最後のひと波乱

2015年4月27日
オナイシン

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小屋にテントを張っていたので寒さはマシかなと思いきや,むしろ昨日よりも寒かった。
もうゴールのウシュアイアまでは350kmほど,あと一息というところなのですが,ちゃんと自転車もってくれんのかなってくらい色々トラブルを抱えている。

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とりあえず,タイヤのスポーク折れ,ちょくちょくペダルが空回りしてしまう現象。キャリアのネジが折れて結束バンドで止められている状況など。毎日新たな怪我が増えていくので無事ウシュアイアまで完走できるのか不安しかない。

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昨夜はできるかぎりその修理をしていたのですが,一度タイヤの空気を抜いてスポークの調整をして,また空気を入れ直す時に,なんと空気入れまで故障していて,空気を入れることができなかった。
これは絶望の中,全てを投げ出してふて寝して,翌朝撮影された小屋の状況。
ゆうべ,たまたまサイクリストがこの小屋に来て,空気入れを貸してくれるっていう夢を見たのだが,現実はそんな都合良くはないのであった。

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周囲100kmくらいまともな町がないところなので,とりあえずヒッチハイクしかない。
しかし,こんなハテノハテ星雲みたいな過疎地域を通る車なんてごくわずか。
たまに来る車もトラックが多くて,乗せてくれそうな車が通るのは1時間に1~2台。

寒空の下,3時間半親指を立て続け,やっと車が止まる。
その車も普通の自家用車サイズですでに結構な荷物を積んであった。
車のおばさんが「乗せてあげたいのは山々やけど,スペースがあんま無いねんな~」と言いながらしばらく考え込んだ後に,
「よし! ばもす!」
って言ってくれたときは嬉しくてちょっと泣きそうになった。

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自転車のタイヤを外し,強引に詰め込んで出発。
そして50kmほど進み,国境を越え再びアルゼンチンに入国し,そこから100km弱送ってもらってリオグランデという町に到着。

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おまけに自転車屋さんまで送ってもらい,本当に助かった。
感謝。

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ここからウシュアイアまでは200km。2日で到着できる距離なのだが,いろいろ悪いところを直してもらって6000円くらい掛かってしまったのが誤算だった。後輪のスポークも折れていたのは1本だけだったのだが,他のスポークもかなりガタがきていたようで結局全部張替えだったし。でもあとたった200kmの間にまた走行不能になってヒッチハイクはシャレにならんので我慢する。

今日は久々に消防署でのキャンプ。
エルチャルテンで別れて先を進んでいるナオキさんに教えてもらっていたのだった。
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