待ちに徹する

2016年11月25日
モロッコ7
昨日はカサブランカ在住のワシーというおじさんの家に泊めてもらっていた。
今日出発するのか、連泊させてもらうのか、それについて一切話をしていなかったんですが、向こうの態度が、「しばらく居るんやろ?」って雰囲気だったので、とりあえず流れに身を任せる。

朝ご飯を食べた後、目的地を言わずにバイクの後ろに乗せて、とりあえず連れていかれた先は病院だった。彼の受診があったらしい。「バイクで待ってて」と言われて彼が帰ってきたのは1時間後。
この時点ではまだ全く気にはせず。
「大丈夫なん?」と聞いて、「うん、大丈夫やで」という会話があって終わり。

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そして向かった先は大きなモスク(イスラム教の教会みたいなの)。

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かなり立派で、モロッコで見たモスクでは最大だと思う。
海岸沿いにあるモスクで、写真を撮った後に広場のベンチで休憩する。

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ベンチに座って1時間くらい経つんですが、彼は移動する気配がない。
いつまでここに居るんだろうと思った矢先、モスクからお経みたいな放送が流れる。
時刻はお昼の12時。
「お祈りに行ってくるし、ちょっと待ってて」
と言われ、しばし待機することに。

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ぞろぞろと人が入っていく。
なぜか入場の時間にかなり幅が持たれていて、12時から13時に掛けて人が入っていく。
そして13時過ぎから10分程度、みんなで一斉にお祈りをした後に、彼が戻ってきた。この広場には2時間半以上、座っていたことになる。さっきから待ってばかりやなとは思いましたが、イスラム教のお祈りはわかっていたことなので、しょうがないところがある。

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その後、海岸沿いをバイクで走り、海をボーッと見続ける時間を挟んだのちに向かったのはモロッコモール。
かなり先進的なモール。

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彼が人に訪ねながら、どこかしらに向かっている。
彼は「カモン」としか言わないので、僕はただ着いていくだけ。英語でちゃんと会話ができないので詳しく聞くこともできない。

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着いた先はお祈りスペース。
「ちょっと待ってて」と。
イスラム教では1日5回のお祈りがある。
ここでは1時間弱待っていたんですけど、スタバのwifiでネット接続できていたので問題はなし。
ただ、イスラム教の人と出かけるとめんどくさいなとは思い始めている。
結局何も買わず、どこの店にも入らず、モロッコモールを後にする。

さらにその後、モールからなぜかタクシーに乗せられ連れて行かれたのは、ビルの一室。
なにやら旅行会社っぽい雰囲気も感じられたんですが、詳しくは謎のまま。
ここでも彼の話し合いを、1時間以上ひたすら待ち続ける。

またわざわざタクシーでモールまで戻り、バイクを取りに行き、家まで帰る。
今日1日、ほとんど待つことしかしていなかったんですが、時刻はもう夕方6時半。
小さなバイクなので後ろに乗るのもけっこうしんどくて、家に着いた時にはグッタリ。

やっと休めると思ったのに、彼はバイクをマンションの前に止めたまま部屋に入っていく。そして部屋から大きな荷物を持ってきて、僕に「レッツゴー」と。
彼は英語があまり話せないので、どこに連れていかれるかなどの説明は一切なし。「うわ~勘弁してくれ~」と心の中で思いつつ、言われるがままにバイクの後ろに再び乗る。

その荷物をどこかに届けに行きたかったらしいんですが、その家までの道のりがまた長く、片道4,50分、またバイクの後ろでしんどい態勢のまま耐えていた。
夜8時半過ぎ、疲労困憊で今度こそ帰宅。

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お世話になっている身なので、こういうことは言いにくいんですが、素直で正直なブログを心掛けているので、書き綴っておきます。
彼は間違いなく親切だし気遣いもしてくれる男ではあるんですが、その気遣いがあまりかみ合わず、かつ強引なところがあり、彼と過ごす時間はあまり居心地が良いとは言い難かったです。

親切がかみ合わない一例を挙げると、昨日の寝る時の話。
僕はホテルでも基本的に持っている寝袋を掛け布団みたいにして寝ている。ダウンの寝袋は言ってしまえば羽毛布団のようなものなので、少なくともモロッコの安ホテルの布団よりは寝心地が良いから。

いつもこれで寝ているから、今日も寝袋で寝ると彼に伝えるんですが、彼は「いや、ダメだ」と。
寝袋の羽毛の軽さが頼りなさげに映ったのか、「こっちの方が暖かい。こっちの布団で寝ろ」と、毛布とカーペットの間くらいの硬さ、重さの毛布を僕に掛ける。そして同時に「1(ワン)」とカウントを始める。
彼の向こうには同じような重そうな毛布が高く積みあがっている。
一体これを何枚掛けるつもりなんだ。
「いやいやいや! ほんっとにこれで大丈夫だから!」と強引に寝袋に包まる。
彼のかみ合わない親切を断るのにもイチイチ体力を使うので、正直めんどくさかったです。

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2016年12月 05日05:05 モロッコ

実は安かったカサブランカの安宿PageTop向かい風と雨

Comment

まさにありがた迷惑ですね。
面白いブログに出会え、楽しませてもらってます。

ほんとにすごくいい人ではあったので、悪く言うのは心苦しいんですけどね。
このブログもあと1年くらいは続くので、また楽しんでください。

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