恐怖の泥地獄

2015年1月11日
ボリビア5

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ウユニ塩湖に入るまではもう50kmを切ってる。
未舗装路とはいえ,今日中には余裕でウユニ塩湖に入れるはず。

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1時間くらい走って,サリナスという町が見えてきた。

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中央広場もあって意外とちゃんとした町だった。
一応ホテル,レストランがあって,商店では野菜,くだものが買える。
もうウユニ入り間近だからって,ここのレストランで余裕ぶっこいて1時間くらいパソコンの充電がてら休憩。

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10時ごろ,いよいよウユニ塩湖に向けて出発。
未舗装路だけれど景色が良いので気持ちよく走れる。

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だんだん道がわからなくなってきた。

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そして,道がぬかるんできた。
やばい。

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車輪が回らなくなる。
乗るどころか押すこともできない。

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両手でハンドルとサドルを持ち,後ろ向きになって綱引きの要領で引きずってできた跡。

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ちょっと地面が固くなってきたので,30分くらい掛けて泥を取り除く。

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完全復活。
……って思うやん?

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またすぐに泥にまみれる。
もう靴を脱いで裸足になる。

ウユニ1
現在の状況。
白い部分はウユニ塩湖。
道がないので最短を抜けようとして泥ゾーンにハマった模様。
グーグルマップでは道の表記があるけれど,本当に道らしい道があるのかは不明。
道の表記通りに,もっと山沿いに抜けていれば泥を回避できたのかも不明。

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10分くらい呆然と景色を眺めた後,覚悟を決める。

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自転車と荷物をバラバラに担いで運ぶ。

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一式運ぶのに何往復もしないといけないから,たった500mくらい運ぶのに2~3時間は掛かってる。

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一応,泥に囲まれた孤島みたいなところまで運んできたのだが,ここまで来て,
「これひょっとして道間違ってへん?」
っていう疑問が頭をよぎる。

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このまま進んで確実に町があるんやったら行くけど,本当にこの先の道は正解なのか? そんな迷いを抱えながら進めるような道じゃない。
なんせたった500m程度進むのに2~3時間掛かっていて,この先この泥ゾーンがあと何km続くのか見当もつかないような状況。
もう僕はここで死ぬんじゃないかって思ってた。
とりあえずもう夕方なので,ここにテントを張る。
テントを張ろうとしたところでものすごい強風が吹く。

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荒ぶるテント。
って冗談言っている場合じゃなくて本当にやばかった。
この直後,さらに風が強まり,僕の持っている全ての荷物をテントに入れていても吹き飛ばされそうなくらいだった。だから僕が重りとしてテントに入ってただじっと強風に耐えていなければならない。
全く動けないので,ペグ(テントを固定する釘)を打ちに外に出る余裕もない。
ご飯も作れないし,持っていたトマトとゆで卵だけをかろうじて寝ながら食べる。辛い。
旅行を始めて1年半,初めて「もう自転車旅を辞めて家に帰りたい」という思いが少し,頭をよぎった。
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