃないかと思ったりしている。
でもそこはあえてランドナーにこだわりたかった。
僕はマウンテンバイクよりも,なんとなくロマンが感じられるランドナーの方が好きだし(なんたって“古き良き旅用自転車”だし),ただ自転車で世界を回るのではなく,自分が好きな自転車で世界を回りたかったのだ。
馬鹿げているようだが,今回の自転車旅行はあくまでも趣味の延長だ。
趣味なのだから合理性よりも,つまらないこだわりを大切にしたいと思う。

②トップチューブが水平であること
トップチューブとは自転車に乗り降りするときに一番邪魔になりそうな横向けの棒のことである。ハンドルとサドルの間に掛かってるやつね。
これも,とてつもなくつまらないこだわりだが,僕はこのトップチューブが水平の自転車がかっこいいと思うので,そういう自転車を選んだ。
僕は現在1台のスポーツバイクを持っているが,この自転車を買うときは,デザインは完全に二の次で,機能と値段だけを見て考えて選んだ。
でもはっきり言って,色んなメーカーの自転車を見比べても,同じくらいの価格帯の自転車は機能も似たり寄ったりだし,多少の差があったとしても,そんな些細な機能差,素人にはまず分からない。だから気にする必要全く無かったなと買ってから気がついた。
たとえ値段の割にいいパーツをつけていたとしても,目立たないところにはしょぼいパーツを付けていることだってあるかもしれない。
つまり自転車選びにおいて,デザイン以外あまり気にする必要は無いと僕は思うのです。
3年間も乗り続ける一番の相棒になるのだから,見た目にも愛着の持てるかっこいい1台を選びたかった。そうして自転車を探し,最終的にたどり着いたのが「スワローランドナー」だった。
この自転車にはとても満足しているし,早くこの自転車で世界を回りたい。

2013年12月 北米終了後
特に問題なく走ってくれている。
気になるポイントを挙げるとすれば,ギアが重いこと。
多分,このランドナーはこれだけの荷物を載せて,旅をすることを想定された自転車ではない気がする。せいぜい後輪のサイドとハンドルのところにバッグを取り付けて,2,3週間程度の旅行をするのがちょうどいいのではないだろうか。もちろん世界一周もできないことはないけれど。
でもこのギアはどこかでもっと軽いのに交換するかもしれない。
デザインは非常に気に入っている。


2014年7月 中米終了後
ギアが重いのが気になっていたけれど,後輪のギア(スプロケット)を交換したので,その問題点は解消された。
今度,出てきた問題は太いタイヤが付けられないこと。具体的に言うと,1.50インチ幅のタイヤが限界。今は1.75インチ幅のタイヤを履いているので,泥除けを外さなくてはならなくなった。
世界一周しているサイクリストの自転車のタイヤっていうのは1.75~2.00インチ幅くらいが多分標準。
やっぱりこの自転車は世界一周用というよりかは,数週間から1ヶ月程度の自転車旅行に適していると感じる。別に世界一周も問題なく出来るんですけどね。
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2013年04月 12日15:01 持ち物

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